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(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)

■2009年12月の結果と2010年1月の予定■

芝居は3ヶ月連続で月間最多記録を更新してついに50本に達したが、その増えた分だけ映画が減り、芝居+映画の本数は3ヶ月ステイ…

 【じべ 2010.1.26】

(12月の結果)■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【芝居】

1日(火)S 『シャッフルルーム』東京おいっす!@「劇」小劇場
レイ・クーニーの作品にインスパイアされたファルス(笑劇)。このテの作品の定番である嘘や思い違い、勘違いと偶然の一致の数々はよく計算されているし、原典の「あるシカケ」を応用するために創り上げた設定も見事だし、キャラもそれぞれ良くて満足

2日(水)S 『奇々怪々 〜もののけ達の夜〜』カートプロモーション@SPACE107
冒頭の殺陣でS.E.に頼りすぎ、次いでは盆を回しすぎと序盤で立て続けに困った演出があり不安が増大したものの、そこ以降はノーマルで一安心…というか全体的によくできているだけに出だしの2点が大きく足を引っ張っているのが残念

3日(木)M 『トナカイ ブルース』GENKI Produce@笹塚ファクトリー
サンタクロースが実在し、しかも人間に姿を変えたトナカイが探しに来るなどというトンデモ系(笑)な設定ながら、ヘンにリアリティがある…とまではいかないにしても、芝居のウソとして十分に納得できてしまうのは菅野臣太朗マジックか?

3日(木)S 『抗菌バスターZ3 チェンジ』ACファクトリー@シアターサンモール
無生物である薬効成分を擬人化するという反則ワザを使っているが「面白ければ何でもアリ」として容認。またその薬効成分たちの衣裳のアイデアが愉快な上にストロボと音効を使った「なんちゃってバク転」や幻想シーンの舞台ならではな表現も○

4日(金)M 『相沢さん家の結婚式』波天南人@テアトルBONBON
実際の控室を覗き見しているようにリアルな前半、複数の隠し事がいつ発覚するかハラハラさせるとともに笑わせる中盤、家族のつながり、あたたかさが強調される終盤と三段構えのツクリが巧みで、その内容も含めてテッパンな仕上がり

4日(金)S 『月いづる邦 −mother moon−』La Compagnie“A-n”@座・高円寺1
音楽とジェストダンスが融合して創り上げるパフォーマンス、母の想い、母への想いからヒト(個人・人類とも)の来し方、行く末など、哲学的とも言える内容だけに抽象的な表現がよく似合い、そのシームレスで次々と変容して行く流れにひたすら身を任せる

5日(土)M 『Q&A』AchiTION!@しもきた空間リバティ
提示された疑問の解答が終盤で明かされるスタイルの短篇オムニバス。基本はコメディだが、ラスト1編のみ「今までの登場人物の中にいる嘘つきを射殺すれば解放される」というサスペンス系で、一応解決はするものの謎を残して終わるのがニクい

5日(土)S 『天使の涙 竜眼堂物語〜VOL.1〜』NAOTO KINE + IOH Project@シアター711
趣味でフォークグループも組んでいる骨董屋主人を中心に、店を訪ねて来た娘や主人の息子などもからませたストーリーは従来のIOHとはちょっと異なるが時にユーモラスでわかりやすく、小路幸也の「東京バンドワゴン」シリーズと通ずるニオイも感ずる

6日(日)M 『生の瑕疵』集団 as if 〜@萬劇場
高校の映画同好会時代の回想が中心でインプロまであるコミカルな前半と主人公が友人によってもたらされた薬物に溺れて行くシリアスな後半という大きな落差に加えてかなりビターテイストな結末なのにもかかわらず重くならず後味も悪くないのが不思議

6日(日)S 『見えざるモノの生き残り』イキウメ@紀伊國屋ホール
得体の知れない漠然とした不安感が通奏低音のように流れる身近なSF、な世界とはオモムキを変えた「第二形態のイキウメ」、適度なユーモアは以前もあったし、終盤の展開はやはりイキウメだし、ラストのツクリも巧みで、前川流の「幸福論」を堪能

