■2002年TOP20【映画】■
2002年に映画館で観た映画は延べ85本(日本63本、外国22本)。うち前年以前に観たものの再見や2回観たもの、また昭和時代の旧作を特集上映で観たものを除くと実質78本(日本58本、外国20本)の新作を観たことになります。
で、これらの中から日本映画は20本、外国映画は10本を選んで順位をつけたのが以下。さらに両者を統合して映画全体のTOP10も選んでみました。
【日本映画TOP20】
- 1.クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
- 深い余韻を残すエンディングをはじめとして名場面たっぷりの秀作
- 2.ピンポン
- キャラ立ちまくりの登場人物たちと映像技術が見事に融合
- 3.とらばいゆ
- 強気な棋士姉妹とそのパートナーたる男性2人の会話劇が楽しい
- 4.八月の幻
- 地味ではあるが叙情的な物語に幻想風味も加えた佳作
- 5.刑務所の中
- 全体に漂うのほほんとした雰囲気がヨロシイ
- 6.ハッシュ!
- 『とらばいゆ』同様に会話中心で「家族とは?」を追求した佳作
- 7.修羅雪姫
- “鎖国を続けている国”を表現する映像と釈由美子の熱演がイイ
- 8.ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険!
- 3Dアニメのなめらかさ・美しさに加え現実とリンクしたまとめ方も巧い
- 9.WXIII PATLABOR THE MOVIE3
- 「今度は怪獣映画だ!」な とり・みき の脚本に拍手
- 10.パルコ・フィクション
- すっトボケた短編連作。チープさとおバカさが好き
- 11.リターナー
- ツッコミどころも少なくないが映像は見事だしとにかく楽しい
- 12.AIKI
- クライマックス・結末が類型的でなければもっと上位…
- 13.突入せよ!「あさま山荘」事件
- 前半の程よい笑いと後半の緊張感の対比が見事
- 14.千年女優
- アニメならではの時空を超越した表現方法が独特
- 15.木曜組曲
- いかにも恩田陸(原作)な物語と豪華女優陣の共演がイイ
- 16.KT
- “『JFK』日本版”のような政治サスペンス。キャストがなかなか
- 17.自殺サークル
- 全体的に『CURE』に似ていながら、もっとコワい!
- 18.富江 最終章 −禁断の果実−
- 真の主役(?)國村隼の名演を筆頭に“アヤしさ”が独特の味
- 19.今昔伝奇 座敷童 百物語
- 『椿三十郎』チックな導入部と終盤の因縁噺がイイ
- 20.TRICK -劇場版-
- TVシリーズの延長ではあるがやはり面白い
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【外国映画TOP10】
- 1.月のひつじ
- “悪役”がなく、全体的にのどかでユーモラスなのが心地好い
- 2.トリプルX
- ひたすらノーテンキなスパイ・アクション。娯楽映画はこうでなくっちゃ
- 3.火山高
- 『少林サッカー』と似た部分もありながらこちらの方が洗練された感じ
- 4.SPY_N
- 体をはったアクションのたたみかけが素晴らしい
- 5.ラスト・キャッスル
- 結末に消化不良感は残るがクライマックスは爽快
- 6.マーサの幸せレシピ
- 期待したほどホロリとできなかったが、それなりによい出来
- 7.スパイダーマン
- 娯楽作品とはいえダークな部分も描くとは、さすがサム・ライミ
- 8.ショウタイム
- デ・ニーロ&E・マーフィーの競演の割にはパッとしなかったような…
- 9.スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- 物語は旧3部作に及ばないが映像は格段に進歩して長さを感じさせず
- 10.アイ・アム・サム
- 意外にも笑えるシーンが多く、良い意味で期待を裏切ってくれた
【総合TOP10】
1.クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
2.ピンポン
3.とらばいゆ
4.八月の幻
5.月のひつじ
6.トリプルX
7.火山高
8.SPY_N
9.刑務所の中
10.ハッシュ!