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神出鬼没

『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』

『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』@シアターコクーン

平将門の話だけれど、幕が開くと舞台の上には、浅間山荘事件で山荘を壊した例の鉄の玉が。なるほど、そういうお話でしたか。今の時代の我々が観ると、他の色んな共同体のことをも、思ってしまいますね。

前半は高橋洋さん、後半は段田安則さんが主役だよねぇ・・と思って観てたけど、終盤、カリスマのオーラ全開になる堤真一さんも、やっぱり圧巻でした。

2005/2/26(土)

 

ヨーロッパ企画『平凡なウェーイ』

ヨーロッパ企画『平凡なウェーイ』@駅前劇場

相変わらず、何ともゆる〜い、シチュエーションコメディ。それでいて、なんだか妙に、完成度が高いんですよね。

過去の作品『サマータイムマシン・ブルース』が、『踊る大捜査線』の本広克行監督で映画化、今夏、全国公開予定。確かに、映像も似合いそうな作風ではあります。ヨーロッパ企画の役者さんも『交渉人 真下正義』に出演予定。

2005/2/20(日)

 

クラクラ・プロデュース『君恋し』

クラクラ・プロデュース『君恋し』@「劇」小劇場

かつてはエノケンと二枚看板を張りながら、ハナの咲かなかった男、二村定一の物語を、劇団『道学先生』の脚本家である中島淳彦さんの脚本、および主演(!)で。(チラシには、湯浅実さんに「そっくりだからやれ」と声をかけられ、外堀を埋められた、とありますが・・・。)

初めて観る中島さんの演技は、なんだか妙に色気があって、とっても素敵。湯浅さん、加西健司さん、大西多摩恵さん他ベテラン俳優さんが実にテンポよく脇を固めて。こんな小さな小屋で、こんな芝居をまた観たいものです。

2005/2/19(土)

 

シベリア少女鉄道『アパートの窓、割ります』

シベリア少女鉄道『アパートの窓、割ります』@シアタートップス

いつものシベ少を期待して行ったら、思いっきりハズされた・・その「ハズし」が今回の狙い。この劇団を初見の人は、何だか良く分からなかったかも知れないけど、客席にはシベ少マニア?が多いらしく、みんな結構喜んでました。

今後、シベ小がどこへ行くのか。未見で気になってる人は、早い内に見ておくことをお勧めします。だって「今まで」を知らなくちゃ、どうハズされたかも分からないでしょ。

それより、

次回公演 vol.13『笑顔の行方』@紀伊国屋サザンシアター

え?サザンシアターですか・・・?(笑)

2005/2/12(土)

 

モダンスイマーズ『デンキ島 松田リカ編』

モダンスイマーズ『デンキ島 松田リカ編』@中野ザ・ポケット

劇団以外へも作品を提供しているなど、最近、蓬莱竜太さん(作・演出)の名前を良く聞く。ということで、観に行ってみました。初見。

閉鎖された田舎の島の女子高校生、貧しくて家族も酷くて・・・。基本的に話は暗い。が、そのまま暗く終わるのかと思いきや、最後は、救いというか明かりというか、前向きな強さでリカは島を出て行く。若手の劇団では珍しい?骨太のストーリー。

2005/2/11(金)