7日(月)M 『カタルシス夢十夜』ムシラセ69@王子小劇場
漱石の「夢十夜」同様各編とも夢の中のあの不条理感・不思議感・脈絡の無さなどをうまく表現しており、第1話ラストのゾクッとする感覚、第2話のフシギさなどが印象的。また、途中に出てきた「百年」「竹の花」にニヤリとし、ラストはほとんど狂喜乱舞

7日(月)S 『ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル』猫の会@d−倉庫
一言で表現すれば「オトナの童話」。人の言葉を解する猫やその他の動物たちも絡めて描く「悪人」などいない「ほっこり」とした優しい世界。ある時点でそれまで断片的に提示されてきた情報たちが次々と関連付いて全体像が見えてくるのが快感

8日(火)S 『太陽と下着の見える町』庭劇団ペニノ@にしすがも創造舎
複数のシーンをザッピング感覚で見せるスタイル。個々の演技自体は具体的なのに、それによって表現するものが抽象的、という印象で音楽に喩えれば現代音楽、「考えるのではなく感じる」タイプだが、あまり共感(あるいは共鳴)できずちょっと苦手

9日(水)M 『最高傑作 −MAGNUM OPUS−』劇団銀石@Gallery LE DECO 4(12月の特選芝居)
一言で表現すれば「カレル・チャペックが底流にある新創世記」、詩的でリズミカルかつ時には言葉遊びも含む台詞は耳当たりが良く、内容的にはシリアスな部分もあるがその台詞回しや衣裳からどことなくメルへンチックで「やわらかい」印象も受ける

9日(水)S 『ヤマト版 仮名手本忠臣蔵』笑劇ヤマト魂@ザ・ポケット
松の廊下での刃傷沙汰をネタにして実録ものと銘打った芝居を3日で公演中止にされた二代目竹田出雲がその続編として創作した「仮名手本忠臣蔵」の脚本を大石家に持ち込み、それに誘発された主税の主導で討ち入り決行という発想がユニーク

10日(木)S 『コーポ桜木101号室』劇団離風霊船@シアターBONBON
普段は1つの事件や事故などをモチーフにしているのが、今回は現代社会の病巣オンパレードか?と思っていたら、後半はタイムスリップものの様相を呈して一粒で二度オイシイ「ファンタジック・コメディ」、終盤までヤマがあるのはさすがベテラン

11日(金)M 『Speak of the Devil I』劇団S.W.A.T!@「劇」小劇場
05年12月の初演も観ていたが、改めて観ると、ジャンゴとそのしもべ、それにジャンゴのライバルである悪魔シンゴ以外の登場人物は3人だけと非常にシンプルながらシッカリ作られており、基本に忠実と言おうか「スタンダードな原点」という感じ

12日(土)M 『海獣』劇団桟敷童子@鈴木興産株式会社第2スタジオ内特設劇場
羅紗緬哀歌を中心に、開国という時代の流れに押し潰されそうになりながらも力強く生き抜いて行く庶民のしぶとさも描いて骨太な印象なのはここの持ち味だが、クライマックス的な場面の後に複数の波乱がありヤマ場が分散して焦点が定まらない感あり

12日(土)S 『プルーフ/証明(Reprise)』DULL−COLORED POP@SPACE EDGE
テーブルと3脚の椅子のみという可能な限りそぎ落とした装置で演ずるのは映画で言えば全編「寄りの画」、演技がクローズアップされて濃密な印象。また、1幕・2幕とも照明がストンと落ちる幕切れなのが潔いと言おうか切れ味が鋭いと言おうか、鮮やか

13日(日)M 『狂鬼 〜桜舞う春の夕暮れ〜 転生』黒虹produce@劇場HOPE
芝居自体は「良いところもあるが残念な部分も散見される」(←「良くも悪くもない」よりはずっとイイ)出来ながら「遅れている客がいるので」という呪文を唱えさえすれば開演が20分ほど遅れても構わないと勘違いしている無神経なスタッフに呆れる

