秘書
| 「社長、逸行さんからなにやら小荷物が届いてますが…」
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SOMA
| 「ほぉ、そういや、こないだ電話があったわ。電話でやり取りするネットワーカーってのも珍しいけどな。しかしネットワーカーっちゅう単語も死語になったのぉ。で、なんや、それ」
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秘書
| 「あ、なにやら筒状の物が…。あ、バトンが入ってます」
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SOMA
| 「あぁ、バトンを渡しますって言ってたわ。また、律義なお人ぢゃのぉ」
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秘書
| 「バトンの中にお手紙らしきものが入っておりますが?」
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SOMA
| 「おお、読んでくれ。しかし、メールを使えよなぁ…」
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秘書
| 「えーっと。。。社長と FSTAGE との関わりについて話を聞きたいとか? 質問が箇条書きになってます」
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SOMA
| 「逸行さんの頼みとあらば、喜んで答えましょ」
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秘書
| 「じゃ、行きまーす。 FSTAGE に入るためにパソコン買ったんですか?」
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SOMA
| 「いいや。当時は仕事がそちら関係だったのぢゃ。ある時『これからはPCの時代だ』とひらめいたのぢゃ。わしは文科系の人間なので知識がなく、そっちに詳しい友人のM君にちょっと尋ねてみたのぢゃが、彼が衝動買い推進委員会とかいう組織の人間だったので、あっという間に買ってしまったわけぢゃ。ちなみに'93年の3月のことぢゃ」
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秘書
| 「よく覚えていらっしゃいますね」
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SOMA
| 「こないだの掃除でその時の保証書が出てきただけぢゃ。ちなみに486のマシンで500K¥くらい払っておるのぉ。金持ちやねぇ。羨ましい」
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秘書
| 「じゃ、ニフティにも同時に入会されたんですか?」
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SOMA
| 「いいや。ニフティに入ったのは3ヶ月後、取り敢えずPCの基本的なことを覚えた頃ぢゃ。また先述のM君が『これからは通信の時代やで』とか甘い誘い言葉をかけて来たのぢゃ。後で聞くと彼も入っていたけど、ほとんどROMだったのでメール友達が欲しかったからだそうだ。」
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秘書
| 「で、入会と同時にFSTAGEにも入られたのですか?」
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SOMA
| 「同時には入ってないなぁ。少し遅れて入ったけれど、あんまし関西圏の情報が書いてなかったので、巡回の対象から外してた」
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秘書
| 「その当時から演劇は好きだったんですか?」
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SOMA
| 「好きではあったが、あくまで多くある趣味の1つだった。興味はあったけど、1人で行く勇気が無かった。 (笑) すでに年取ってたし。 (笑) まぁ、決まった劇団を年に数本っていう感じかな?あの頃だと『笑殺軍団リリパットアーミー』とかがハチャメチャで好きだったのぉ。でも、のめり込まされたのは『東京サンシャインボーイズ』かな?初めて立ち見ででも観たかった劇団ぢゃったのぉ。しかし、今思えばもっと観とくべきだったと後悔するわい」
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秘書
| 「んじゃ、それから FSTAGE にも?」
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SOMA
| 「いいや。まだまだ。 (笑) Fステでの初の書き込みは『オンチケ』だった。一緒に行く予定の友人が行けなくなって、そういやFステにそういう会議室が有ったのを思い出したのぢゃ。それまで気が向いた時にしか巡回してなかったのに。それが'95年の8月。ニフに入って2年も経ってからぢゃ。もちろん自己紹介なぞやっておらん。今からでも遅くないかのぉ?」
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秘書
| 「で、その後は?」
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SOMA
| 「あ、問いかけを無視された。 (/_;) で、その譲りますという書き込みに申し込みがあったのが1人だった。反応があるということにちょっと感動したのと、なんだ、1人だけかという失望も感じたのぉ。で、その1人っていうのが、ただ者ぢゃなくって、当時むちゃアクティブな人で、またその人が色々とオススメしてくれるのぢゃ。それでも、しばらくは仕事の方が忙しかったので、そんなにハマりはしなかった。観劇スタイルは以前の通り気に入った劇団だけぢゃった」
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秘書
| 「なんか今までの話だと社長って他人の影響ばっか受けてますやん」
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SOMA
| 「来るものは拒まず!ぢゃ」
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秘書
| 「あ〜あ、もう。いつになったらハマルんですか?」
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SOMA
| 「'95年の冬に初めてオフに出たんぢゃ。『忠臣蔵ブートレグ』だった。それがハマリの原因だ。いやぁ、こんなに演劇の好きな人っているんだ。またこれが、初対面なのに話が合う、合う。今までの友人で芝居を一緒に観に行ってくれる人ってほんの数人だったから、そういう面でストレス溜まってたんぢゃろ。ほんとに楽しかったのぢゃ」
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秘書
| 「で、ずるずるといくわけですね。 (笑) 」
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SOMA
| 「はっはっは。そうじゃ。まずオススメしてくれると興味が湧くぢゃろ。で、劇場に行くと知った顔に会えるし、一緒に行ったりとかもするし。その後は RT もしたし、オフの幹事もするし、とち狂ってレビューまで書いてたし。気が付けば毎週毎週劇場通いぢゃ。今思えば、芝居にもハマッたけど、ネットを通していろんな、しかも芝居好きな『人』と出会えるってのにハマッたんぢゃのぉ」
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秘書
| 「ほぉ、Fステにはそういう魅力的な『人』がたくさんいると。さすがは社長、うまく纏めますね」
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SOMA
| 「そうぢゃのぉ。今のプライベートな友人の大多数は FSTAGER ぢゃもの。ところで、誰が纏めてるって?まだまだ話したいこといっぱいあるのに」
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秘書
| 「あのぉ、私、退社時間なんです。そんなに喋りたかったら RT の2チャンネルででもお1人でどうぞっ!」
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SOMA
| 「おお、そうか。みんなモニターしてね。んじゃ」
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秘書
| 「ほんまにやるんかいっ!!」
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−−−−−暗転−−−−−−−−−−パラパラと拍手−−−
大阪であほなことばかりやってます SOMA です。ちなみに本当は社長じゃありません。 (笑) 上のなんですが FSTAGER が沢山集まってたパティオで書いてみたのが始まりです。少なくとも3人くらいには「まだこんなあほなことやっとるんか」とでも思ってもらえるでしょう。 (笑)
最近は、 Fステにはあんまし書き込みも、RT もしておらず、芝居関係の書き込みはインターネットの他人様のホームページでちょろっとしている程度なんですが、、、。そんな体たらくな私にとって Fステってのは大事な「おうち」なんですね。私みたいなもんでも、いつでも帰ってこれるという安心感と暖かさがあります。
ま、今後は「もうちょっと関西圏の情報をアップできればなぁ」などと思っておりますので、よろしゅうに。 (去年、観た芝居のレビューを全部書こうとしたのに3ヶ月で挫折した実績有りですが・・・ (笑) )
ということで、エッセイのお次は、私の運命を変えた初参加のオフで幹事を努めていらっしゃいましたおーきひろこさんにお願いしたいと思います。Fステ前と後の彼女の変身ぶりは・・・。乞うご期待!!