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(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)
■3月の結果と4月の予定■
芝居は7本と、1・2月の低調をとり返すかのようなイキオイで観るが、映画は
2本と相変わらず低調
【じべ 2004.4.9】
(3月の結果)
【芝居】
7日(日)M 『しかたがない穴』AGAPE store@紀伊國屋サザンシアター いわゆる“不条理系”。後半が判りにくい上に松尾貴史のキャラクターが活かしきれていないのも減点要素
13日(土)M 『弥生心中紅奇譚』劇団SEIN@ウッディシアター中目黒 髷を使わず髪形は現代のもののままながら、しっかりと時代劇であると思わせた演技力ならびに衣裳・小道具などに感心
14日(日)S 『REVOLVER 〜Nocturne Ver.〜』劇団BOOGIE★WOOGIE@麻布die platze この劇団としては珍しくギャグを一切排除したシリアスなサスペンス劇。息詰まるような演技合戦にドキドキ
14日(日)S 『REVOLVER 〜Requiem Ver.〜』劇団BOOGIE★WOOGIE@麻布die platze 先に観た女性版と対を成す男性版。互いにリンクしたり論理的に詰めていったりと計算された脚本が見事
20日(土)S 『我が名は虹』演劇集団キャラメルボックス@サンシャイン劇場 映画『レオン』をも連想させる幕末秘話。人斬り以蔵の人間性が目覚めるという筋書きはいかにもキャラメルチック
21日(日)M 『喪服の時間』弾丸MAMAER@シアターモリエール もう一工夫すればかなり笑えるコメディになりそうなのに、寸止め状態でなかなか笑えないのがもどかしい
27日(土)S 『透明人間の蒸気』新国立劇場@新国立劇場中劇場 テンポ良く進み、言葉遊びや懐古ネタもたくさん散りばめてあるので2時間10分の上演時間もそれほどの長さを感じず
【LIVE】
(な し)
【CD】
アルバム 「上戸彩/MESSAGE」「O.S.T./弥生心中紅奇譚」
シングル (購入せず)
【映画】
17日(水) 『ペイチェック 消された記憶』@新宿アカデミー “なぜそうなったか”が早めに明かされ、以降は“普通のアクション映画”になってしまい、期待外れ
17日(水) 『問題のない私たち』@ポレポレ東中野 イジメにしても先生との問題にしてもうまく解決されすぎてハッピーエンドにしてしまうのは少々気になるが、後味は悪くない
他にDVDにて『ダイ・アナザー・デイ』を鑑賞
【展覧会】
(な し)
【読書】
「赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝」石田衣良@徳間文庫 そこそこ面白いが、起承転結の承と転の部分が中だるみというかキリリとしないのがもどかしい
「シャドウゲーム」大沢在昌@徳間文庫 終盤にやや強引な所はあるが、謎を最後まで明かさない構成が巧みで物語に引き込まれる
「麦の海に沈む果実」恩田陸@講談社文庫 あれこれ謎をひっぱりながら最後まで読ませるのだが、結末が今ひとつスッキリせず、後味もあまり良くない
【その他】
「砂の器」(TVドラマ) 映画版をベースにしていたが、ある重要な設定を大きく変えたために同情の余地が少なくなったのは致命的
(4月の予定)
【芝居】
10日M 『NEWYORK546』AchiTION!@スタジオあくとれ
24日S 『ウェルズ』SPIRAL MOON@ザムザ阿佐ヶ谷
25日M 『愛しの★ギョレンジャー』劇団ノーティーボーイズ@ウッディシアター中目黒
【LIVE】
(予定なし)
【映画】
『きょうのできごと』『花とアリス』など
【展覧会】
(予定なし)
【読書】
「幻色江戸ごよみ」宮部みゆき、「クロノス・ジョウンターの伝説」梶尾真治など
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