13日(日)S 『カラフルな猫』空猫たふたふ。@タコスカフェ
若干誇張されているもののいかにもいそうな登場人物たちによる会話自体が自然でリアリティがあるのに「リアルプレイス」の芝居なこともあって臨場感たっぷり。基本的には笑いながら、時には共感し、時には羨望(?)しての85分、楽しかったなぁ

15日(火)M 『カラクリ雪之JOE変化』ヘロヘロQカムパニー@前進座劇場
カラクリ人形・雪之丞を演じた小西克幸のいかにもな動きが何とも良く、一見天守閣内部風の装置ではありながら、舞台下手後方の壁と左右の額縁部分に空や城の外観など映像を投射することによって山中や城内の牢を表現するアイデアもイイ

16日(水)M 『Speak of the Devil II』劇団S.W.A.T!@「劇」小劇場
続編は1作目と同工異曲に仕上げておき3作目から新機軸を打ち出すのが一般的(←私見)な中、本作は新趣向を惜しげもなく投入して見事、基本的にはコメディながら終盤でホロリとさせ、さらにジャンゴの決断はどちらなのかハラハラさせるのが巧い

16日(水)S 『イマーゴメモリ 〜Imago Memory』DMF@SPACE107
勧善懲悪やそれぞれに理のある勢力の対立という単純な図式ではない上に複数の「キャラの立場」が二転三転するのでちょっと面倒臭いが、すべて夢落ち?風なエピローグ(プロローグと対になっている)も含めて三部作完結の達成感的なモノもあり満足

17日(木)M 『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』演劇集団キャラメルボックス@サンシャイン劇場
主人公の耳に届くようになった他者の心の声の表現方法や現在と回想シーンのクロスのさせ方が上手く、家族のつながりに犯罪絡みのサスペンス要素を盛り込んだストーリーもよくできていて、新作として久々のクリーンヒット、という感じ

17日(木)S 『FUNNY ALIEN’S SHOW』YANKEE STADIUM 20XX@アイピット目白
超技巧的なジャグリングを見せてツカミはオッケー、その後は観客全員参加型もあるパフォーマンスが中心の前半と、休憩を挟んで「パピプペポ星人」たちの日常をオムニバスコント風に見せる後半という構成も良くて時間の経つのがアッと言う間

18日(金)M 『FUTURE』ブラジル@下北沢・駅前劇場
アパートの隣か向かい合わせの部屋での同時期のことかと思わせておき、終盤で時期が異なることを示唆し、さらにそのスパンがかなり大きいことを明かす終わり方が鮮やか。そこまでに観客を勘違いさせる要素をさり気なく織り込んで煙に巻くのが見事

18日(金)S 『モンキー・チョップ・ブルックナー!!』ひょっとこ乱舞@シアタートラム
比較的静かに始まって次第に加速して広がりやがて沈静化し終わるのは線香花火の如し…いや、出発点に戻るのでジェットコースター? 同じ状況ながら立場が変わっているラストは時間もののSFにもあるパターンだが、「してやられた」感じが心地好い

19日(土)M 『天河鈴の妖霊病症録 〜鬼の巻〜』《RELAX》@六行会ホール
人間界で思い悩み行き場の無くなった心あるいは魂が迷い込んだ妖怪たちの世界で癒される(?)という世界観の物語。和洋双方が同居した妖怪世界ではそれぞれキャラが活かされているものの、一部の元ネタを知らなかったのがちょっとクヤしい

19日(土)S 『西遊記前戯』スキマニ@ブディストホール
孫悟空と玄奘三蔵が猪八戒や沙悟浄と出会い「3人のお伴」が揃うまでを描いたもので、悟空、八戒、悟浄の化け物としての面を強調しているのが新しい。また、見た目だけでなく台詞回しや感情表現などにも歌舞伎&アングラのテイストをたっぷり感じる

20日(日)M 『幸福な王子』YOsuka@遊空間がざびぃ
オスカー・ワイルドの「幸福な王子」に忠実なストーリーとそれをベースにしたオリジナルストーリーの“主題と変奏曲”的なスタイル。オリジナルの部分が原典の変奏であるばかりでなく、実はスピンアウト的な逸話であると終盤で明かすのが巧い

