2007年7月第2週
彼は今月末にケミカルブラザーズのコンサートに客演が決まっているので、急ぐ急ぐ。物語は音楽の力でぐいぐいと成長する。
私
私の構成がぐんぐんと置いて行かれる。焦るし楽しい。
(みずき)
☆明樹由佳的 強壮剤 |
今週はテヨに始まり、テヨに終わるなあ・・・テヨ、9日に来日。先に来ていたヨンホは、彼のフレンドリーな人柄もあって、随分なみんな仲良くなっていた。いよいよ、テヨが!!!
9日の稽古を終え、夜来日するテヨを、水木さんとあかねちゃんが羽田に迎えに行ってくれる。ヨンホとみんなは稽古場のある町で、飲み。親睦を深めなきゃあああ〜。
10日、私は葛飾FMの知り合いのラジオ番組で、「御母堂伝説」の宣伝をさせてもらう。稽古場に遅れて着いたら、テヨがああああ。以前纏っていた毒のようなものが消えて、なんかより一層少年のような雰囲気に・・・。これまで作ったシーンをガンガン見せる。
11日から稽古場が西巣鴨創造舎に移る。ああ、固定の稽古場って嬉しい。荷物置いていけるものおお。引き続き、ガンガンいく。
12日吉良さんが倭唄(しずうた)指導に来てくださる。緊張する瞬間だ。日本のリズムと韓国のリズムを融合させようというシーンを、水木さんが思いつき、みんなで、ちょっと知恵を絞る。女子たちは踊り続ける。翌日キュービーコーワゴールドを買う。
13日フランス語の台詞(があるんですが)の指導をしてくれているジュリが、フランスより帰国。「稽古場いこうかな?でも場所よくわかんないからまたね。」で来ず。帰国した日に来たら、そっちのほうがびっくりだよ!帰国って書いたね私。ジュリはもう日本に3年住んでいる、アンの大切な友人だ。テヨ、私たちが見せたシーンをもとに、作曲に取り掛かる。
14日、ジュリやってくる。ありがとぉお。フランス語をしゃべっている入交恵はどきどき。愛というものについて考察するシーンの曲が出来てくる。水木さん、台本を書き直したくなり、
15日は急遽お休み。解体と混沌。稽古で、一番面白い時期です。でも水木さんは一番孤独ね。
(ゆか)
☆立花あかね的 想像力 |
今週、DJ.TEYOが来日!!!これでキャストオールメンバーが揃う!
稽古場では、日本語と韓国語と英語などが飛び交う。気付けば、日常でも英単語を使っていたり、覚えたての韓国語で挨拶したりしている。
稽古場や劇場がある場所は確かに日本なのだが、稽古場や劇場というのは瞬時に異国になることができる空間なのだなとヒシヒシと思っている。異国、むしろ時間すらも飛び越えることができる。いやむしろ、宇宙にもなる。すごいぞ、劇場!!!
人間の想像力というものは、今、目に見えている“実存”というものより遥かに大きくて広い。豊かだ。
今回のキャスト全員の想像力を生かして、どこまで世界を広げることができるのだろう。あと20日きった!チケットも好評発売中でございます。
(あかね)
☆清木場直子的 発音力 |
んまぁ んまぁ んまぁ・・・
“ま”が、言えない。 緊張すると、歌の音が外れる。波のマイムが・・・きたない。発声が悪い。ジェストダンスで言葉をつなぐモチベーションが弱い。
・・・はっきりだめなところがわかっているだけ、ましなのか? 焦ります。最近、つねに何かにドキドキしている。
今回は、今までより随分私は旅をしているような気がする。セリフでないシーンが多いので、台本に書かれている言葉に関連することや、人の生い立ちを調べては 新しいいろいろな発見がうれしくて仕方がない!
(きよ)
(2007.7.26)
ケミカルブラザーズのライブにゲストって・・・すごすぎるぞ。まあ、小劇場の世界ではそういうとんでもない関係者の協力ってのはよくあることだけど・・・。あと一週間ですよ。(じんぼ)