2006年9月第3週


富士の宮→静岡→清水

凄い反響である。やはり海のそばの街特有のおおらかさ、そして何より、芝居を見る文化の根付いた「民度」の高さをとても感じる、静岡県内ツアー。

ここでこれほどの好評にすっかり自信をつけて、やりがいのある旅を続けています。そしておいしい!

星屑の会を見に一時帰京をしようと目論みましたが、台風のため、中止。でも、戸田恵子も出るし、見たいヨーーーー!

仕方なく清水での「乗り日」を過ごす。移動のための休日を「乗り日」と言います。早速、ご当地出身の春風亭昇太さんにお勧めを聞く。少し疲れた。疲れたけど、太った。

アンの皆の近況を日記を読んで、知る。明樹の初日が近くてドキドキする。「由佳!初日おめでとう!」

☆明樹由佳的 親父岩石

明樹由佳

「真夜中のマクベス」。20日初日である。

ストアハウスの稽古場に入り、バンドの人も入り、やっと形が見えてきた。

おやじたちのロックな芝居だ。ロックにのって格好よく踊る、という意味じゃないよ。世のメジャーな芝居に組することができず、自分の表現を追求したい頑固な俳優の舞台だ。おやじ、格好いいぞ…と思ったりする。

舞台を遊ぶには、いろんな事が必要ねぇ。テクニック、人生経験、台本が読めること、人を見る力、あと真面目じゃないこと。などなど。一巡して、私は私の、演劇の好きな部分で立てばよいと思う。共通見解がなくていい。人とずれてることが露呈していい。キャラに自分を押し込めなくていい。さて、この舞台は、お客様にどう迎えられるのだろう。

(ゆか)

☆立花あかね的 太極

立花あかね

あぁぁ…色々やらなきゃいけないことがあるのに、何一つ全然進んでいない。気持ちばかり焦る…

10/29の芝居の稽古でも「変わらない自分」に焦る。水木さんから「ジェストダンスと太極拳の動きをまぜてみたい」というリクエストがあり、太極拳(中国武術)を習いに行くが、自分の体の固さ・重さに焦る。

筋肉痛バリバリのこの体を噛みしめつつ、「焦らずコツコツと一つずつクリアしていくのが、自分の性質なのだ」と言い聞かせているところだ。

(あかね)

☆清木場直子的 二人稽古

清木場直子

立花あかねと二人で10月発表会にむけて稽古している。演出がいない二人稽古って難しい。特にビデオまわして客観的にみながらってわけでもないので、よくわからないのだ。

演出と出演両方できる人ってすごいよねー。なんて二人で感心しつつ、どうしたもんかと悩んでいる。数回の稽古だし、なんとかせねば。

月末に前嶋ののちゃんが観に来てくれる。彼女は演出もしてるし頼ってしまおう。

しかし、毎日バタバタと過ぎていき今年もあと3ヶ月ちょっとじゃないですか〜! 意識して何かしているというより、追われてる感じだわ。

時間の使い方がへたくそなのかしら。ああ、とにかく明日は14日ぶりの休日。

寝る。ひたすら寝る。

(きよ)

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(2006.9.20)
(つづく)

ゆかさん出演の「真夜中のマクベス」は24日(日)まで。(じんぼ)

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