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(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)
■6月の結果と7月の予定■
芝居は延べ34本を観て上期累計で166本と前年を上回るペース、映画も14本で上期累計が85本と年間最多だった前々年を上回るペース。LIVEもほぼ前年と同ペースで折り返し
【じべ 2008.7.7】
(6月の結果)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【芝居】
1日(日)M 『マチルドハイタワー』トリのマーク(通称)@ザ・スズナリ 中心となる人物以外はそれぞれどこか変わっていて、そんなキャラ達がかもし出す雰囲気が独特。なんだか「ふんわり」というか「ほわん」というか良い意味でゆる〜い空気が漂って心地良く、しかも笑える部分が少なからずあって楽しい
1日(日)S 『ザ・クレージーファンタジー −バスタードソードを使っちゃう女−』いれずみベービー@THEATER BRATS 前回同様、基本はコメディで終盤は熱血感動系というスタイルだが、終盤の戦いをダンス中心に表現し、ブラックライトも使うという演出が○。また、主人公がファンタジー界を去る時の言葉は自身の成長を示し、かつ「だいじなもの」を思い起こさせる名台詞
2日(月)S 『男節』劇団BOOGIE★WOOGIE@アイピット目白 上田郁代の初脚本・初演出、褌一丁の男優たちによる中篇。若干悪ふざけ気味の部分もありつつ、古今東西の名言・格言を多数盛り込みクラシック主体のピアノ曲で知的な(?)雰囲気も漂わせながら、起承転結をキッチルふまえたストーリーがイイ
5日(木)M 『飛び降りたらトランポリン』キティフィルムプロデュース@ベニサン・ピット 幕末の日本によく似た架空の世界を舞台にしたレトロSF系アクションロマン。反幕府グループの暗躍や感情を持ってしまった機械人形の恋なども描いてなだれ込むクライマックスまで、どこか既視感もありつつ、言葉遊びや殺陣も交えて一気に見せる感じ
5日(木)S 『黒子の譲志』グワィニャオン@東京芸術劇場 小ホール1(6月の特選芝居) 世の中には密かに人助けをする黒子がいる、という発想が愉快な上に、黒子たちが抱えている悩みや出自に関して掘り下げてドラマ性を深め、大衆演劇座長や黒子の親子関係で泣かせた後、関連が掴みにくかったネタが最後にピタリとハマるのも見事
6日(金)M 『THE SIZZLER』ART STYLE 円盤長嶺NJT銀行@シアターグリーン BASE THEATER 近未来の「闇レストラン」を舞台にした物語。掛け合い漫才のようなテンポ良い台詞の応酬に加えて、客席まで香りが漂う調理シーンもあり非常に楽しい。こじれていた兄弟・父娘の関係が丸く収まるというオチのつけ方も巧みで感心
6日(金)S 『おいしいタイミング』アーバンフォレスト@SPACE ZERO 基本的にはドタバタコメディだが亡き初代オーナーシェフの娘が父の味を守ろうとする心意気や妹の結婚について思いやる兄、得意客のレストランに対する愛着など、しっとりとしてホロリとさせる部分も上手く配して休憩なし2時間20分の長さは全く感じず
7日(土)M 『想い出のグリーングラス』鈴舟@シアターサンモール 新ユニットの旗揚げ公演。前身である鈴置洋孝プロデュースの旗揚げ公演作品であった『煙が目にしみる』へのオマージュ的な部分もあり、「遺された想い」をテーマにした作品が好きな身としてストライクゾーンど真ん中
8日(日)M 『カラーチャイルドコンパクト』color child@赤坂グラフィティ タイトル通り出演人数、作品サイズともコンパクトで、アクションやアドベンチャー要素は控えめながら、その分ハートウォーミングな要素が割増、「愛しているとは何度も言ってきたが、これは言わなかったな。ありがとう。」というラストの台詞にはホロリ
8日(日)S 『青春荘の人々2 〜梅雨の中休み』ペテカン@THEATER/TOPS しっとりとした前回公演とは真逆のコメディで、貧乏下宿の愛すべきダメ人間たちを描いたシリーズ第2弾。れぞれのダメさ加減などで大いに笑わせてくれる一方、ミュージカルナンバー風の凝ったツクリの曲で全員参加のミュージカルシーンまであって満足
