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(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)

■4月の結果と5月の予定■

芝居は3月末時点の予定3本を大幅に上回る9本を鑑賞したほか、映画も9本鑑賞。1・2月の低迷に対する反動か?(笑)

 【じべ 2004.4.29】

(4月の結果)

【芝居】

10日(土)M 『NEWYORK546』AchiTION!@スタジオあくとれ
4つのエピソードが最後に1つにまとまるそのまとまり方はある程度予想がついてしまうが、終盤のドンデン返しの連続は見事

10日(土)S 『黄昏のカンガルーハイツ Good−by My SweetHome』立身出世劇場@駅前劇場
古びた学生下宿からのそれぞれの巣立ちを描いた、最終公演らしい作品。大いに笑えてちょっぴりシミジミ

11日(日)M 『夏とアリと小学生』MAYUGEプロデュース@スタジオ・シアター「スパーク1」
シュール・おバカ・脱力系などバラエティに富んだ映像とコントのコラボレーション。独特のオカシさが楽しい

18日(日)M 『girl girl boy girl boy』三鷹市芸術文化センター+bird’s−eye view@三鷹市芸術文化センター 星のホール
前衛的・斬新なものを中心にしたショートコント集。1時間50分の上演時間に20本近く詰め込み、非常にスピード感があった

24日(土)M 『電波ヒーロー 〜夢見るチカラ〜』ヘロヘロQカムパニー@シアターサンモール
コミカル(ドタバタ系)な前半としみじみした後半が何となくチグハグな印象。また、女性が大半を占める客層にはビックリ

24日(土)S 『ウェルズ』SPIRAL MOON@ザムザ阿佐ヶ谷
笑える場面とシリアスな場面、楽しさと哀しさ、現実と非現実が絶妙のバランスで入り交じり、不思議な心地良さ・幸福感があった

25日(日)M 『愛しの★ギョレンジャー』劇団ノーティーボーイズ@ウッディシアター中目黒
前半はスピード感のある掛け合い漫才のような台詞の応酬に笑えたが、後半は過去の作品と比べてヒネリが足りないのが残念

29日(木)M 『太極ベイビー』オフィス★怪人社@シアターモリエール
様々な手法を駆使した上出来の中華アクション・コメディ。導入部にややモタついた感はあったが、全体的に非常に楽しく2時間20分もアッという間

29日(木)S 『マッチ売りの少女 病室/温室』楽園王@神楽坂 die platze
かなり実験的な演出のせいか、今までに観た別役実作品の中では一番難解ではあったが、独特の雰囲気が心に残る

TV放映にて『グッドナイト将軍』(演劇集団キャラメルボックス)も鑑賞


【LIVE】

(な し)


【CD】

アルバム
「椎名へきる/Wings of Time」「矢野真紀/はるか−遥歌」「アトール/大地の轟き」「ニュー・トロルス/ライヴ」「ニュー・トロルス/コンチェルト・グロッソ・ライヴ」「ルネッサンス・イリュージョン/スルー・ザ・ファイアー」

シングル
(購入せず)

【映画】

1日(木) 『花とアリス』@テアトルダイヤ
2時間15分の上映時間も心地よさに浸っているうちにアッという間に過ぎ、終わってしまうのが惜しいような感覚にとらわれる

14日(水) 『きょうのできごと a day on the planet』@テアトル新宿
全体のゆるやかな雰囲気は嫌いではないが、「だからどうしたの?」という感なきにしもあらず

23日(金) 『昭和歌謡大全集』/『油断大敵』@三軒茶屋中央
『昭和』:過激で不道徳な原作をけっこう忠実に映像化しており、当然過激で不道徳な映画に…
『油断』:コメディタッチの前半は楽しいが、後半になって“奇妙な友情”を中心としてからは期待外れ

23日(金) 『バーバー吉野』@ユーロスペース1
大半は微笑ましく、どことなく懐かしい雰囲気があって良いのだが、終わり方がダラダラと妙に冗長なのが惜しい

26日(月) 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』@T・ジョイ大泉 シアター2
『オトナ帝国』『戦国大合戦』には及ばないが、スピーディーな導入部、手に汗握るクライマックスなどよく出来ている

