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リレーエッセイ「私とFSTAGE」vol.7 三浦隆 05.04.1999 |
ども、岩手県盛岡市の三浦隆と申します。地元で活動する「空飛ぶ時限 BAKU 団」という演劇プロデュース団体と「劇団遊伎座」という二つの複合集団の代表をしています。 私とニフティの出会いは、96年の劇作家大会 in 盛岡です。とはいっても、当時パソコンももっていなかったので、実際に入会して ID をとったのは97年の暮れです。動機はといえば、やはり「刺激がほしかった」ということでしょう。首都圏で上演される公演のレビューも読みたかったし、北村想さんや平田オリザさんや第三舞台の某役者さんと話題を共有できるチャンスがある、と考えただけでもう、ドキドキワクワクしていました。 ところが、Fステを覗き始めてすぐ、別の楽しみを知りました。日本全国の、同じ演劇好きな者同士が、瞬時に情報を交換したり、一つの話題に熱くなって議論できたりする・・・これはもう予想をはるかに上回るドキドキぶりです。 (「情報」とは公演情報とは限りません。) 申し遅れましたが、私は自身の演劇活動とは別に、盛岡で発行されている地元の劇団の劇評記事を中心にした演劇紙「感劇地図」の編集をしています。人口30万人に満たない地方都市で、劇団数はやたら多いが演劇人口は必ずしも多いとは言えないこの地で、劇評という分野を根付かせようというのは夢物語のように聞こえるかもしれません。しかし、そういう刺激にさらされないと、自分の劇団も含めて地方でやってる演劇活動なんてのは、すぐに廃れていったり井の中の蛙になってしまう危険性を常にはらんでいると思うのです。 Fステで全国の方々といろいろな情報交換するのも、同じような意味で、よい刺激を与えてくれます。現在、「感劇地図」紙面で、そんな全国からの演劇事情を Fステを通じて紹介してもらう「地演劇の時代」というコーナーを連載中です。このリレーエッセイも、いずれはすべての都道府県リレーでつなげたら面白いでしょうねぇ。 と、いうわけで、次は先日劇作家大会があったばかりの札幌から、ふとがみさんです。 |
リレーエッセイ、次はふとがみさんです。 |
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