12日(木)M 『帰って来た蛍』カートプロモーション@SPACE 107 間もなく出撃することが決まっている若き特攻隊員たちの姿が切なくてほぼ終始眼が潤みっ放し。また、たとえ女学生であっても米軍の攻撃対象になりやすい基地への勤労動員によって生命の危険に晒されるわけで、今さらながらに平和のありがたさを痛感
12日(木)S 『セピア色した風の中で… 〜海援隊士物語〜』カートプロモーション@SPACE 107 龍馬の死によって精神的支柱を失い動揺しつつも立ち直る若き海援隊士たちを描いており、昨年12月の他公演と同じ題材だがアチラはソフトタッチ、コチラはハードボイルドとそれぞれ特色アリ。また「ケンカ剣法」のような殺陣はリアリティあり
13日(金)M 『ジェントルマンズキッチン』劇団6番シード@ウエストエンドスタジオ 若干類型的なストーリーではあるが、最大のピンチに伝説の男(?)が「船長が船を見放してはイカン」と叱るところがイイ。また、前月公演『最後の1フィート』の出演者がその時の役・設定のまま登場するという趣向もあって楽しい
13日(金)S 『絡ませたり縺れさせたりしたらほどかないとダメだよ!!』劇団ノーティーボーイズ@ザ・ポケット この劇団との出会いとなった『絡縺』(03年1月)の改訂版で、大筋(と部分的な細かいギャグ)は覚えていたものの細部は記憶から飛んでいたし、しかも改訂によって登場人物が1人増えて終盤の展開が異なったりもするので懐かしさと新鮮さが同居、的な?
14日(土)M 『ハックルベリーにさよならを』演劇集団キャラメルボックス@シアターアプル 敢えて常套句を使えば「少年期の旅発ち」を描いて爽やか。かつて上演された時のステージ写真でカヌーのパドルを持って川下りをしているような人物2人のシーンをよく目にしていたが、アレはあんな流れの中の1コマだったのか、と大いに納得
14日(土)M 『水平線の歩き方』演劇集団キャラメルボックス@シアターアプル 主人公が帰宅すると23年前に亡くなった母がそこにいて…という始まり方で、二重の意味で弱点を突かれるかと思ったら途中で真相が推測できるとはいえ、「『シックス・センス』的転回」に一本取られた快感(?)が感動を上回り、珍しくもホロリとせず
15日(日)M・18日(水)S 『日射し』SPIRAL MOON@「劇」小劇場 前半の朗読劇風のパートは脚本の長堀博士が主宰のRAKUENOH plusの雰囲気だが、途中で一転してSPIRAL MOON寄りになるという「二段階構造」で、どちらもよく観ている身には一石二鳥? また、途中で大きく変化する装置のアイデアもイイ
16日(月)M 『雷神ウツボ』ひげ太夫@萬劇場 いつもながらの無国籍・無時代の神話・伝説風でスケールが大きいような小さいような(笑)英雄譚、アクションあり笑いありで非常に楽しい。また、前回披露した四段やぐらを、前回よりも少ない人数でやってのけたのはスゴい
19日(木)M 『カイシャ』TEAM JAPAN SPEC.@赤坂RED/THEATER 一見堅苦しいと思われる題材を、ミーティング中の資料(経営・財務関連のチャート)を壁面の大型ディスプレイに表示したり、当日パンフに用語解説を載せたりという工夫で分かりやすくし、スリルと感動という娯楽要素もたっぷり盛り込んだ秀作
19日(木)S 『つづきのとちゅう』空晴@劇場MOMO 従来の岡部戯曲と異なり、序盤から一方の勘違いにより僅かに噛み合っていないが全体的には成立する会話で大いに笑わせ、中盤以降思いやりや気遣いを強調したハートウォーミング系に急転するという落差の大きいスタイルで、ある意味ズルい?(笑)
20日(金)S・26日(木)M 『俺を縛れ!』柿喰う客@王子小劇場 初の時代劇。いつもより「不道徳さ」(笑)が控えめで普段と趣を異にする…と思いきや、終盤での飛び道具を飛び道具として使った混沌・混乱はやっぱり柿(爆)だし、そこからのオチのつけ方も上手くて2時間15分という従来比長めの上演時間も気にならず
21日(土)M 『バックステージ パニック』PADETRE@Studio twl 過去4回のうち3回演っていたガンダムの名台詞応用コントがなかったのはちょっと残念ではあったものの、講談という新たな試みはあるし、ラストの1編が毒々しいまでに濃いキャラあり1人5役をこなすラストありと凝っていて、結果的には満足
