リレーエッセイ「私とFSTAGE」vol.61
浜崎信 04.24.2000


(vol.59 凪さんからのバトンタッチ)

え〜ほとんどFSTAGEをROMしている浜崎 信です。
ということでこれを読んでいる方では私を知らない方が多いと思いますが、そんな私になぜかバトンが回ってきました。

私がFSTAGEにというかFTHEATERに入会したのは実はもういつの頃かわかりません。最初NIFTYに入会した動機は演劇以外の所にありましたのでフォーラムをいろいろ回っているうちに気がつけばFSTAGEに入会していました。当時は演劇も一般の人ぐらいにしか観ていなかったので自分の中ではそんなに大きな存在ではなかったのです。

ところがなぜか仕事が順調に行き実入りが多くなってきたころから、久々に観た芝居をきっかけに急激に演劇にのめり込んでいきます。そのときにいつの間にか入会していたFTHEATERの存在が非常に大きなものになっていきました。

観劇を始めた頃は小劇場系の芝居しか見ていませんでした。そんな私がミュージカルや宝塚まで観るようになったのは当時FMUSICALやFKAGEKIとして独立していなかったFTHEATERからの情報が非常に大きかったのです。

本当にFTHEATERの存在を知らなければ一生観ることはなかっただろうという演目はかなりあると思います。

初めて見た系統の芝居、そこで知り合った人が教えてくれたまだ観たことのなかった芝居、そうして新しいジャンルをどんどん拡大していき、それからと言うもの観劇数はバブルの用に増え気がついたときには平均1日に1本以上の観劇になっていました。

一時期はこんな生活がずっと続くのかなとも思いましたがそんなことはありませんでした。

そのきっかけもFSTAGEからでした。芝居を通して知り合った人と結婚、今年は息子もできて到底1日に1本なんて観る時間はなくなってしまいました。でも本数は減ってもこれからも観劇は続けていきます。演劇が人生の大きな節目にありましたから。

今の楽しみはもちろんいつか息子と一緒に観劇することです。


  リレーエッセイ、次はJoyさんです。


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