|
(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)
じべ編 ■9月の結果と10月の予定■
(9月の結果)
【芝居】
2日(土)M 『また逢おうと竜馬は言った』演劇集団キャラメルボックス@シアターアプル 届かない想い・貫いてはいけない想い・個人の成長など“いかにもキャラメル的”な作品。配役はかつてビデオで観た初演の方に分があるかもしれないけれど、今回もそれなりに適役
3日(日)M 『ナイス・エイジ』ナイロン100℃@本多劇場 ケラ流のタイムスリップもの。しかし、戦争や事故で亡くしてしまった人を失いたくないという親族の気持ちが表現された場面もあり、ちょっぴり涙も
9日(土)M 『カラフル』ヘヴンリーバンブー@青山円形劇場 好みのテーマを好みの劇場で、しかも劇場の特性を生かした演出で観られて大満足。しかも、装置、照明もそれぞれに見事で…今月のピカイチ
9日(土)S 『栄屋異聞影伝来 夢の仲蔵』梨苑座@日生劇場 先月は“いのうえ歌舞伎”そして今月はホンモノの歌舞伎。しかし両方に出ていた染五郎、ずいぶん印象が違う…(←当り前じゃろが)
10日(日)S 『八月の森へ行こう』プロジェクト・ニュートラル@明石スタジオ 前に観た時に比べてストーリーが荒っぽいと言おうか、雑と言おうか…。ピスタチオ+ダンスという手法は好きだけれど、これじゃあちょっと…(とほほ)
15日M 『ホテルマーズフロンティア』演劇屋バンソウコウ@駅前劇場 特に目新しい手法はなかったものの、コミカルかつスリリング、それにちょっぴり感動もあるストーリーに満足。エアロビクスシーンの振付も見事
16日(土)M 『CHIME(陽バージョン)』アスタらビスタ@シアターVアカサカ
17日(日)M 『CHIME(陰バージョン)』アスタらビスタ@シアターVアカサカ 同じマンションの各部屋でのエピソード10個ずつのオムニバス。テンポ良く、あるエピソードはどこかで別のエピソードにつながるシカケなので「これはどこにつながるんだろう?」という興味で飽きさせない
27日(日)S 『グリフトの手口』MOTHERLESS CHILDREN@SPACE ZERO 終盤の展開はある程度読めてしまったが、テンポの良さとMOTHER若手陣の活躍には満足。
23日(土)M 『サイレント・ブルー』ネオゼネレイター・プロジェクト@スペース107 サイバーパンクSFなストーリーにはやや説明不足の感あるも、途中に入るギャグも良いアクセントとなりそこそこ楽しむ
23日(土)S 『廃街 〜THE LOSS OF MEMORY〜』ワイルドライフ・メーカーズ@萬スタジオ 重い内容ながら休憩なし2時間40分をそれほど長く感じなかったのは疑闘の迫力ゆえか?
24日(日)M 『TOKYO 2050』JAC@東京グローブ座 アクションはさすがに見事ながら、ストーリーが“添えモノ”以下で、とって付けたような笑いを誘う場面が浮いてしまっていて、散々…
30日(土)M 『JULIO』遊気舎@ザ・スズナリ ありがちなサイコサスペンス系プロットではあるが、スパッと切り落としたようなラストは“その後の恐怖”を想像させる余韻が残ってなかなか良い
30日(土)S 『農業少女』NODA・MAP@シアタートラム 「番外公演」は初体験。人数・小屋・上演時間ともコンパクトにまとまり、本公演とは違った魅力がある。特に今回は深津絵里の○が印象的…(爆)
【ライブ】
16日(土) 谷村有美@赤坂BLITZ 2時間を超える中身の7割以上を占める“トーク・ライブ”の部分から彼女の人間性・アーティスト性がにじみ出ていて感動
17日(日) UNIT SEMBA(仙波清彦)@CAY 自在に変化する“リズム曼陀羅”に身を任せれば、メロディ楽器なしの変則編成ながら正味1時間55分の演奏もアッという間
【CD】
今月はCDの購入は控え目。(その分、安売りしていた映画他のDVDをけっこう買ってしまった…)
