さっぽろえんげきカリンコロン

(9) 1999.7.31 「TEAM-NACSについて。」

劇団の旗揚げも終わり、一段落。
来週はミーティングです。
今後の劇団としての活動というか方針を決めるミーティングの予定ですが、きっと一波乱ありそうです。むー、結果は見えているんだけど・・・。

結構このエッセイのネタにつまって、(笑)いろいろ知人にネタのアドバイスを頂いていたりするのですが、札幌で人気がある劇団について書いてはどうだろうということで、今回はたぶん札幌で今1番人気であろうTEAM-NACSについて書きます。

札幌で今一番人気があるのはどこの劇団?と聞けば、だいたいの人はTEAM-NACSとイナダ組と答えるでしょう。

TEAM-NACS(以下NACS)は、札幌の北海学園大学の演劇研究会に所属していた男性5人で結成されました。NACSは札幌で今一番観客を動員する劇団ではないでしょうか。(正式には劇団ではなく演劇ユニットらしい) 最近では道新ホールにも進出。札幌の芝居ではめずらしく、2週間ぐらい連続して公演を行っています。(札幌では2日間ぐらいが支流) チケットはすぐにSOLD OUT。ファンの中には何度も足を運ぶリピーターもいるようです。

私は1度しかNACSの公演を観に行ったことがありませんが、笑いありダンスありのお芝居で、東京の劇団に例えて言えば第三舞台のような感じでしょうか。物語が展開していくという芝居ではないようで、役者の本名がそのまま役名にもなっているというめずらしい形態です。

役者5名それぞれが個性的で、ビジュアル的にもかっこよく、芝居もおもしろいといった所が若い世代に受けているようです。そういったことからなのか、観客は若い女性が9割ぐらいを占めていると思われます。私が観に行ったときも、あまり男性の姿は見えませんでした。(うちの劇団もそうなんだけど・・・)

最近では、5人全員がテレビ・ラジオ・CMなどに出演したりと、メディアでの露出も増えてきたので、ますますチケットをとるのが難しくなるのではないでしょうか。アイドル化しているところもあり、各個人には熱狂的な追っかけなどもいるようです。それにはすごいというしかありませんね・・・ハイ。

今年はもう公演の予定はないということですが、札幌で有名な劇団の公演を観たいという方がいらっしゃれば、一度ご覧になっていただければ・・・と思います。(私は別にNACSの回し者ではありません・・・あしからず)

イナダ組についてはまたの機会に書くとします。

(つづく)



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