20日(日)S 『おぼろ』ゲキバカ@吉祥寺シアター
比較的基本に忠実な義賊ものに「500年後から来た双子」などというトンデモ系(笑)の要素を加えたコメディ風味の娯楽時代劇で、ZABADAKや上々颱風、スウィングジャズも使う選曲や台詞にさり気なく織り込まれた歌詞にツボを突かれる

21日(月)M 『protest』劇団熱血天使@シアター・ミラクル
クロムウェル(とその妻)を紀元前のギリシアを民主化に導いたクレイステネス(とその妻)の転生とし、かつてのギリシアの巫女が彼らを導くという「裏歴史」的な発想が面白い上に、「胡蝶の夢」風にしたエピローグにツボを突かれる

21日(月)S 『男舞 〜オトコマイ〜』劇団男魂@シアターグリーン BOX in BOX THEATER
極道×HIPHOPというミスマッチなものを、リアリティはともかく(笑)芝居のウソとして十分に成立させているばかりでなく、極道についても「美学」と「コワい部分」の両面を描き、さらにコメディ要素や親子ネタまでバランス良く取り入れて見事

22日(火)M 『舞台 パッチギ!』フジテレビジョン/シネカノン@新国立劇場 中劇場
ちょっとした設定の違いはありつつ、原作である映画と同じ羽原大介の脚本(&井筒和幸の総監修)なので、映画が大のお気に入りである身にとっても文句ナシ。特に映画でカットを重ねて見せたクライマックスを舞台ならではの表現で見せてくれたのが◎

22日(火)S 『Speak of the Devil III』劇団S.W.A.T!@「劇」小劇場
掟破りな始まり方をしつつも以降は前2作での「お約束」をキチンと踏襲しながらも「最大の敵」「ピンチに陥った主人公に力を貸すライバル」などの新要素を加えて完結編に相応しい仕上がり。甘えに起因する疎ましさを上回る姉妹愛で泣かせるのも巧い

23日(水)M 『タマリ』劇団K助@シアターグリーン BIG TREE THEATER
基本的にはコメディだが、かつて人気を博したものの「どん底」な面々がポジティブになる終盤は感動的だし、存在感が薄く唯一見せ場がなかった元アイドルにスポットが当たる締め方も良く序盤で挙げた「盛り上がる要素」が最終的にすべて揃うのは巧い

23日(水)S 『トムとぼくらのLOVE6ナイト』劇団6番シード@小劇場GEKIBA
劇団6番シードのファンクラブイベント。場面観客選択式裁判劇とバラエティコーナーという構成で、本当に似ていたりいかにもそんな感じっぽかったりな「モノマネ選手権」が楽しく、「あの人」が昔「あんな番組」に出ていたというのにはビックリ

24日(木)M 『108本のびんといくつものため息』空鼎鬧@劇場HOPE
短篇を3編ずつまとめた3プログラムのうちの1本。3編それぞれ面白かったが、プロローグ、エピローグと各編の合間に演じられる挿話が半端なのは惜しい。とはいえ、最後のびんの演奏がステキだったので「終わり良ければすべて良し」かも…?

24日(木)S 『音もなくしぐれ降る晩秋にて候』プロペラ☆サーカス@d−倉庫
信長を中心とした戦国絵巻、2〜3役を演じる役者が複数いたり、中心部分とは違う時期のシーンが時折差し挟まれたりするので、その頃の史実に疎い身としてついて行くのが大変ではあったが「信長史」を2時間弱に圧縮したのはアッパレ

25日(金)M 『椅子』ZORA@シアター イワト
廃墟のような部屋(加藤ちかの美術もイイ)で暮らし、いかにもイヨネスコな会話を交わす老夫婦の素状が、終盤で「弁士」が現れることで判明するのが舞台表現ならではで面白い。また、終演後に舞台を軍艦島に設定した翻案であると聞き大いに納得

25日(金)S 『オサムシ』バジリコ・F・バジオ@下北沢・駅前劇場
Last Brandの『明日のアトム』とはアプローチが全く異なる「裏手塚治虫史」、手塚マンガのキャラを「仮装大賞か!(笑)」な扮装や人形で登場させたり、マンガやマンガ家のネタが満載だったりもして、おそらく大半がワカった身としてかなりウケる

