2007年6月第2週


6月4日〜10日の週

非戦Tシャツはさくさく進む。ついに発注までこぎ着けた。デザイナーの海老名さん、コーディネーターの諸橋さん、本当に感謝、そして、責任。

今回はショッピングバッグも作った。もうすぐ発売です。皆さん、旗のように掲げて下さい。

方やアンの台本心決まらず苦しい。「祈りのあとで」で確かに持てた自信なのに。ぐらぐらして、孤独に悩む。

『ジョン・レノンの 写真を貼った 広い窓
           勇気が欲しい 勇気が欲しい』

ガジラの稽古大詰め。不器用ぶりが恥ずかしい。そして小心も。

衣裳を着て役になった自分を鏡に映してみる。……たくましい。

(みずき)

☆明樹由佳的 舞踊週

明樹由佳

6月5日
1日稽古。劇団劇作家の公演が終わり、やっとアンに集中出来る。が、水木さんはガジラの稽古があって、この日を最後に、6月はほとんど稽古に来られない。むむ、できるだけ今日シーンを作らなきゃ、と思い、しかし声帯を痛めているので、歌は歌えず、焦る。

6日
とある高校に、ジェストダンスを教えに行く。

7日
8月に出てもらう、入交恵ちゃんの劇団ラズカルズを観劇。

8日
カンフェティのパーティーで知り合った、K′s produceを見に行く。主宰の鼓太郎さんは、和太鼓の奏者。物語の中に太鼓の演奏が組み込まれている。

9日
ジェストダンスのレッスン。舞踏をやっているという、新しい受講者がいらして、「なんか舞踏の稽古と言われる事が一緒でびっくりしました〜。」私も受けてみたい、舞踏の稽古。昼から夜にかけて、アンの稽古。ひたすら踊り込み。

(ゆか)

☆立花あかね的 積重週

立花あかね

今週のアン稽古には、久しぶりに水木さん登場の日あり。「スーパーリアリズムの演劇」にこそ、細かい積み重ねを作り上げることが必要である…というダメ出し。最近、けっこうな数の芝居を観に行ったので、その辺りに着目して観てみる。役者の仕事こそ、この細かい積み上げが重要であり、その積み上げ方のセンスが役者としての力量を問われるものなのだろう。センスがないのなら、どんだけ綿密に積み重ねられるかやってごらん!という所であろう。こういう基本であり、重要である部分をすっとばし、とにかく何やらやってみようとしてしまう自分を思うとそれだけで赤面する。恥ずかしい…。そういうことをいつまでも繰り返してしまう自分は本当に成長してないなぁと。

さて、来週はいよいよガジラの「かげろふ人」が始まる。確か、幕末のお話なので、アンからの差し入れは、“土佐”の「司牡丹」にでもしようかしら!と思っている。

(あかね)

☆清木場直子的 慎重週

清木場直子

自分がいられなかった稽古で、武術の振付があり振りを教えてもらう。いよいよ、通っていた成果が試せるってもんだ。ゼロからのスタートじゃないのがうれしい! 通ってよかった・・・

稽古場は、女性が多い。男性はいまのところ一人だし。問題というほどではないが、やはりいろいろあるなぁ。

距離感って難しいとつくづく思う。まだみんなで芝居について話せるような感じじゃないなぁ。なのでそういう意味ではおもしろくない。

今回初めて共演する人も多い。決して仲良しな雰囲気なだけで終わらせたくないと思う。しっかりしよう。

(きよ)

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(2007.6.14)

というわけで、コレが届いたのは木曜日です。で、金曜にはガジラの「かげろふ人」が始まりました。水木さんの中心は月末までガジラになり、30日の「非戦」があってアンに戻るということでしょうか。ガジラに参加しながらホンを練り上げるってのは大変ですが、月内にできあがればオッケーでしょう。近いうちに稽古見に行ってみようかしら。(じんぼ)

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