週刊StagePowerTopPage
日刊StagePower

乾坤一滴
NYの日本人俳優
西山水木の使い方

野平総研!!
テレビ文芸時評

レコメンの殿堂
お気楽鑑賞記
目撃者
TheStageTribune
特集:さいたまGT
特集:小劇場史
週刊SP企画室

NEWSバックナンバー
過去の連載・記事
取材のお願い
Onlineインタビュー
このサイトは?
月刊お気楽鑑賞記
(遅筆堂ネタふり亭 じべ since 1999.12)

じべ編 ■1月の結果と2月の予定■


(1月の結果)

【芝居】

14日(金)S『NANTA〜COOKIN' BEATS』@青山劇場
前半に“超技巧秘技”を集中させたため、後半が平板な印象になったのは残念。

15日(土)S『お正月』中島らも事務所プロデュース@SPACE ZERO
ある一族の正月風景をスケッチ風に重ねることにより、明治から平成に至る日本近代史・現代史を浮き彫りにする脚本には脱帽!

23日(日)M『風のピンチヒッター 特訓中』ランニングシアターダッシュ@ザ・スズナリ
冒頭の『風のピンチヒッター('97年)』ダイジェスト版の出来が良かったため、本編が見劣りするという皮肉な結果に…

30日(日)M『ジャスキス』TEAM 発砲・B・ZIN@本多劇場
このテの作品を観慣れてしまったせいか、やや平板に感じてしまう。もちろん、設定の面白さやテンポの良さなどは見事なのだけれど。

30日(日)M『ゴージャスキス』TEAM 発砲・B・ZIN@本多劇場
出演者のほとんどが2役を演じることになる設定と、終盤のストーリー展開で“二番煎じ"になるのを救った、という印象。そのあたりが巧い。

30日(日)S『ジャスキス・デス』TEAM 発砲・B・ZIN@本多劇場
2作目は前作を踏襲し、3作目は新機軸という3部作のお約束通り、キスのみを残して新たな展開にしたところに工夫がうかがえて感心。

#それにしても、1日に3作一挙上演というのはスゴい!

【LIVE】

29日(日) 仙波清彦@レストランバーCAY
パーカッションチームと2本のベースだけでメロディ楽器がないにもかかわらず、織り紡がれる「リズム曼陀羅」は変化に富み、飽きないどころか血沸き肉躍る。

【CD】

アルバム:「ザ・スクリーン・ビハインド・ザ・ミラー/エニグマ」「映像の世紀/加古隆」「ニュー・シネマ・パラダイス/オリジナル・サウンドトラック」「カムイの剣/オリジナル・サウンドトラック」

シングル:「Garden/Sugar Soul feat. Kenji」「ちょこっとLOVE/プッチモニ」「一緒に…/MAX」「LOVEマシーン/モーニング娘」

【映画】

14日(金)『ゴースト・ドッグ』@シネ・アミューズEAST
組織から逆に狙われた殺し屋の話に「葉隠」の武士道精神を絡めて…。適度なユーモアが殺伐とするのをとどめて出色の出来。

26日(水)『ナビィの恋』@テアトル新宿
12月に続き2度目。今回はサントラを聴き込んでいたので、どの曲がどの場面でかかるか、なども意識しながら観る。

他に衛星放送、ビデオなどで『七人の侍』『機動警察パトレイバー THE MOVIE1・2』『バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2・3』『12人の優しい日本人』『ZIPANG』など

【読書】

「イヌの仇討」井上ひさし
赤穂浪士の吉良邸討入りから上野介発見直前までを吉良の側から描いた戯曲。吉良は幕府の犠牲者、という独自の解釈が展開されて面白い。

「BLACK OUT」渡辺浩弐
近未来のハイテク犯罪を描いたTVドラマのノベライズ。「原作」と違い「ノベライズ」はほとんどまんまなのでイマイチ…

「沈黙の艦隊」かわぐちかいじ
コミックスながら大力作。『レッド・オクトーバーを追え』などはるかに凌ぐ潜水艦戦(および対艦隊戦)に、核保有や安全保証などからませて。終盤ではかなりの感動さえおぼえる。

(2月の予定)

【芝居】

4日S:『Longlong Time Ago』りぶれかぶれ@下北沢OFF・OFFシアター
6日M:『シンクロニシティ2000』NOMADE・SECOND@THEATER/TOPS
12日M:『ビューティフル・サンディ』サードステージ@俳優座劇場
26日S:『超老伝2000』AGAPE store@紀伊國屋ホール

【LIVE】

5日:椎名へきる@赤坂BLITZ
12日:ZABADAK@なかのZERO大ホール

【映画】

『月光の囁き』『新選組』『ワールド・イズ・ノット・イナフ』など

【展覧会】

「モナ・リザ 100の微笑展」@東京都美術館

【読書】

「日日平安」山本周五郎、「鏡の国のアリス」L・キャロルなど