26日(土)M・S 『ヒットパレードスペシャル(C・B・A)』tea for two@劇場MOMO
新旧のJ−POPにインスパイアされた20分前後の短篇4編を組み合わせたオムニバス。各編とも面白かったが、中でもCプロ4編目「すてきなホリディ」の心温まる“小さな奇蹟”とBプロ4編目「サイレント・イヴ」の独特にして抜群な構成が心に残る

27日(日)M 『すこやか息子』柿喰う客@王子小劇場
エアロビクス風NHK子供向け教育番組(笑)的に非常にわかり易く親族・姻族関係を説明する中に家族の絆をシッカリ描き込んで好感。「すこやか息子」の質問への簡潔かつ的確な回答にハタとひざを打ち、いくつかの形態の家族との死別にはホロリ

27日(日)S 『メッテルニヒ飛行場』トリのマーク(通称)@ザ・スズナリ
「かつてアパートであったところ」の未来の様子を見せるシリーズ、どこかのどかで、しかし微妙にシュールな状況が、終盤で思い切りシュールに変化するのがここらしい…か? また、待って待って待ちわびて…な展開に漱石の「夢十夜」を連想

28日(月)S・30日(水)S 『くらやみに降る雪』and Me@SPACE EDGE
事前情報の通り今までの4作品とはテイストが異なる。プロローグの後半からかつてなくシリアスな雰囲気が漂い、緊張感がある感じ。だからこそ、過去の事故を乗り越えて歩き出す結末は優しく、タイトル通りに雪が降るラストシーンは美しい

30日(水)M 『RED&WHITE』THE DISCO QUEEN produces GOLD MEMBER@タイニイアリス
大晦日恒例の「国民行事的番組」本番中のトラブルを描いたコメディ。元ネタを知っていればより笑えるエピソードばかりでなく、売れないインディーズバンドの事情から最近の某番組への皮肉・批判も盛り込み、最後にはちょっとした感動要素も加えて見事

【LIVE】

11日(金) レッド・プリースト@浜離宮朝日ホール(12月の特選LIVE)
バッハの作品群はもちろんそれぞれ面白いが、やはり原曲を知っているものの方がより面白く感じられる。目玉であるヴィヴァルディの「四季」全曲は前回同様遊び心たっぷりの演出が楽しく、4回にも及ぶアンコールも含めて大いに満足

【CD】

アルバム
「シェリル・ノーム starring May’n/UNIVERSAL BUNNY」(12月の特選アルバム)を購入

シングル
(購入せず)

【映画】

29日(火) 『劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン4(12月の特選日本映画)
終盤の展開はほぼオリジナル新作で、ファーストマクロスのTVシリーズと映画版以上に隔たっているものの、それが悪かろうワケがなく、また、前編であることに関しても「ここまで見せてあとは来年の秋まで待てってか!?」なんてコトはなく、存分に楽しむ

【展覧会】

(な し)


【読書】

「シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン」小路幸也@集英社文庫
大家族&ご近所さんによるホームドラマ系シリーズの第2作。ドラマ化する場合のキャスティングなど思い浮かべながら楽しく読むが、1作目に比べて謎解き的要素が減ったようなのはやや残念

「プラネタリウム」梨屋アリエ@講談社文庫
中学生の「想い」を空の欠片が降ったり背中に翼が生えていたりとちょっと不思議な味を加えて描いた4編オムニバス。第4話がかすかに第2話とリンクしているが中途半端で、どうせならもっとリンクを増やすかリンクさせないかどちらかにして欲しかった

※ 「12月の特選小説」は該当なし


【その他】

チョ ウンマッ(食品)
韓国発祥の唐辛子スナック。サクサクした食感と程よい辛さ、それに唐辛子の旨みが渾然一体となって美味く、発泡酒のすすむことといったら! また、細かいカケラをパスタソースなど料理に混ぜても◎

