週刊FSTAGE
リレーエッセイ「私とFSTAGE」
リレーエッセイ「私とFSTAGE」vol.34
ごろうやっこ 11.07.1999


秋山美月さんに御紹介頂きました。ごろうやっこ (goroyakko.ishigami@nifty.com) と申します。 (芝居狂いって言うのはそっくりそのまま秋山さんへお返ししておきましょう (^^) )

Niftyのシアターフォーラムに加入したのは96年4月です。その時からFSTAGEで楽しんでします。まだひよっこと言うところでしょうか。

95年76本、96年130本、97年185本、98年193本。厳密に舞台だけではありませんが年間観劇本数が増え続けました。今年99年は150本内外でしょうか。

舞台を観るようになったきっかけは、野口五郎 (元アイドル今も歌手) が舞台に進出した頃からです。ミュージカルを中心に舞台への興味は広がります。年々増え続ける観劇内容を整理しようと思い立ち、Mac PowerBook5300cs購入からパソコン通信が始まり、ついにフォーラムで知り合った人と結婚してしまった!  ('98.12) 事件です。

一般的にパソコン通信をすると世界が広がると言われていますが、知り合いは一気に増えます。このFSTAGEでは、自分が知らない多くの芝居の種類を教えて貰いました。気に入ったのもあり、どうも苦手な芝居もあります。人とモノ (ここでは芝居) の両者の世界が広がりました。フォーラム内結婚もいくらかあったので、早く結婚したい私は「どうやって知り合って結婚したの?」と諸先輩方に聞いたものです。それは不思議なことです。>とお茶を濁す。

最近考えることは、演出の違いや考え方とか。最近土日で4本の舞台を観てそれぞれへの思いが交錯していい気持ちでした。具体的には『永遠の雨よりわずかに速く』199Q太陽族、『RENT』BWミュージカル、『恋の三重奏』アラン・エイクボーン作、『カルメン』東宝ミュージカル。FSTAGE関連の舞台は50%ですが、有意義な週末でした。太陽族の公演後に作、演出の岩崎正裕さんのお話を聞く機会もあり、自分が好きな蜷川幸雄氏の演出との違いなど感じながら次からの舞台を楽しみました。

これはFSTAGEに入った頃と似た思いです。FSTAGEにいると、人の考え方の違いを目の当たりにしたり、知らないことを教えて貰ったり、10年間勘違いしてたことに気がついたり。先に書いたとおり世界が広がります。FSTAGEに入った当初は、まさか舞台が好きな人がこんなにいるとはと心強く感じました。自分は特殊な人間じゃないんだなって (笑) 。>やっぱり特殊です (^^;;。

御陰様で (?) 『ここが私のいる場所』と勝手に決めて楽しい毎日は過ぎていきます。これからも年をとってもずっとずっとこんな関係をみなさんと共有できたらと思います。

次は関西人に偏見を持っていた私に、また一つ世界を広げてくれた恩師のみやび猫さんにお願いしました。



リレーエッセイ、次はみやび猫さんです。
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