26日(月)『恋人はスナイパー 劇場版』@T・ジョイ大泉 シアター9
ストーリー展開に無理があったり妙に滑り浮いてしまうギャグがあったりで感情移入できず

28日(水)『独立少女紅蓮隊』@ユーロスペース1
『スケバン刑事』よりも荒唐無稽、『キル・ビル』よりもおバカで、胡散臭さプンプンの怪作

28日(水)『稲妻ルーシー』@ユーロスペース1
ここまで徹底してヤマ無し、オチ無し、イミ無しだと、むしろ快感?(笑) そもそも佐藤仁美を観に行ったのだし…(爆)

他に衛星放送にて『ロマンシングストーン 秘宝の谷』『ナイルの宝石』『陰謀のセオリー』も鑑賞


【展覧会】

15日(木) 「空海と高野山」@東京国立博物館 平成館
展示品数が多いだけでなく、内容も充実していて見応え充分。特に運慶・快慶作の仏像たちには惚れ惚れ

【読書】

「幻色江戸ごよみ」宮部みゆき@新潮文庫
12話から成る短編時代物。切ないもの、怪異譚など変化があるが、中でも第十話「神無月」が見事

「クロノス・ジョウンターの伝説」梶尾真治@ソノラマ文庫
時間物連作SF中編。時を越えることによる反動の設定と、そのことにより生み出されるドラマが巧み

「問題のない私たち」牛田麻希@コバルト文庫
女子中学でのイジメを描いた作品。主人公は救済されるが、イジメ自体はなくなっていないという終わり方にリアリティがある

「象と耳鳴り」恩田陸@祥伝社文庫
推理小説と銘打ってはいるが、一般的な「推理小説」とはパターンが違っているためちょっと面食らう

「かっぽん屋」重松清@角川文庫
8編の短編を収録。ユーモラスに展開しながらもブラックに落とす「失われた文字を求めて」が特に良い

【その他】

「ヴァンパイア・ホスト」(深夜ドラマ)
コミカルな味わいと事件の謎解きが程よいバランスでブレンドされていて楽しい

「ウルトラQ dark fantasy」(深夜ドラマ)
ほとんど「世にも奇妙な物語」化しており、オチも今ひとつスッキリしないのが残念

(5月の予定)

【芝居】

1日M 『風雲天狗 妖乱』BQMAP@シアターサンモール
3日M 『ヒトミ』演劇集団キャラメルボックス@シアターアプル
5日M 『髑髏城の七人』劇団☆新感線@新国立劇場中劇場
9日M 『母の桜が散った夜』“STRAYDOG”@シアターモリエール
15日M 『第五陣 戦う戦』グワィニャオン@SPACE107
16日M 『ニールトーキツ』猫田家プロデュース@サンモールスタジオ
20日M 『どってんかばなし』パーマ企画プロデュース@萬スタジオ
22日M 『バナナが好きな人』劇団ダンダンブエノ@青山円形劇場
22日S 『CHILDREN』JOE Company@本多劇場
23日M 『ダム・ウェイター(Aバージョン)』@シアタートラム
23日M 『ダム・ウェイター(Bバージョン)』@シアタートラム
29日M 『ヒミズ』Oi−SCALE/僕 AREA←Spectators[B.A.S.]PRODUCE@LAFORET MUSEUM 原宿
29日S 『ハイレゾ』少年社中@青山円形劇場

【LIVE】

5日 玉置成実@NHKホール
7日 Sony Music Fes.2004@渋谷公会堂
21日 矢野真紀@SHIBUYA−AX
30日 上々颱風@世田谷パブリックシアター

【映画】

『CASSHERN』『世界の中心で、愛をさけぶ』『チルソクの夏』『ジャンプ』など

【展覧会】

(予定なし)

【読書】

「69」村上龍、「波のうえの魔術師」石田衣良 など