(1月の予定)■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【芝居】

7日M 『光る河』演劇ユニットてがみ座@「劇」小劇場
7日S 『夢見る乙女じゃいられない』+1@王子小劇場
8日M 『LOOKING FOR A RAINBOW』劇団宇宙キャンパス@吉祥寺シアター
13日S 『黒いインクの輝き』ブルドッキングヘッドロック@サンモールスタジオ
14日S 『僕らの声の届かない場所』ろばの葉文庫@The Artcomplex Center of Tokyo
15日M 『小鳥のさえずり』テエイパーズハウス@銀座みゆき館劇場
15日S 『美しいヒポリタ』世田谷シルク@小劇場「楽園」
16日M 『十兵衛』東京幕府@恵比寿エコー劇場
16日S 『さよなら また逢う日まで』ナルペクト@劇場MOMO
17日M 『ハマの陽気な女たち』project ON THE ROCKS@東京芸術劇場 小ホール2
18日S 『ROMEO −love romance and murder show−』激団リジョロ@シアターシャイン
19日S 『ウーマンズ・アイズ』演劇企画集団 楽天団@スタジオあくとれ
21日M 『十三月の男 −メメント・モリ−』無頼組合@テアトルBONBON
21日S 『誰ガタメノ剣』シアターキューブリック@紀伊國屋サザンシアター
22日M 『バベルノトウ』国道五十八号戦線@サンモールスタジオ
22日S 『雨を乞わぬ人』黒色綺譚カナリア派@ザ・ポケット
23日M・S 『ゆらぎり』『ロング・ミニッツ −The loop of 7 minutes−』F×f×E・プロデュース@エビス駅前バー
24日M 『爾汝の社 再来 (女組)』劇団レッドフェイス@d−倉庫
24日S 『急襲キルフィールド』芝居流通センターデス電所@下北沢・駅前劇場
27日M 『パニ・パニ・パニック』CAP企画@シアターグリーン BOX in BOX THEATER
27日S 『悪ノ娘 〜凄艶のジェミニ〜』X−QUEST@東京芸術劇場 小ホール2
28日M 『トーク・トゥ・ミー・ナウ』シアコネ@明石スタジオ
28日S 『幕末異聞 夢想敗軍記』劇団パラノイア・エイジ@SPACE107
29日M 『胸に突き刺さった5時43分21秒』The Stone Age ブライアント@サンモールスタジオ
29日S 『Dragon Question!』渡辺晃プロデュース@萬劇場
30日M・S 『∀KD』久堂秀明@アトリエ・センティオ
31日M 『ノート/トーン 〜洋楽事始メと心地よさとJポップと』ミズノオト・シアターカンパニー@テアトロドソーニョ
2月2日S 『異説 卒塔婆丸綺談』しゅうくりー夢@恵比寿エコー劇場
2月3日M 『北枕動物園へようこそ 〜阿片ノ唄〜』K.B.S.Project@RABINEST
2月3日S 『ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人 (A)』MU@OFF・OFFシアター
2月4日M 『幸せの歌をうたう犬ども』DULL−COLORED POP@タイニイアリス
2月4日S 『銀幕心中』SPIRAL MOON@「劇」小劇場
2月5日M 『LoveLoveLove13』扉座@すみだパークスタジオ
2月5日S 『ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人 (C)』MU@OFF・OFFシアター
2月6日M 『わたる世間にゃ人ばっかり!?』KUSARE芸道R@アイピット目白
2月6日S 『ハコノホテル奇譚』劇団オグオブ@萬劇場
8日S 『ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人 (B)』MU@OFF・OFFシアター
2月10日M 『センチメンタリ』monophonic orchestra@STスポット
2月11日M 『MARIONETTES』BB団@ウッディシアター中目黒
2月11日S 『そして彼女はいなくなった』劇団競泳水着@サンモールスタジオ
2月12日S 『遠ざかるネバーランド』空想組曲@ザ・ポケット

【LIVE】

(予定なし)

【CD】

アルバム「CHERRY BLOSSOM/時空」 など
シングル(購入予定なし)

【映画】

『ゼロの焦点』
『アサルトガールズ』
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
『2012』
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』
『彼岸島』 など

【展覧会】

「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」@上野の森美術館 など

【読書】

「シアター!」有川浩 など