アルバム:「PROCESS/坂本三佳」 「ストリート時代/とみやSt☆」「とみやStreet/とみやSt☆」「ラプンツェル/Cocco」「BPM CUBE/TWO−MIX」「HYPEREURO MAX/MAX」「[laiv]Hotchkiss/遠藤響子」「阿修羅城の瞳/O.S.T.」
シングル:「月光/鬼束ちひろ」 「LOVE&JOY/木村由姫」「乙女 パスタに感動/タンポポ」「千里眼/Chino」「青春時代1.2.3!/プッチモニ」「Ha・Shi・Re!/望月さや」
【映画】
2日(土)『仮面学園』『死者の学園祭』@新宿東映 『仮』:手堅くまとまったプログラム・ピクチャー。キーパーソンを演じる栗山千明がなかなか良い 『死』:アイドル映画としては上出来ながら、ラストでカットによって天気が急変するのは映画として致命的(とほほ)
3日(日)『NAGISA』@バウスシアター2 江の島の夏の匂いが漂ってくるような感じがイイ。しかも時代が60年代なもので、ノスタルジーも感じる
14日(木)『押切』@新宿ジョイシネマ3 かなり強引な部分もあるものの、B級ホラーサスペンスとしてはまずまず合格か?
15日(土)『ざわざわ下北沢』@シネマ下北沢 豪華かつ多彩なキャスティングながらあくまでも主役は下北沢という街そのもの、というツクリが独特。
16日(日)『ホワイトアウト』@新宿コマ東宝 金券屋の1,100円チケットで観る分には一応合格か?しかしタイトルでもある「ホワイトアウト」の映像表現に説得力がないのは悲しい
24日(日)『しあわせ家族計画』@渋谷シネパレス いかにも“松竹の日本映画”。しかしカリカチュアライズし過ぎな部分がいくつかあり、今一つこなれていなかったような気もする
30日(土)『SWEET SWEET GHOST』@シネ・リーブル池袋 部分的にはかなりいいところもあるものの、感性が監督とズレているのか、全体としては今一つ共感できず。
他に衛星放送、ビデオなどで『Beautiful Sunday』『交渉人』など
【展覧会】
「マックス・エルンスト展」@東京ステーション・ギャラリー 彫刻作品の表現が、古代文明における素朴なモノと共通している気がして面白かった
「エジプト文明展」@東京国立博物館 平成館 かつて「大エジプト展」を観ていたもので新鮮な感動はないものの、日本がまだ縄文時代だった頃にこれだけの精緻な彫刻作品が作られていたということには改めて感心
【読書】
「クラインの壷」岡嶋二人 かつてドラマ化された時に2回も見てストーリーを覚えているにもかかわらず、見事なストーリー展開に引き込まれてアッという間に読んでしまう
(10月の予定)
【芝居】
1日M『たまたま、素敵。』ランニングシアターダッシュ・インターリーグ@アルテ・パティオ
1日M『人造天女』演劇実験室∴紅王国@ウッディーシアター中目黒
7日M 『ラン・フォー・ユア・ワイフ』加藤健一事務所@本多劇場
8日M・9日S 『テイル』X QUEST@萬スタジオ
14日S 『獅子の嗣子』リリパット・アーミー@本多劇場
15日M 『VOYAGE』@シアターコクーン
21日M 『666』ファントマ@シアターモリエール
22日S 『いとしのエミー』近江谷太朗プロデュース@銀座小劇場
28日M 『民法732.5条』ネルケプランニング@THEATER/TOPS
できれば『ラフカット』(プラチナペーパーズ)も平日ソワレで観たいもの…
【LIVE】
7日 キング・クリムゾン@渋谷公会堂
19日 AsianFantasyOrchestra@赤坂BLITZ
27日 橘いずみ@CLUB QUATTRO
28・29日 ZABADAK@渋谷Egg−Man
【映画】
『金髪の草原』『サウスパーク無修正映画版』『五条霊戦記』など
【展覧会】
「中国文明展」@横浜美術館、「京都大原三千院の名宝展」@東武美術館 ほか
【読書】
「ターン」北村薫、「ナイフ」重松清 など
|
|