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(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)

じべ編 ■10月の結果と11月の予定■


(10月の結果)

【芝居】

6日(土)M 『ゴメンバー・デ・ショウ』TEAM 発砲・B・ZIN@SPACE ZERO
単品として観る分にはまずまず合格、しかしシリーズ3作目という目で見るとやはり難点もあったりして…

7日(日)M 『LOVER SOUL』泪目銀座@THEATER/TOPS
かつての名作『SOULFUL SOUL』と共通する部分があるも、テーマをまとめきれずに雑然とした印象になったのが残念

8日(月)M 『クラウドバスター』MOTHER@サンシャイン劇場
三題噺のような意外な組み合わせでの吸血鬼モノ。ただ、設定に凝るあまり、やや判りにくい部分があるのは困ったもの

8日S 『市立!秘密探偵』劇団阿佐ヶ谷南南京小僧@シアターグリーン
独特のバカバカしさ、チープなのに凝った装置、センスのいい選曲、と魅力いっぱいで、初見でいきなりファンになる

13日(土)M 『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』@PARCO劇場
三谷幸喜久々の新作。シチュエーション設定は抜群ながら、途中で息切れし、最後はようやくゴール…という感じ?

20日(土)M 『GAMBA!』color child@明石スタジオ
かつて初演が印象深かったので再演されてとても嬉しい。ただ、ちょっと音楽がウルサい(&使いすぎ)気もした

27日(土)M 『ラフカット2001』プラチナペーパーズ@SPACE ZERO
それぞれ特色のある4つの小品をそれぞれに楽しむ。中でも前半の2本は特に気に入る

28日(日)M 『エンジェルス&セインツ』パニック・シアター@「劇」小劇場
小空間での少人数による濃密な演技合戦、中村まり子の演技(特に表情)が素晴らしい

【ライブ】

20日(土) 松任谷由実@国立代々木競技場第一体育館
基本的にはシンプルな演出ながら“一点豪華主義”の照明効果が大変素晴らしい

25日(木) ドゥービー・ブラザーズ@東京国際フォーラム・ホールA
「ウチら陽気なメリケン・ロッカー」なノリがとても楽しく、4声のハーモニーやトリプル・ギターを堪能

【CD】

アルバム:
「あがた森魚/IMITATION GOLD」

シングル:
(購入なし)

【映画】

7日(日) 『仮面ライダーアギト PROJECT G4/百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える』@渋谷東映
『百』:ゲスト出演者とオープニングの東映ロゴいじり(笑)がいかにも映画版!『仮』:脚本に雑な部分がいくつかあったのがちょぴり不満

7日(日) 『ウォーターボーイズ』@シネ フロント
ストレートな「青春万歳!」コメディ。先に小説版を読んでいても十分に楽しめた。特にクライマックスのシンクロ場面は圧巻

13日(土) 『ダンボールハウスガール』@シネ・アミューズWEST
原作をかなり改変し、しかも肝心な(なのか?)部分を省略した脚色に驚き、期待とかなり違っていたことにガッカリ

14日(日) 『カルテット』@シネ・リーブル池袋1
久石譲初監督作。オーソドックスなツクリながらやはり音楽の使い方が素晴らしい

14日(日) 『Go!』@シネ・リーブル池袋2
最初は「なんだコイツ?」な主人公に次第に共感を持たせ、後半には「頑張れぇ!」と応援させてしまう高田宏太郎の演技がイイ

21日(日) 『陰陽師』@新宿コマ東宝
中心となるストーリーはたまたま原作を読んでいたので、小説のダイジェスト版のような印象に終わる

21日(日) 『LADY PLASTIC』@シネマ・カリテ2
出だしはB級ホラーとしてまずまずなのに、物語の鍵となる回想シーンでダレてしまい、以後回復せず…(とほほ)

27日(土) 『ターン』@ワーナーマイカルシネマズ板橋
原作を読んでいたにもかかわらず違和感を観じなかったのは脚色の巧さか読んだのが1年前でディテールを忘れていたためか?(笑)

28日(日) 『ショコキ!』@シネ・アミューズEAST
ジョビジョバのマギー初監督作。“反則”もあるが、気楽に観て大笑いするにはうってつけ。設定の勝利?

【展覧会】

「弘法大師空海と高野山の秘宝展」@そごう美術館
系統的にレイアウトされた展示が巧く、仏像もそこそこあってかなり満足。特に「深沙大将像」の独特の造形デザインには強く魅かれる

【読書】

「ユキの伝言」下田治美@角川文庫
内容としてはけっこう辛い物語なのに、グイグイと引っ張って読ませてしまうのがこの著者のスゴいところ

「我らが隣人の犯罪」宮部みゆき@文春文庫
“2段落ち”のような標題作と、“ちょっとイイ話”な「サボテンの花」をはじめ、どことなくユーモラスな作品たちがイイ

「ゼロと呼ばれた男」鳴海章@集英社文庫
回想シーンがかなり挿入されるので展開が遅く感じてしまうが、クライマックスにはワクワク

「ダンボールハウスガール」萱野葵@角川文庫
路上生活を余儀なくされた主人公の生き方のたくましいことといったら…

「ネオ・ゼロ」鳴海章@集英社文庫
終盤で作戦行動に入って以降はスリル満点。さまざまな伏線がそこで一気に開花(?)するのもイイ

「人質カノン」宮部みゆき@文春文庫
“立ち直り”をテーマにした短編が多く、癒される感じ。特に「八月の雪」にはホロリとする

「つめたいよるに」江國香織
幻想的な「つめたいよるに」、現実的は「温かなお皿」の2小品集を収録。全21編、どれも短いのに味わいは深い


(11月の予定)

【芝居】

3日M 『ジンジャー・ブレッド・レディはなぜアル中になったのか』劇団M.O.P.@シアターサンモール
4日M 『カッコーの巣の上を』@サンシャイン劇場
10日M 『ノーアート・ノーライフ』ナイロン100℃@本多劇場
11日M 『フレンズ Mail@Drama.』@ル テアトル銀座
18日M 『サクラパパオー』@PARCO劇場
23日M 『第17捕虜収容所』自転車キンクリーツSTORE@紀伊國屋サザンシアター

【LIVE】

8日 Asian Fantasy Orchestra@東京国際フォーラムホールC
24日 篠原美也子@ON AIR WEST
27日 加藤いづみ@SHIBUYA-AX

【映画】

『空の穴』『GO』『リリィ・シュシュのすべて』『ピストルオペラ』『Platonic Sex』『千と千尋の神隠し』『おいしい生活』 など

【展覧会】

(予定なし)

【読書】

「人体模型の夜」中島らも、「ぼくがぼくであること」山中恒、「学校の怪談」岡崎弘明、「スーパー・ゼロ」鳴海章、「ファイナル・ゼロ」鳴海章 など