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ぴな ◎◎ ![]() 09.19.1999
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こんにちは。ぴなでございます。
【芝居とのなれそめ】20年前、友人に奨められて、初めて観た舞台が、あの夢の遊眠社。もの凄い衝撃でした。頭をガーンと殴られた感じ。 ここで芝居の世界を知り、その後、様々なジャンルの芝居を観ました。 それこそ小劇場から佐久間良子、能から四季まで。「乱読」ならぬ「乱観」とでもいうのかしら。 週に1〜2本のペース。ぴあ、チラシ、口コミが情報源。当たり外れもあったと思いますがとにかく観ました。 「演劇」でなくて「芝居」、「練習」でなくて「稽古」、「見る」んじゃなくて「観る」んだっつう変なこだわりを 持つようになったのもこのころ。 そして就職。予定が立ちにくい職場だったこともあり、観劇数が徐々に減り、ついには年間ベスト5が 語れないほどに。しかし、この間、別のもの (映画とか、ギャンブル、変な宗教とか・・・) に溺れなかったため 後々芝居に戻ってこれたんです。
【NIFTYに入った頃】NIFTYに入ったのは、遊び仲間が日程調整をEメールでやりだして、仲間外れになることが多かったから。当時はオン読み、オン書き。フォーラムなるところをチラっと覗いても、 何やらローカルルールがあって、怖そうだし、とにかく膨大な発言量。 ここは自分の来るところではない、くわばらくわばらと思っておりました。 FSTAGEの存在も知りませんでした。
【FSTAGEとの出会い】NIFTYに入って半年以上経過。送られてきたNIFTYの会員誌を読んだのだろうか、 フォーラムって面白そう、なんだ芝居のフォーラムもあるじゃないか・・・ってんで覗いたのです。おそるおそる自己紹介したら、すぐにレスを付けて下さる方がいてとっても嬉しかった。 直ちにその方に「お礼のメール」を出しました。なんてうぶなワタシ。 (笑) 丁度シスオペさんのお披露目オフの直後で、「美女と野獣がどうたら」だの感想が延々と続く。 タッチの差で参加できず (そもそも「オフって何だろう?」だったけど) 、みなさんの楽しそうな感想を 読んでうらやましかった。 当時、オン読みオン書きだったので必然的に (どこがだ? (笑) ) RTにハマりました。 初めて覗いたRTには「柳原某」という女優さんの名前がチラっと見えた。 「へぇ、あの人もやってるんだぁ。」と感激しました。まだ「/ha」なんていう技を知らない頃。 (笑) 最初に参加したRTで、「遊眠社が好きなんです」って書いたら、遊眠社の音響をやってた方がいらっしゃって、 いろいろと教えて頂きました。ずーっと気になっていた客出しのときの音楽について伺えたときは嬉しかったなぁ。
【そして、今に至る・・・】
IOHの小野ヨシミさんと、松本にて
【その1−オフ】初めてのオフはキャラメル。観終わって二次会前のお茶会の席で「えっ、ぴなって男 だったの。」と絶句されました。 「ぴな」というハンドルと、新参者故の丁寧な文体 (?) が女性を想起させていたようであります。 そこで咄嗟に出たのが冒頭のフレーズです。 以来、別のフォーラムでもこのキャッチで売らせて頂いております。 (感謝)芝居ってただ観るのも楽しいけど、観終わった後に「あーだ、こーだ。」言うのが楽しいですよね。 Rをアップすればいいのですが、そこまでまとまらないし、家に帰るホンの数十分でも印象って薄れちゃう (にわとりか>ぢぶん) 。 オフの後の2次会ってのは格好の場なんですわ。 で、チケット入手が困難な公演のオフは、小生のような「出遅れ」がちな男にはとーってもありがたいのです。 そんでもって若い方と一緒にお話できるのも小生のような「行き遅れ」ちゃってる男にはとーっても、とーっても嬉しいです。 幹事の皆様、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 感謝をこめて、宴会ではこれまで以上にはじけさせて頂くことを ここに誓います。
昨年11月のIOHオフ。参加者と役者さんたち
【その2−レビュー】レビューを読んで、観る芝居 (劇団) を決めることが多いです。世の中にはいろいろな情報が氾濫していますが、たとえ会ったことなくても知ってる人の感想って迫力があります。 短い公演だとダメですが、ある程度長い公演だと、何人かのRを観て、劇場に足を運ぶことが多いです。 最近だと轟天がそうでした。ここのところインド映画にハマってまして。普通の劇評だけ読んでたら気づきませんよ、あの替え歌。 自分はネタバレR大歓迎です。全てを知った上で実際の舞台を観る方が安心していられるんです。 見逃してしまいそうなところを押さえるっていう重要な役目もあります。 感動が薄れるってことはありません。 もちろん、後から読んで気付かなかったことの確認や、自分の感想がひとりよがりでないことを知って 安心するって効き目もあります。 (ひとりよがりだったことがわかったときは、こっそり反省します。)
【その3−TKTS】こちらも年に何回かお世話になってます。直前まで予定が立たない生活は相変わらずで、 先行予約なんてタイミングでは電話もかけられない。そうこうするうちに公演は大人気。 諦めかけていた頃にチケットが出てきた日にゃあ・・・。早い者勝ちなので慌てていて、 メールのはずが会議室にコメントにしてしまい、翌日気づいて冷や汗をかいたことも1度や2度じゃありません。 (読んじゃった方も多いことでしょう。ご迷惑をおかけしました.)一度なぞ、当日朝のアップを読んで連絡入れて、昼休みに地下鉄の駅で受け取って、ソワレを観る・・・なんて 離れ業をやったこともありました。 折角お取りになったチケットを泣く泣く手放される方の心中をおはかりし、 後ろの客の迷惑にならなければ正座でもしたいくらいの気持ちで観させて頂いております。 ただし、ただでさえ頭がでかいので、実践はしていませんが。 他人の不幸を心待ちにする訳にはいきませんが、これからも「間隔0」で巡回させて頂きますです。
【その4−お友達】そう、そして何よりもたくさんのお友達ができました。 劇場でばったり出会ってミニオフになることもあります。小生の笑い声は客席に響きわたるそうで、 終演後「やっぱり、ぴなさんだ。」と言われること多いです。ご迷惑おかけします。 (かつてオフの宴会で、某劇団の女優さんから「無駄にいい声してますね。」とお褒めの言葉を 頂いたこともありました<自慢)「チケット取れたけど観にいかない?」と声を掛けて頂くこともあります。 冬は毎週末スキーでつぶれる小生に、春になると声をかけて下さるやさしいお姉様もいらっしゃいます。年齢も、職業も、住んでるところも様々なお友達。 芝居を離れて呑みに行ったり、鍋パーティやったり、スキーに行ったり。 そうそう。アメリカに半年間行ってたときも、距離を感じることなかったです。 時差の関係で「真っ昼間のRT」なんていう 背徳的な経験もさせて頂きました。帰国後3日目でオフに出させて頂いたし (笑) 。 これからも遊んでやってくださいましね ![]() つらつらと駄文を重ねていたら、だいぶ長くなってしまいました。そろそろこの辺で。 お付き合い頂き、ありがとうございましたっ。 リレーのバトンは、新幹線、高速バスの利用回数では右に出る者のいない当社のお得意様である「山形の元気娘」りうさんにお渡しします。 りうちゃん、よろしくねっ。 |
リレーエッセイ、次はりうさんです。 (このページデザインはぴなさんご本人のシワザです) |
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