22日(日)M 『カムイノミ』演劇ユニット東京スタイル@東京芸術劇場 小ホール1 アテルイの物語。OPとEDのほか劇中にも生歌があり、和太鼓の生演奏やイリュージョンも使うという演出が良く、さらに殺陣担当がATTの根本太樹でATTメンバーも3名出演など、魅力たっぷりで休憩なし2時間40分という長尺も体感時間は2時間程度
22日(日)S 『Root Beers −ルートビアーズ−』KAKUTA@シアタートラム 笑える部分も少なからずあり、秘密がいつバレるかハラハラしながら観ていると終盤で一転して「おっと、ビターエンドか?」という方向になり、しかしある意味ハッピーエンド(主人公にとってはどうなんだろうか?)で終わるというのが鮮やか
26日(木)S 『いつもそこには そら がある』劇団やったるDAY!@劇場MOMO キャラのたった個性的な登場人物たちのエピソードをキッチリ描いている分、全体としての大きな流れに欠けてしまった感はあるが、その個々の力がまとまって結末に向かうあたりはここの持ち味であるあたたかさ、優しさが存分に発揮されてホロリ
27日(金)M・30日(月)S 『Lucky Cream Soda』O−MATSURI企画merrymaker@シアター風姿花伝 三題噺的な物語、各エピソードの関連がすぐには判明せず、ちょっともどかしい部分もあるが、傘を使ったバトントワリングやシャボン玉の演出はステキだし、作・演出が演劇集団キャラメルボックスの隈部雅則なだけに随所にキャラメル臭が漂っていてニヤリ
27日(金)S 『もの2けの姫』ノーコンタクツ@ウエストエンドスタジオ 某スタジオの劇場用アニメがベース。冒頭の「アニメあて振り」(仰天!)や腕にかけられた「呪い」を1人の役者を使って表現するなんてアイデアが見事だし、時としてかなり本格的なアクションも見せるし、単なるパロディ系のおポンチにとどまらないのがイイ
28日(土)M 『A MIDSUMMER NIGHT’S DREAM 〜THE じゃなくて A なのが素敵〜』 北九州芸術劇場 presents@東京芸術劇場 中ホール G2バージョンの『真夏の夜の夢』だが、終盤の献上芝居のシーンが妙に冗長で、順調に走ってきてそこそこの順位に食い込めそうだった長距離ランナーがゴールを目前にして歩き始めてしまい結局選外になってしまった、な感じ?
28日(土)S・ 29日(日)S 『決斗、高田馬場 吉田ミサイルVS久堂秀明』吉田ミサイル、久堂秀明@タナトス6 各人の一人芝居1編ずつとほぼ即興の合作1編という構成。この合作が単に2人の共演というだけでなく、それぞれが演じた作品のキャラの共演でもあり、一方の後日譚、もう一方の前日譚という複数の意味でのジョイント作品で、そのアイデアにも感心
29日(日)S 『風景を風と景に分ける…』RAKUENOH plus@タイニイアリス 冒頭、稽古風景から始まるスタイルで、稽古をしている演技か公開稽古か、的な疑問に捉われたりしてジョン・ケージの「4分33秒」を連想。その後の本編ではシュールな設定にマルシャークの『森は生きている』や宮澤賢治の「座敷童子のはなし」を連想
【LIVE】
7日(土) 中川翔子@JCB HALL(6月の特選LIVE) 見事なまでに起承転結を踏まえた選曲・構成と、予想外に(失礼!)巧みな歌唱としっかりしたMCで大変楽しくかつ満足度も高く、ちょうど2時間くらいかな?と思って時計を見たら2時間35分も経っていたのにはビックリ
10日(火)・17日(火) RYOKO@赤坂「橋の下」 ピアノとドラムス(スネアにハイハットとトップのみ)をサポートにスタンダードナンバー(日本のものも含む)を歌うステージ、本業が女優であるだけに表現力はさすが。また、曲の前に和訳した歌詞の朗読もあり、これはもうお手のもの、な感じ。(笑)
14日(土) flower voice scene.39(神山みさ、kaede、池田綾子、SHUUBI)@FAB 表参道 異例のホスト二期連投となるSHUUBIの新シリーズ1回目で、オープニングテーマや映像も一新。初見2組を含む3組のゲストもそれぞれ個性があり、今後のゲストにも期待が持てる
