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リレーエッセイ「私とFSTAGE」vol.32 AYA 10.31.1999 |
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LatteさんからバトンタッチのAYAです。 さて、何から書いたらいいかなー。 AYAのFSTAGE生活が始まったのが【NODA・MAP第一回公演の頃】です。 「通信世界で芝居の事を話してるところがあるよ」っとうわさに聞いてさっそくヨドバシカメラに走って買ったのがなんとワープロ用のモデム!たしか4万円とかして、今思うとなんて無駄…ですが、回りにパソコンに詳しい人がいなくて…マニュアルと首っ引きで通信をはじめたのでした。 その通信世界でいち早く知ったのがNODA・MAP『キル』の評判、当日券情報とか、当日並んだ話とか読んで、さっそく当日券の列に。早くから並ぶのをここではじめて体験しました。『キル』がNODA・MAPに、通信世界にハマル切っ掛けをつくってくれたのはいうまでもありません。 その頃【サンシャインボーイズ解散の発表】が通信世界シアターフォーラムを賑わせていました。芝居から遠離ってンンン年で、ン…?サンシャインボーイズ??さっそく三谷幸喜脚本の「ショーマストゴーオン」を紀伊国屋へ、芝居でこんなに笑ったのは初めてでした。 えっと、これオフ参加だったかなー? その秋だったでしょうか、サンシャインボーイズ解散公演『罠』オフ!!オフ募集の発表を今か今かと待ちわびて、参加出来た時はもう有頂天!!チケットの入手困難な芝居をオフで見れる!!なんて素敵なニフっと大喜びでした。後で、FSTAGERが朝早く手分けして並んでゲットしたという事がわかり、もう感謝感謝の大感激でした。それにしても、自分でゲット出来ず、2バージョンの片方しか観られなかったのは今でも後悔の種。 そういうオフでお会いした某劇団の方から野田秀樹作演出の『虎』幹事を引き受けてくれる人がいたらできるんだけど〜っという声、これは日生劇場でやるたしか東宝主催の公演で、さっそく手を上げたのがはじめてのオフ幹事でした。この時はチケットの郵送手配をサンシャインボーイズの幹事だった福井さんが担当してくださり、AYAは歓迎レスだけで宴会の事も名簿の事もおんぶにだっこ状態でしたが、その時の参加人数はなんと68名でした。これは日生劇場という商業ペースだったからで、”NODA・MAPは絶対に団体受付けをしない”という事でその後はボランティアで手分けしてチケットをゲットしています。 その後NODA・MAP番外公演『し』が発表されました。最初、なんとか10枚をゲットし、オフを募集しました。結局、チケット提供&自力組を入れて28名で今は無い六本木の「自由劇場」でオフを開催しました。万歳野郎さんというFSTGER高じてプロの世界に入られた方の作った素敵な名簿は今でもダントツのデザイン。当日は地下室の穴蔵のようなスペースが熱気につつまれて、野田秀樹と橋本功の芝居に息をのんで見ていました。『し』という題材をあつかいながら人の心に深く入っていく野田秀樹の演出の深さに感動しました。その時驚いた事は幹事のAYAはこの日一度っきりでしたがオフ参加の方がほとんど他の日も見るというリピート組!!え!!芝居をくり返し観るの!!???…この時これは一種のカルチャーショックでした。 こうやって、その時々で幹事団が出来、チケットも皆さんゲットしたのを提供してくださるという暖かい応援でNODA・MAPのオフを続けてきたんですが、オフの中で沢山の人に出会えて、好きな芝居の話ができる楽しさはシアターフォーラムのならではだなあとつくづくおもっています。 今秋もNODA・MAPのオフを開催します。『パンドラの鐘』蜷川版と野田版のダブルオフ (一日2本) という無謀さはけっして無謀ではなく、FSTAGERが土曜日に観劇するスタイルを同じ演目に絞っただけ…なのです…っというと日頃から無謀という声が聞こえそうですね。FSTGEに来るとその楽しさが味わえます。 …っというわけで、次回は1年間の観劇本数が一年の日数に近いといううわさの…秋山美月さん!!でーす! |
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リレーエッセイ、次は秋山美月さんです。 |
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