2007年1月第3週


小倉→下関

アジアの小さな島のひとつ。九州。私の生まれた島。いよいよのびのびとする。

小倉の北九州芸術劇場。客席も暖かで、情け深い。私は初めて踏んだけれど、評判通りのいい小屋だ。

「いい小屋」がある。俳優たちはいい演技をする。観客に届く。演劇が人を励ます力は偉大だ。元気は伝わる。大人たちがニコニコする。元気は伝わる。この「経済効果」を、どなたかちゃんと研究して欲しい。

さて海峡をちょっと潜って下関に移動。会館は残響が強く、使い勝手も悪い。でも、ドカンと袖の近くにアンケート用紙がおいてある。「この会館を使用した感想」を求める姿勢がある。

ふた月の九州公演の幕が開いた。いきなり8連チャン。やっと明日はお休みだ。インフルエンザやノロにおびえながら、旅は続く。

★今週の買い物
ユニクロのバーゲン。山ほど買って、七千円!

★今週の美味
ドンドンチュが、あった!

☆明樹由佳的 劣等感克服

明樹由佳

久しぶりに事務所に所属した。社長が暖かくて好きで、直談判した。「入れてください!」 マネージャーが一人、俳優が三人。新しくスタートする俳優部だ。芝居の話がみんなとワイワイ出来る幸せよ。

なんかずっと前に事務所にいたときは、若くて遠慮もあり、芝居の事も今よりわからなくて伸び伸びとできなかったな〜。新しい事務所は歌の仕事がありそうで、今慌ててレッスンしている。歌は好きだった。でも四季に入ってコンプレックスになった。コンプレックスはその人の解釈、みたいな事を水木さんが話してた事があるけど、本当にそうなんだな、と最近思う。私よりはるかに歌える人が、「歌うのがコワイ。」といったりする。どう見ても美人なのに、「私なんか駄目ですよ〜。」という子もいる。なんか、そう思わされた経験があるんだよね…。その人そのものと自己評価のギャップって難しい。また環境によって、評価も変わる。私はね、歌は下手ですよ。でもコンプレックスじゃなくなった。本番歌いきって自信がついた。デモテープ採りで言われた言葉が励みになった。レッスン受けて自分の状態がよくわかるようになった。十数年苦しんだコンプレックスがなくなるって、爽快っすよ。

私が人にダンスや演技を教える事もある。人に対してちゃんと愛を持って接したい、と年頭にあたって思うわけです。

(ゆか)

☆立花あかね的 健忘感習慣

立花あかね

先週より、3月に出演させて頂くヒンドゥー五千回の稽古が始まる。アン以外に出演するのは、すごく久しぶり!なので、稽古が始まる前から「私、大丈夫かな〜大丈夫かな〜」と不安ばかりが募っていた。だから稽古初日も電車に乗りつつ「このまま帰りたい…」と何度思ったことか!

アンの時は、劇団としての仕事もあるので稽古場でもなんやらかんやら忙しいし、一応!気を遣っていたりもする。しかし、他の劇団に行くと「仕事は役者だけ」になる。わかってはいるけど、相当落ち着かない。何かをし忘れているような気持ちになる。この状況に慣れるのは、いつのことやら…

さて、我らがラカンパニーアンも先週よりジェストダンスクラスとワークショップが再開された。中国武術もガンバりますぞぉ〜

(あかね)

☆清木場直子的 苦手感失礼

清木場直子

今週は、助成金申請書類の打ち合わせで立花あかねと夜密会。助成以外にもいろいろ話す。

最近いろいろ考えたりする機会があった。当たりまえのことだけどやっぱり自分がどう思っているのか、そしてそれを伝える、ということが大切だなぁ。と思う。結構苦手なんだけど、それって失礼だよなぁと思う。

さてさて、習い事を続けるコツは仲間らしい。ひとりだと、まあ、今日はいいか。と思ってしまうけどー無事木・土の中国武術出席。

土曜はジェストダンス、ワークショップ、中国武術で10時〜21時なのだ。ちょっとだるくってよ。

なので今日の日曜休みは、なんにも予定をいれたくない!ダラダラな休日!

(きよ)

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(2007.1.15)
(つづく)

なんか、正月気分が抜けてない私に比べ、ばりばり動き出してんですね。私も頑張ろうっと。・・・なんか頑張ろうっと。 (じんぼ)

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