21日(土) バッハ・コレギウム・ジャパン@ミューザ川崎シンフォニーホール バッハのブランデンブルグ協奏曲全曲演奏会。古楽器を使うのがユニークで、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラやコルノ・ダ・カッチャはもちろん、現在とは形状の異なる楽器群の見た目と、それによって微妙に違う(ような気がする)音色もまた聴きどころ
【CD】
アルバム 「絢香/Sing to the Sky」を購入 ※ 「6月の特選アルバム」は該当なし
シングル 「島みやえい子/WHEEL OF FORTUNE (運命の輪)」(6月の特選シングル)「高橋瞳/あたしの街、明日の街」「土屋アンナ/cocoon」「HIGH and MIGHTY COLOR/HOT LIMIT」を購入
【映画】
3日(火) 『剥き出しにっぽん』(2005年作品)@シネマ・ロサ2 最初は主人公に共感するどころか「ナンだコイツ!」な反感すら抱くのに、そのダメさ加減に次第に巻き込まれるように親近感を持ってしまうのがフシギ。もしかすると普通は胸の内にとどめてしまうようなことも「剥き出し」にすることに羨望を感じたのかも?
4日(水) 『少林老女』@シアターN渋谷 シアター2 『痴漢男』『口裂け女2』の寺内康太郎監督作なので期待もあったが、おポンチ(あるいはおバカ)系の先達と比べるとちょっと弱いモノが無きにしも非ず。なお、主演女優がほぼ無表情で、それどころか一言も台詞がないというのは画期的
4日(水) 『コラソン de メロン』@シアターN渋谷 シアター2 主人公がリストラされたにも関わらず、同棲している病身のヒモに尽くすという物語。モロモロ現実味に欠けた一種のファンタジーで、そう割り切って観る分にはまずまずだが終わり方が半端というか、その後2人を提示しないままというのがちょっと残念
9日(月) 『ひぐらしのなく頃に』@Q−AXシネマ1 それなりに面白くワクワクしつつ観ていたが、「さてこれから」というところでクレジットロール、その後に「続編製作決定」という字幕が出てオシマイというアンフェアな終わり方に怒りすら憶える。単なる前編・事件編であればその旨事前に告知すべき
9日(月) 『髪がかり』@Q−AXシネマ2 河崎実監督らしからぬ(笑)おポンチやナンセンスを排除した正統派。ある理容室で髪をカットしたことでその人たちの生き方が変わるという3編オムニバス。髪を切った後が順調に行きすぎる感もあるが、愉快・痛快なので問題なし
16日(月)『JUNO』@シネ・リーブル池袋2(6月の特選外国映画) 全体的に話がうまく進みすぎるような気がしないでもないが、家族の優しさ、思いやりが前面に押し出されている上に全体にユーモアも漂っていて、観ていてとても心地良く、自分のポリシーに基づいて行動するジュノには好感というよりもむしろ羨望を憶える
16日(月)『ばけもの模様』@シネマ・ロサ2 同じ石井裕也監督の『剥き出しにっぽん』が直球とすればこちらはかなりのクセ球。ダメさ加減に共感できた『剥き出し…』とは異なり主な登場人物が(精神的に)病んでいて、共感しかねるどころか理解し難い部分まである感じ
17日(火) 『サンシャインデイズ 劇場版』@K’s cinema(6月の特選日本映画) 1978年、夏、茅ヶ崎、というベタな要素を揃えた(笑)青春群像系。TVドラマ(未見)の総集編だが、急に話が飛んで「ドラマではこの間に何かエピソードがあったんだろうな」と思わせることのない巧みな編集、多彩な出演者、充実した音楽面などで満足度大
17日(火) 『神様のパズル』@新宿バルト9 シアター1 事前情報からの「原作とは若干違っているようだ」という認識を観始めて間もなく「別モノと割り切って観るべし」に変えても時すでに遅く、1つのアプローチであることは認めるものの、原作を読んでの期待とはかなり異なったシロモノで、少なからず残念
24日(火) 『僕の彼女はサイボーグ』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン1 時間SF系の全体構造はそれなりによくできており、『猟奇的な彼女』のヒロインを想起させる部分もあるヒロインを演じた綾瀬はるかもキュートだったが、冒頭でヒロインが刑法犯該当行為を重ねるために終始醒めた目で観てしまうことになったのは何とも残念
