ここんところ、福岡は雨が多くて、すっかり涼しくなってきました。そりゃそうですよね、もう9月も終わりなんですから。こういう時は体調を崩さないように気をつけないといけませんね。そして、またしても台風21号が近づいているようです。どうなるのでしょうか。
さて、まずは、先週報告出来なかった「福岡演劇のひろば」のオフ会の話から。
今回は4回目の集まりで、私は2回目から3回連続で出席してるんですが、今回はまた新たな人たち7人も加わり、総勢12人と、いつもに比べるとちょっと少ないながらも、広めの会場ということもあって、その分ゆっくりゆったり話が出来て、なかなかいい感じでした。参加者は、一度お会いして話がしたかったFPAP(福岡パフォーミングアーツプロジェクト)事務局長の高崎大志氏、「はりこのトラの穴」という脚本(戯曲)の登録&公開サイトの管理人でもある劇団KnockOutシアター代表のグッキーあんとく氏、劇団福岡現代劇場の役者の鈴木新平氏、高齢者劇団シルバーパンサーの女優の安丸彌生さん、E−1グランプリの全国大会で3位になった福岡の劇団、演劇微小集団ふわっとりんどばぁぐ(通称:ふわりん)代表で女優の松尾優夏さんと役者の奥村泰自氏、熊本から来てくれた劇団0相[ゼロソー]の制作で女優の松岡優子さん、そして、展示や装飾のサイコー舎代表の泊敏朗氏、E−1九州大会のプロデューサーであり、アートマネージメントセンター福岡代表の糸山裕子さん(演劇実験室・万有引力にいたことがある!)と、佐賀の演劇情報のサイト「オレアゴ」の東内拓理氏に「福岡演劇のひろば」主宰の薙野信喜氏、それと、私です。毎度、紹介するだけで大変なメンバーですね。
FPAPの高崎氏のことは、薙野さんに前から紹介したいといわれていて、私も会いたかったのですが、キャナルシティの横に「ぽんぷらざホール」という、間口が9.1mで奥行14m、立端が5.5mで階段状の可動席のキャパが108人という、私の好きなタイプの手頃な小劇場があり(乾坤でも何回か紹介してますね)、FPAPはそこの管理も行っていて、事務所もそこの2階にあります。ぽんぷらざホールは、借りるのに6ケ月前の抽選が必要なんですが、それに当たれば、なんと一日(10時から22時半まで)12.800円(付帯設備料金は別)で借りられてしまうんです! まぁ、私もとりあえず福岡でなんかやるとしたら、手始めはここかな、なんて思ってはいるんですが……いきなり西鉄ホールっていうのもねぇ。
あ、今年の12月に、作者に無断でやっていた『グレシアの森に』を3月に観に行った博多市民センターのホールで、代アニの2年生の卒業公演をするんでしたっけ。それは無料の公演なんですが、すでに稽古は始まっていて、学生たちにも「単なる卒業公演じゃなく、福岡でも2.500円や3.000円は確実に取れるようなプロの公演にしような!」と発破をかけ、ガンガン細かいダメ出しをしながら稽古をしています。作品は、なんと22年ぶりに蘇る、80年代小劇場演劇の伝説の舞台といわれている、高取英・作の『聖ミカエラ学園漂流記』です! “2004”とかにしないで、基本的にオリジナル演出版(もちろん、初演や再演当時のそのままってわけにはいきませんが)で蘇らせようと思ってます。で、1年生は10月末に学院祭で『グレシアの森に』をやるんですが、その両方に主演した美加理が、今度、ク・ナウカの公演で北九州芸術劇場に来るんですよ。学生たちも美加理に会いたいと(いや、もちろん公演を観に行くのが第一の目的ですが)、50人ぐらい観に行きます。私も今度の土曜日(10月2日)に行って来ます。なんか話があっちこっち飛んでますが、今週末は、金(西鉄ホールに『痛くなるまで目に入れろ』)・土と連続演劇鑑賞日です。実は、先週末にもぽんぷらざホールで公演(第1回ハイブリット下水劇場・バビロニアカンフーマンVSギャングママMAX)を観たんですが、それも来週まとめて観劇記としてお送りしますね。
