週刊FSTAGE
リレーエッセイ「私とFSTAGE」
リレーエッセイ「私とFSTAGE」vol.14
もえもん 06.19.1999

ども、もえもんです。

あきえもんさんの後を受けての登場ですが、あき様、私に何を書けと?

そのー、なんだ、エッセイって何を書けば良いんでしょう? 側にいるツレは「随筆よ、随筆。文体を気にしないで思ったことをズイズイ書けばいいのよ」なんて曰ってますが、小学校時代夏休みの読書感想文が死ぬほど憂鬱だった、そんな私がズイズイ書ける筈はないじゃないですか。 (T^T)

あ、イカンイカン「私とエッセイ」になってきてる。 (^^;)

さて本題です。「私とFSTAGE」ですね。

なんか場違いなところに来てしまったというのが、正直なところです。実は、このリレーエッセイの話を伺うまではこの HP の存在さえ知らなかったんです。 (スミマセン。今はちょっとずつ読んでますので。) それくらい FSTAGE 的に薄い、しかも諸先輩方から比べると観劇本数も少ない、タダの素人の私がこのようなところに文章を書いて良いのでしょーか。

レビューを書いたのは、何年前かなぁ。ここ数年、参加させてもらっているモノといえば、観劇オフ (幹事、参加者) と年間 BEST10 (投票、集計、インタビュア) 、オンライン TKTS くらい・・・。あ、なんだケッコウ活動してるじゃないですか、私ってば。今気が付いた。でも、通信がメインであるべきなのにオフライン活動が多いですね。 (^^;) ! そうだ、私にとってFSTAGEは「出会いの場」ってことか。今気が付いた。

多くのメンバーの方が同じだと思うのですが、観劇が趣味って友人が少ない、というよりは身近にいないんですよね、ほとんど。芝居話をする相手がいない・・・。私が FSTAGE に入会したのは、小劇場演劇の観劇にハマりだし、そんな不満がチラチラと芽生え始めた1995年7月頃でした。でも、最初は情報収集の ROM が目的であって、発言する気なんかこれっぽっちもありません。 FSTAGE に参加するためだけに、パソコンを購入した人もいるというのに、なんて非積極的な入会動機・・・。スンマセンです。でも、入会してちょびっと読んだ途端、今までできなかった芝居話や豊富な情報が嬉しくなって、ちゃっかりうっかり自己紹介してしまいました。で、気が付いた時にはオフに参加。宴会場でご陽気になっていたのでした。

今にして思えば、オフに参加したっていうのは、本当に大正解。大袈裟な言い方をすれば、自分の世界が広がったというか。世の中、いろんな世界があるもんです。食わず嫌いはイケません。最初のオフ参加で味をしめると、もう、調子付いちゃって、挙げ句の果てには自らオフを企画する始末。「楽しいオフでした」なんて、言われようものなら、更に力が入って、参加者名簿を凝りまくりーの、良い席を提供したくって劇団の関係者の方にチケット手配をお願いしたりーの、役者さんに宴会の参加をお願いしたりーの、・・・。

そりゃもうエスカレートする一方でした。オフを開催するに当たって、本当にいろいろな方にご協力を頂きました。それとともにご迷惑をお掛けすることもあり、感謝と陳謝を重ねました。そこで、反省したのです。「人を巻き込んでやっちゃまずいな」と。一時は、座敷二間ぶちぬき宴会、数十人もののオフもやっていたのですが、今はボチボチ、こじんまりやってます。それでも楽しいモノは楽しい。でも名簿は相変わらず、それなりに凝ってますけどね。あ、オフ名簿のご要望があれば、作らせて頂きますよ。VYC02533@nifty.ne.jp までご連絡を。 (ってそんな人いないか)

ここで、ちょっと失敗談。

知らないとは怖いモノです。とあるオフに参加させてもらった時のこと。何やらやたら人気のある参加者がいるので、「誰なの、あの人」と。シスオペ殿でした。 (^^;;;;)  私はそれまで、「あの」劇団を観たことが無く、自分的にはめちゃ恥ずかしく、シスオペ殿にはタイソウ失礼なことを言ってしまったのでした。あの時、誰とそんなことを話したのか覚えてませんけどね。

あ、「私とオフ」になってしまっている。 (^^;)

「出会いの場 FSTAGE」を書こうと思っていたのにぃ・・・。 FSTAGE がなければ、出会うことができなかった多くの人達。とても親しくしてもらっている方、残念にも連絡が付かなくなってしまった方。観劇趣味の合う人、新しい芝居の見方を教えてくれる人。ご贔屓の役者さんに壊れて一緒に盛り上がれる仲間、芝居を観ているだけでは話す機会も持てなかった芝居の送り手の方々。今やもう、全てが私の財産です。本気で「ありがとう FSTAGE 、これからもよろしくねメンバーの皆さま」という気持ちです。

先を考えずにズイズイ書いてみましたが、如何でした? (内容が無い?)

さて、来週の「私とFSTAGE」は、個人的にはオフ幹事の相棒としてタイソウお世話になっている人物。もうちょっと読み応えのある文章を書いてくれそうな女優そめい嬢です。では、どーぞ、よろしく。


リレーエッセイ、次は染井芳乃さんです。
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