リレーエッセイ「私とFSTAGE」vol.3
おくむら 04.06.1999

へ? 次、わたしなんですか? な、なんでまた。ここんとこ、ちぃーとも発言してないのにさ。もっとさぁ、●平さんとか、◎ゅーこーさんとかさ、お役立ちレビューをビシバシ書いてる人のほうがいーんじゃないですか。

ははぁーん、なるほどね。知り合いの知り合いで繋げてって、最後に◆ねきねこさんになったら終わりなんだね、テレホンショッキングの吉永小百合みたいに。違うか。

わたしは、ここ4年ほどです。 FSTAGE で話し出したのは。それまでにもただ読んでいた時期もありましたが、そんなに古株じゃありません。また、いままでの2人 (じんぼ、からさわ) は、ときには作家さんであったり演出家さんであったり照明さんであったり音響さんであったりする、いわば演劇界の内側の人ですが、わたしの場合は、純然たる観客です。えぇ、チケットもぎったこともありません。劇団によっては「一緒に客出ししなさい」とか、客によっては「明日のチケットお願いします、おくむらさん扱いで」などとぬかすフザケた人もいましたが、重ねて言います。わたしは観客です。

それでもですね、 FSTAGE のオフなんかに参加してると、次第に観客側の顔見知りが増えてきて、どこかの小屋で会ったりすると、そのあと呑んだくれて帰ることもあります。とある劇団の公演に行くと、示し合わせてもいないのに、公演期間が1週間もあったりするのに、そしてお互い1ステしか見てないのに、ある FSTAGE の人に5回ほど連続して会ったりすることもありました。そして、そういう場で聞いたり語ったりすることが、 FSTAGE にも書かれない (書けない) 、貴重なナマの情報だったりするのです。 FSTAGE に参加されたら、まず1、2回でいいですから、オフに参加してみてください。その後の小屋通いが、また違ったものになるでしょう。

すでにインターネット上には、各劇団のホームページがたくさんあります。でも、ある特定の劇団の公演しか見ない人なら別ですが、おもしろそうなとこ、いまイケテルとこの情報を仕入れるなら、やっぱりいろーんな趣味・嗜好を持った人のいるこちらのほうが、いまでもなお有用であると思いますです、はい。

わたし、首都圏の者ですけど、去年はどーゆーわけか関西圏の知り合いもできました。大阪であった公演を見に行ったからなんですけどね。それでも初めて会ったような気がしないのは通信の威力、ですねぇ。この調子で今年は九州に、来年あたりはロンドンに知り合いができたらどうしようかと怯えています。

ではその例として、次に、大阪・梅田の総番、あれさんをご紹介しましょう。姐さん、どうぞよろしゅうに。

QZF14443@nifty.ne.jp
おもしろそうな公演あったら教えてね。


リレーエッセイ、次はあれさんです。


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