24日(火) 『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン1 脚色の中島かずきによれば「リメイク」ではなく「再構築」とのことで、事前にオリジナル版を観て臨みたかったがその余裕がなく記憶がかなり薄れたまま観たのが幸いしたか、娯楽活劇として及第点。ただ、終盤で一介の金掘りときこりが活躍しすぎかも?(笑)
24日(火) 『アフタースクール』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン6 確かに鮮やかは鮮やかで、見事に騙される快感には酔えるのだが、このテの「アナタはファーストシーンから監督の罠にハマっている。」的なものは従来もあったワケで、前作の独特にして緻密な構造と比べるとフツーに感じられてしまうのはちょっと残念
25日(水) 『TOPLESS』@ユーロスペース1 レズビアンの女子大生を中心とした変則的恋愛もの。通常の恋愛よりもパターンが増えているのは設定の妙。また、主人公にとってハッピーエンドというワケではないのだが、単なる強気ではなく前向きな彼女なので大丈夫だろうと思わせて終わるのは上手い
29日(日) 『夜明けの記憶』@アップリンクファクトリー 森の中を走って逃げていたことを除いて一時的にその他の記憶を失った主人公がかすかな手がかりをもとに真相を探るサスペンス。脚本が劇団6番シードの松本陽一な関係もあって6Cメンバーも数人出演しており、そっち方面でも面白い
30日(月) 『相棒−劇場版− 絶体絶命!42.195km東京ビックシティマラソン』@ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン7 犯人の標的、動機の底にあるものともスケールが大きく、チェスを使った犯人とのやり取りやマラソン参加者の中から犯人を探すサスペンスも良く、TVシリーズを観ていないとワカランなんてこともなく1本の映画としてキチンとしたツクリになっていたのに好感
【展覧会】
(な し)
【読書】
「黄昏の百合の骨」恩田陸@講談社文庫 「三月は深き紅の淵を」の姉妹編である「麦の海に沈む果実」の続編。「麦に…」ほどではないにせよ思わせぶりな部分が多く、しかしそのすべてを明白にしないまま終わるのはズルい
「カラフル」森絵都@文春文庫(6月の特選小説) 以前、舞台化されたものと映画化されたものを観ていたために「最後の秘密」を知っていたが、それでもテーマ、ストーリーテリングとも巧みで引き込まれる。また、阿川佐和子による解説もユーモラスで楽しい
「雨と夢のあとに」柳美里@角川文庫 先にTVドラマと舞台を観ていたので、ドラマで付加したエピソードを舞台化時に削り…という過程もわかり、その脚色の巧みさに感心するとともに原作にはややグロテスクな部分まであることにビックリ
【その他】
「課長島耕作」(TVドラマ) 島耕作役が他局の「特命係長」で、その上司が別の局での「先代・島耕作」というキャスティングのために「島耕作も襲名制か?」などと思ってしまう。(笑)
駅前食堂 麺と飯(外食) 新井薬師前にあるカウンター7席だけの店だが、麺、あんかけ飯、チャーハンがそれぞれ種類が多くかつユニークでしかもボリュームたっぷりでリーズナブルな値段といたれりつくせり
(7月の予定)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【芝居】
1日S 『前田』演会ジンジャーメーカーズ@赤坂RED/THEATER
2日S 『母の桜が散った夜』“STRAYDOG”@シアター代官山
3日S 『東京俳優市場 2008夏』東京Voice & Drama Collection@南青山MANDALA
4日M 『私の、メリー・ゴー・ラウンド』演劇配合サプリメンツ@劇場MOMO
4日S 『ヤマ魂 YAMATAMA 〜2016〜』ACファクトリー@ザ・ポケット
5日M 『夕』東京セレソンDX@シアターサンモール
5日S 『表と裏と、その向こう』イキウメ@紀伊國屋ホール
6日M 『サムリーマン ト音記号 −踊れる者は久しからず、歌うは佐藤鈴之助−』劇団虎のこ@東京芸術劇場 小ホール1
6日S 『五右衛門ロック(プレビュー公演)』劇団☆新感線@新宿コマ劇場
