■2004年極私的TOP20【映画編】■
2004年に映画館で観た映画は延べ110本(日本91本、外国19本)ですが、日本映画のうち1本は2度観ているので、実質はこれより1本少ないということになります。これらの中から日本映画は20本、外国映画は10本を選んで順位をつけたのが以下。さらに両者を統合して映画全体のTOP10も選んでみました。
【日本映画TOP20】
- 1.下妻物語
- アニメまで使った様々な映像効果と、テンポの良い演出が素晴らしい
- 2.花とアリス
- 2時間を超える上映時間を感じさせないほどにぐいぐい引っ張る力がスゴい
- 2.問題のない私たち
- 問題がアッサリ解決してしまう感なきにしもあらずだが、後味が良い
- 4.深呼吸の必要
- 淡々としていながらいつの間にか感情移入させる不思議な魅力があった
- 4.恋愛小説
- 終盤での不意打ちのような泣かせ方が卑怯なまでに巧い
- 4.茶の味
- 全体的にはすっトボけていながら、クライマックスで泣かせるのが見事
- 7.丹下左膳 百万両の壺
- ノンビリしてユーモラスなところに殺陣でアクセントがついているというリズムが心地良い
- 8.ロード88 [出会い路、四国へ]
- よく出来た感動作。映画初出演・初主演の村川絵梨も初々しく好演
- 9.ゴジラ FINAL WARS
- 最終作にふさわしい壮大なスケールのお祭り映画として楽しむ
- 10.ゴーストシャウト
- まず笑わせてからハラハラさせさらにホロリとさせるストーリー展開が良い
- 10.インストール
- 片岡K監督、TV界で培われた独特の映像センスを遺憾なく発揮
- 12.クリスマス★クリスマス
- マニアックな(通好みとも言う)キャスティングがユニーク
- 13.バーバー吉野
- どことなく懐かしい雰囲気と微笑ましいストーリーが良い
- 14.キューティーハニー
- まさに“実写版アニメ”な技法「ハニメーション」をはじめとして楽しい
- 15.スウィングガールズ
- 音楽の楽しさを端的に見せてくれて気分爽快
- 16.いま、会いにゆきます
- 前半はやや冗長だが、後半で明かされる事の真相が見事
- 17.犬猫
- 説明調のセリフを排した日常的な会話と画だけによる表現と、全体に漂う“やさしい雰囲気”が良い
- 18.想色 −オモイ・ノ・イロ−
- 高校以来の仲良し3人組がそれぞれの挫折を経て、友人の大切さを改めてかみしめるラストがとても良い
- 19.恋文日和
- キャスティングが新鮮で微笑ましい内容と相俟って楽しい
- 20.きょうのできごと a day on the planet
- 原作通りではあるが時制を入れ替えて見せる構造が面白い
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【外国映画TOP10】
- 1.フォーチュン・クッキー
- たっぷり笑わせておいて、最後にホロリとさせるツクリが巧み
- 2.エイリアンVS.プレデター
- “夢の顔合わせ”を実現したばかりでなく、両者のイイトコ取りで満足
- 3.僕の彼女を紹介します
- 同じ監督・主演女優コンビの前作には及ばないが、それなりによく出来ていた
- 4.サンダーバード
- 物語的にはツッコミどころ満載ながら、とにかくアレを実写にするのはスゴい
- 5.ウォルター少年と、夏の休日
- マイケル・ケイン、ロバート・デュバルの元気なジイさんぶりが何ともカッコ良い
- 6.スパイダーマン2
- 前作にも増してヒーローであることの苦悩を描いたのがイイ
- 7.スクール・オブ・ロック
- 数々のロックの名曲を使い、また劇中でも演奏したりして楽しい
- 8.ラスト・サムライ
- クライマックスの戦闘シーンを筆頭に観応えがあった
- 9.スカイ・キャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
- 実写の人物とCGによる背景等を見事に融合させた映像テクニックは素晴らしい
- 10.アイ,ロボット
- 事件の真相が解き明かされてゆく過程と、クライマックスのアクション・シーンが面白かった
【総合TOP10】
1.下妻物語
2.花とアリス
2.問題のない私たち
4.深呼吸の必要
4.恋愛小説
4.茶の味
7.丹下左膳 百万両の壺
8.ロード88 [出会い路、四国へ]
9.フォーチュン・クッキー
10.ゴジラ FINAL WARS
10.エイリアンVS.プレデター