2009年4月第1週
4月になり、6日からスクールの新学期が始まった。先週は主にオリエンテーションだった。毎年、この時期は、どんな新しい出会いがあるかな、とわくわくする。こういう仕事をしていると、特にそう感じる。3年目の今年は、さらにいろいろな人たちと深く関わっていきそうな気がする。というのも、多くの現役の声優さんたちが講師としてスクールに来てくれることになり、教務としてその方たちと関わっていくからだ。そして、教務の仕事をしながら、d'Theaterの方も継続して活動していくことになった。ついこの間までは、しばらく出来そうもないと思っていたが、やっていけることになったのだ。ある程度、期待されているからだと解釈したい(笑)。ま、忙しさは増すが、いずれにしろ、4月25日から活動を始める。そこに、つまり、去年d'Theaterで一緒にやってきた人間に加え(スクールを離れて他の事務所や養成所に入った人間でも、d'Theaterに参加出来ることになった)、今年の専科(2年目の学生)の中から新たにd'Theaterに参加する人間や、今年入学してくる本科生の中からも、参加したいという人間が出て来るかもしれない。さらに、ドワンゴアーティストプロダクション(スクールの上のあるプロダクション)に所属したり、準所属になったメンバーからも、参加したいといわれているので、いろいろな人間がd'Theaterに関わってきそうな感じがするのだ。しかも、旗上げ公演の時のように学生だけでなくなるので、いよいよ本格的な活動になるというわけだ。客演も呼ぼうと思っている。まだ、劇場も押さえてないのだが、一応、10月か11月に公演を予定している。何か進展があったら、こことd'Theaterのホームページで報告していく。どういう公演になるかわからないが、以前、月光舎でやった、30分ほどの短編を5本作り、その中の3本を、毎回組み合わせを変えて公演していくというのもいいかと思っている。いろんなタイプの芝居が出来るからだ。いずれにしろ、ワークショップを始めてからだ。久しぶりに、エチュードで作っていくというのもやりたい。
最近は、家に帰って来て、時間があれば、DVDを観ている。もちろん、韓国映画が中心だ。乾坤プラスの方に、2008年に日本で公開された韓国映画のリストを送ったので、いずれ乾坤一滴プラスの方で更新されると思うが、それよりも、私としては2007年のベストテンを早く発表したいと思っているので(遅過ぎですね、すみません)、観逃した作品を順番に観ているのだ。現在、2007年公開の47本中30本ほど観たので、もう少し、せめて話題になった作品を含めて、8割以上(40本ぐらい)は観ておきたいと思っている。そうなったら発表するが、上位がなかなか拮抗していて難しい。個人賞では、女優賞が甲乙付け難くて迷っている。カン・ヘジョン、イ・ナヨン、コン・ヒョジョン、ムン・ソリ、みんないい。韓国の女優の層の厚さにびっくりするばかりだ。アイドルのようだったが子が、みんな演技派になっていくのだ。う〜ん、日本はダメだ。きっと、きちんと育てていくことの出来る人間がいないのだろう。アイドルはアイドルのままで年老いていくし。そんな中で、私と誕生日が同じ小泉今日子は、年を取ってもなかなかいい味を出している。演技派とまではいかないが、いいことはいい。まぁ、日本では、芝居がうまいということより、「きれい」だとか「かわいい」とか、好感度的なことの方が優先されるから仕方ないのかもしれないが。無名でも、いいなぁと思う女優は、いつのまにか消えていってしまう。いつかそういう女優のベストテンでもやろうかな。いろんな人の意見も聞きたいし。
さて、久しぶりに競馬の話題も取り上げよう。いよいよ、春のクラシックGT戦も始まったし。まずは、この前の日曜の桜花賞。圧倒的一番人気のブエナビスタの強さは本物なので、当然、ブエナビスタ1着固定の3連単狙い。2、3着には、前のレースを観直して、ひょっとして逃げ残りもありそうなヴィーヴァヴォドカとサクラミモザ、そして、追い込む脚のすごかったレッドディザイアとダノンベルベールと、騎手で選んで、可能性のある福永のジェルミナルと横山のアンプレショニストの6頭を選び、30点買い。で、ズバリ的中! といっても、3連単でも5.680円しかつかなかったし、あまり威張れたもんじゃない。その日のトータルではマイナスだったし。まぁ、幸先よく当たったということで良しとしましょう(笑)。しかし、ブエナビスタは強かった。今のメンバーのままなら、オークスは、さらに条件が良くなるので、この馬で決まりだな。
で、今週末の皐月賞はどうかというと、これまた強いロジユニヴァース中心になるのは仕方ないが、ブエナビスタよりは取りこぼす要素がある気がする。こっちも3連単狙いでいこうと思う。アンライバルド、ナカヤマフェスタ、アーリーロブスト、そして、リーチザクラウンにフィフスペトル。この6頭にベストメンバーとゴールデンチケットを加えれば、ほぼ決まりなのだが、そんなに点数も買えないので、ロジユニヴァースを軸に3頭ずつのボックス(6点)を5〜6点買う予定。その組み合わせは、当日の気配次第。まぁ、皐月賞までは、ロジユニヴァースは3着ははずさないでしょう。
そういえば、3月の終わり頃、2月の龍昇企画の公演で共演した、かんのひとみと久しぶりに飲みに行った。かんのの友人でもある妻と、公演を観に来てくれた元・月光舎の、今はスクールで一緒に働いている、石塚との4人で、だ。最初、新大久保のコリアンタウンへ行く予定だったのだが、週末で混んでいて予約が取れず(直接行っても入れない)、歌舞伎町の北海道料理の店にした。そこで、ほっけの刺身というものを初めて食べた。ほっけといえば焼き魚と思っていたが、刺身でも食べられるのだ。ただ、新鮮じゃないとダメだそうなので、東京ではなかなか食べられない。上品な味ながらも深い味わいがあり、酒のつまみには最高だった。他にも北海道ならではの料理をいくつか食べ、大満足。その後、新大久保に行き、一度行ってみたかったチャジャンミョン(ジャージャー麺)の専門店に行き、ソウルと釜山以来3度目の本格的ジャージャー麺(日本のジャージャー麺とはちょっと違う)を食す。これまた美味で、その日は久しぶりに満腹状態で電車の中でグッスリ眠りながら帰宅。たまに、古くからの友人たちと飲むのも楽しい。そうそう、30日には、瀧川英次と石塚と3人で、餃子を食べに、久しぶりに桜木町の三陽に行った。親父は相変わらず元気だったので良かった。もう結構いい年だと思うが(笑)。あの名物親父の声が携帯の着信音であるそうだが本当だろうか。調べてみよう。それにしても、三陽の餃子は本当に美味しい。餃子好きのパク・クニョンが気に入ったぐらいだし。にんにくのバクダンも美味しいし、疲れている時に食べに行くと元気が出る。横浜を離れたが、やはり、ひと月に1回ぐらいは行きたいなぁ。まるます家もね。
(2009.4.17)