神奈川に戻って1ヶ月が過ぎ、関内への電車通勤も慣れてきた、というか、いつも同じ時間、同じ席に座って本や新聞を読むという約1時間の電車通勤の楽しみも覚えてきたが(まるで新入社員みたい!)、夜はどうしても東京に7時ぐらいに出て行く時間には間に合わず、かといって、土日はまだまだ家の片づけやらあって出られず、こっちに来て、まだ芝居は1本も観に行けていない。映画はレイトショーがあるので観に行ったけど。チャン・ドンゴンとイ・ジョンジェの『タイフーン』。大作だったけど、あんまりおもしろくなかった。
学院の授業の方は、私の担当は先週から1年生の基礎レッスンが中心になり、ストレッチ、筋トレ、発声練習と、授業前にウォーミングアップとしてやっておくべきことを教えている。当然、私も見本を見せながら一緒にやっていくもんで、久しぶりに身体が燃えている感じがする! と同時に、当然、あっちゃこっちゃ痛くなってる。なんたって、もう齢50近いわけで……でも、楽しい! 横浜校は福岡校に比べたら人数が少ないので、のんびりじっくり取り組んでいけるのはいいのだが、その分、こっちもたっぷりやってしまうわけで、つまり、自分自身もしっかり鍛えられているということだ。このままいったら、夏ぐらいまでには、少しは痩せて筋肉もついたりしてるかも……いや、毎年この時期だけだからなぁ。しかし横浜校には筋トレ用の器具やバランスボール、サンドバッグなんかもあったりして、今年はちょっと頑張ってみようかな、なんて思ったりしている。夏ぐらいに変わったかどうかは、左上の写真で報告するとしよう!
さて、23日の日曜日には横浜校の体験入学があり、私も初めて正式に講師として参加した(3月の時は見学に行っただけだった)。入学希望の参加者は、福岡校の時の、何十人もいるのと違って、全科(5科)で15人ほど。声優科は8人だった。声優さんのゲストも来ない。まぁ、その分、全体的にアットホームな感じで、先週も書いたが、それが横浜校の特徴というか、売りになっているのかもしれない。いや、それでいいと思う。参加者も、保護者の人たちも、そういった打ち解けた雰囲気を楽しんでいるような感じなのだ。なんていうか、あまり切羽詰ったというか、ギラギラしている感じがない。先生方もそうだ。どの先生方も、普段から、教員室に入ってくる学生たちに対し、「どうしたのぉ?」と話し掛け、親身になって話をしている。もちろん挨拶や礼儀はきちんとやらせている。実にいい感じなのだ。先生方の年齢も、福岡校では私が最年長だったが、横浜校には私より年上の先生が2人もいる。もちろん20代の先生もいるし、なかなかバラエティに富んでいて楽しい。さらに今年から、高等学部といって、3年間通えば(午前中は声優科で、午後は高等学部の授業を受ける)、高卒の資格も取れるようなシステムも出来たので、15、6歳の学生も多い。うちの次男と同い年だ。もちろん、18歳の長男と同い年の子も大勢いるので、何だか、学院に行っても父親をやっているような感じだ。まぁ、子供は大好きだし、成長していく姿を見るのは楽しいからいいのだが。我が家にはいない、娘もたくさんいるしね。とにかく、家庭的な雰囲気を感じる横浜校であることだけは確かだ。
その体験入学の日曜の朝、駅に行くと、やたら中学生や高校生が多くいるのに驚いた。学校は休みのはずなのに。しかもみんなジャージを着て大きなバッグを持っている。つまり、運動部の生徒たちなのだ。それは、横浜駅に行っても関内駅に行ってもそうだった。そういえば、と思い出した。ウチの次男も三男も、朝早く出て行った。次男は高校野球、三男は中学のバスケットボールの試合があるのだ。つまり、この日から中学や高校の運動部の春の大会が始まるということだったのだ。いや、この日からかどうかはわからないが、いろいろなところで地区大会が繰り広げられるのだ。こんなことも、春を感じさせてくれる風物のひとつなのかもしれないと思って微笑ましく感じ、心の中で、みんなに頑張れと声をかけた。
天気は曇りだったが、関内駅にいつもよりかなり早く着いたので(気分的にいつもより早く家を出たので)、学院とは逆の、海の方まで歩いてみることにした。
花関係のイベントかなんかの準備を周りでやっていた横浜スタジアムの横を通り、神奈川県庁の方に向かう。関内近辺は以前にも何回か通ったことはあるが、まさか仕事で通うようになるとは、と思いながら歩いた。横浜スタジアムから右の方に行くとすぐ中華街だが、それはまた別の機会、というより、夜に行かなきゃおもしろくない。
横浜スタジアムをちょっと過ぎた左側に、レトロな感じの店構えの梅香亭という洋食屋があった。ハヤシライスが名物で、かつて、その2階で矢沢永吉が練習をしていたという有名な店らしい。今度、行ってみよう。
日本銀行横浜支店の横を過ぎると、私の好きな赤煉瓦の横浜開港記念館がある。大きな時計台は、“ジャックの塔”と呼ばれている。歴史的な建物で、重要文化財にもなっているが、中区の公会堂としても使われていて、一般の人でも会議などで使えるということだ。『豚とオートバイ』で稽古をした、福岡の赤煉瓦文化館を思い出した。
さらに歩いていくと横浜税関の建物があり、これも横浜の名所的な建物で、すでに何人かの観光客がいて写真を撮っていた。私も観光客に見えただろう。その横を通り過ぎ、開港資料館のところを曲がると、もう海岸通りだ。福岡で観て感動したマッスルミュージカルを常時やっている大きなテントが建っていて、その先には赤レンガ倉庫がある。そして橋を渡っていくと、海を隔てた向こうの方にみなとみらい地区の大きな建物群が見える
横浜、というか、特にこの関内や桜木町からの横浜港近くは、雰囲気が福岡、というか、博多に似ている。そういえば、博多埠頭のベイサイドプレイスにあるポートタワーは、山下公園にあるマリンタワーに似ているし。高さは違うけど。
というわけで、博多にしろ横浜にしろ港町で、水がある街は大好きだし、レトロな雰囲気があるのも気に入ってるし、まぁあまり好ましくはないけど、風も強いし(風は、私の芝居とは切っても切り離せない!)……そういえば、私がお気に入りの門司港もそうだ! なので、少しずつ、関内近辺も探索しながら、お気に入りの場所を見つけていこうと思う!
おっと、今週末のGTレース、天皇賞・春の予想を発表しておこう! 当然、本命は、他の馬とは格が違いすぎるディープインパクト! つまり、1着は決まりなので、今回は3連単(1着から3着までピッタリ当てる!)を買う気だ! で、相手はマッキーマックス、デルタブルース、アイポッパー、ローゼンクロイツ、アドマイヤモナーク、ストラタジェム! 天皇賞に縁のないリンカーン(アメリカの大統領だからねぇ)は、好きな馬だけど、今回は切り! しかし、ここに書くと当たんないんだよなぁ……リンカーンが来ちゃったりして。大逃げのトウカイトリックも怖いしね。
(2006.4.27)