さて、話を「福岡演劇のひろば」のオフ会に戻して……オフ会は、それぞれのちょっと長めの自己紹介をしながら、その合間にいろいろ質問を挟んだり、それから脱線していろいろ話が飛んだりしながら、E−1の東京大会の話(福岡から行った劇団は、圧倒されて萎縮してしまったとか)から、やはり福岡の演劇状況の話に進みました。私も、ここでもよく書いているような、アマチュア演劇レベルの芝居がなぜ多いのか、という話をし、それはやはり演劇を好きな客じゃなくて、知り合いの客を相手にしているからだろう、東京から来るクオリティの高い公演を観に行く客と、福岡の劇団を観に行く客とは別、という話をしたように思います。これについては、福岡の劇団の公演はつまらないから行かないという知り合いがいましたし、福岡の劇団関係者は東京から来た公演をあまり観に行かない、という話も以前聞いたことがあったりしましたからねぇ。結局、自己満足でやってるのかなぁ、と思っちゃうわけです。なんかいつもこんな話になって、結論が、というか解決策も出ないまま終わっちゃうんですが、とにかく、この、直接会って話が出来るという交流の場を、いつか活かせるような何かをしたいと、いつも思っているんですけどね。
今回は、高崎氏やグッキーあんとく氏、糸山さん、例によって東内氏(佐賀の演劇状況について詳しく聞きました)や泊氏とも話が盛り上がったんですが、特に、福岡でモデルなどの仕事をしながら劇団活動もしているという、ふわりんの松尾さんと、高齢者劇団の安丸さんとオフ会終了後も話が出来たのが良かったですね。私が螳螂時代、『ストロマトライト』という7人の老人が旅する作品を上演したという話をし、実際に老人たちを使ってやりたい(実は、神奈川にいる時もやりたかったんですが)ということや、10月にやるふわりんの公演も観に行くという話もし、雨の中、別れました。熊本の劇団0相の松岡さんとは、あまり話が出来なかったのが残念ですが、彼女が持参したフライヤーについて、みんなで「これじゃ内容がわからない」だの「演劇の公演のチラシじゃないみたい」だの、ああだこうだいったのは、彼女にはちょっとかわいそうな気もしましたが、楽しかったですね。でも、いろいろいってたのは、私を含め、おじさんたちばかりだったから(笑)、若い人の感覚は、それはそれで大切にすりゃいいと思いますよ。まぁ、この「福岡演劇のひろば」のオフ会も、もっともっと若い人たちが参加してくれるといいんですけどね。
というわけで、先々週、18日(土)の夜に行われた「福岡演劇のひろば」第4回オフ会の報告は、これで終わり! 次回はいつなんだろ? 忘年会かな。温泉で一風呂浴びてなんてのもいいけどなぁ。
ところで、先週、23日の秋分の日は、乾坤一滴プラスの掲示板にも書きましたが、楽しみにしていた『オールド・ボーイ』を観ることが出来ず、25・26日も、今週の授業の準備と、夏以来、久しぶりの体験入学(声優の金丸淳一さんがゲストで、その後、一緒に韓国料理を食べに行きました!)で動けず、福岡での今年の秋の映画祭で観ることが出来た韓国映画は、結局、先週お知らせした3本だけでした。でも、家では観てますよ、DVDや、『真実』が終わって始まった『秘密』! いやぁ、『秘密』は、なんたって私のお気に入りのハ・ジウォンの悪女ぶりがいいですねぇ。そのハ・ジウォンをひっぱたいたりするキム・ミンジョンも、今まで知りませんでしたが、なんかいいなぁ! なんだかんだとやることがいっぱいあって忙しい日々の中、夜遅く家に帰って、風呂上りに一杯やりながら、録画しておいた『秘密』を観るのが、今の私のささやかな楽しみです!
(2004.9.28)