9日S 『Last Scene はさりげなく』劇団S.W.A.T!@紀伊國屋ホール
11日S 『審判員は来なかった』ペンギンプルペイルパイルズ@シアタートラム
12日M 『kiss me,deadly』smartball@王子小劇場
13日M 『現代忍法ぼんやり絵巻』KUSARE芸道R@THEATER BRATS
13日S 『新宿番外地』椿組@花園神社境内特設ステージ
15日M 『恋人ができないが、もういい』箱庭円舞曲@OFF・OFFシアター
15日S 『ハギトル』劇団†勇壮淑女@ウッディシアター中目黒
16日S 『心の余白にわずかな涙を』elePHANTMoon@王子小劇場
17日M 『アルケミスト』少年社中@ザ・ポケット
17日S 『Voice Acter』劇団6番シード@萬劇場
18日M 『THE GHOST STORY 〜影が、ゆく〜』ネオゼネレイター・プロジェクト@ザ・スズナリ
18日S 『戦国HEROES』YANKEE STADIUM 20XX@シアターサンモール
19日M 『ダブルブッキング』ケイダッシュステージ@THEATER/TOPS
19日S 『ダブルブッキング』ケイダッシュステージ@紀伊國屋ホール
20日M・S 『エブリ リトル シング』ネルケプランニング@紀伊國屋サザンシアター
21日M 『小指と殺し屋たち』Last Brand@アイピット目白
21日S 『イルミナ』Sel−fish@シアターグリーン BIG TREE THEATER
24日S 『大統領誕生』劇団スーパー・エキセントリック・シアター@紀伊國屋サザンシアター
26日M 『五右衛門ロック』劇団☆新感線@新宿コマ劇場
26日S 『タオの月』カプセル兵団@笹塚ファクトリー
27日M 『ピーターパン』ホリプロ@東京国際フォーラム ホールC
27日S 『E.S.P. 〜especially seven presents』回転OZORA@下北沢・駅前劇場
28日M 『SMOKY 〜スモーキー〜』無頼組合@阿佐ヶ谷アルシェ
28日S 『夜のアルペジオたち』uncle jam@スタジオあくとれ
31日M 『舞台 フラガール』@赤坂ACTシアター 8月2日M 『僕らの声の届かない場所』空想組曲@王子小劇場
8月2日S 『旧歌』熱帯倶楽部@シアターモリエール
8月3日M 『なんせんす』あんぽんたん組合@赤坂RED/THEATER
8月3日S 『Father Christmas,Don’t Cry 〜2008下北Ver.〜』しゅうくりー夢@下北沢・駅前劇場
8月4日S 『阿片と拳銃』劇団M.O.P.@紀伊國屋ホール
8月6日S 『アノセイシュンノウタ』クレイジーパワーロマンチスト@シアターサンモール
8月8日S 『幸せの支度』and so on@ウッディシアター中目黒
8月10日M 『嵐になるまで待って』演劇集団キャラメルボックス@サンシャイン劇場
【LIVE】
9日 ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラ@東京オペラシティ コンサートホール
10日 村治佳織&ゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラ@サントリーホール 大ホール
12日 東京交響楽団@東京芸術劇場 大ホール
14日 読売日本交響楽団@サントリーホール 大ホール
31日 梶浦由記@Shibuya O−East 8月9日 flower voice scene.40(拝郷メイコ、SHUUBI ほか)@FAB 表参道
【CD】
アルバム「JYONGRI/Love Forever」など
シングル(購入予定なし)
【映画】
『花より男子 ファイナル』
『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』
『ザ・マジックアワー』
『クライマーズ・ハイ』
『ネコナデ』
『秘密潜入捜査官ワイルドキャッツ ストリップロワイアル』
『スピード・レーサー』
『純喫茶磯辺』
『カメレオン』
『百万円と苦虫女』 など
【展覧会】
(予定なし)
【読書】
「神かくし」南木佳士、「落語娘」永田俊也、「永遠の放課後」三田誠広 など
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