2006年8月第1週
平和について何が出来るだろうか?深く考える8月がやってきた。
「非戦を選ぶ演劇人の会」のピースリーディングの準備にアンも忙しい。ここへ来て若い参加者がすごく増えてきた。そうよね?切実だよね?私たちよりも。平和を、信じきって育ってきた私たちの世代より。沢山の不安の中で思春期を迎えていた、20代〜30代前半の演劇人(自称「卵」を含む)やアーチストが加わって、 作業場は本当ににぎやかだ。
たびたび集まって、DMの発送や、台本作りなどやってる。あっという間にチケットは売り切れた。(当日券ありますよ)
アンでは、この公演とまた別に青年劇場さんをはじめ、カンパニー同士でコラボして、このシュプレヒコールもアジテーションもない「リーディング」の公演を行うことになっている。詳しくはla compagnie A-n のサイトをごらんください。
幹の会「オセロー」の稽古がいきなり佳境に入った。あせる。やはりシェイクスピアの台詞(小田島雄志訳)は難しい。素晴らしい。組み伏せたくなる。しかし、平幹二郎さん三田和代さんの圧倒的な「上手さ」!
ちょっと、落ち込み気味・・・っていうのは、稽古のはじめはいつもこうなのだ。「やりたいこと」と「やれてること」のギャップがすごいからね。でも、実は、この「落ち込み」こそが使えるパワーの源なんですよ。今回は長ーーいツアーがあります。乗り切るためにはとことん味わって効率良く使いたい、おいしい「落ち込み」です。
そんな中、Anで高円寺「ぱちか村」に踊りに行って来ました。韓国、フランス、と共に公演した朋友「a-Qui?(あき)」の店だ。楽しかったな。(水木)
☆明樹由佳的 飛越☆ |
友人の経営するアフリカンレストランで、アンのライブをやった。芝居の中ではなく、踊りそのものをみせる感覚はまた別物。そっか、この感覚は久しぶりでした。しかしダンス?舞台?表現とは不思議なもの。
観客は非常に近いので、見交わす目は非常に確実に思える。その人本人に触れたように思える。しかし、ダンスが終われば、そんなに親しく話すわけでもない。
え〜、ここよくいらっしゃるんですか?とか、あたりさわりのないところから始めるのだ。
肉体の表現はいろんな事、飛び越えるよなぁ。(ゆか)
☆立花あかね的 変則☆ |
先週土曜日、高円寺にあるアフリカンなお店・パチカ村で、アンのシンボルであるジェストダンスを踊ってきた。
ジェストダンス=ジェスチャー+ダンス
久々にAn 4人で集結して踊る機会は、すごく楽し嬉しいものだったが…個人的には、とっても緊張してしまい、お店に入ったとたん挙動不審になってキョドキョドしだし、踊り始めたとたん天井からぶらさがっているステキな電球のかさ?シェード?に手をぶつけて、かさ?シェード?をブラーンブラーンとさせてしまったりした。
ド反省……
イレギュラーな場所でのイレギュラーな行為に、平気でいられる鋼の心臓が欲しい…かも…劇場の方がまだ平気でいられる…かも…(あかね)
☆清木場直子的 間隙形成☆ |
パチカ というアフリカンレストランでジェストダンスを踊った。
んぅ。こういう集中出来ないとこで踊るのは、劇場でやるより本当に難しいけど勉強になるわ。緊張するのとは違う、ザワザワする自分の気持ち。まあ、いいや!と開き治ったもん勝ちやな。
話はかわるけど今週はいろんな夢をみた。知り合いに隠し子発覚の夢。食べきれないケーキに囲まれ、たべなきゃいけない夢。
いまは、ごはんが食べる気がしなくて菓子食ってばかりで気持ちが悪い。これは現実。(きよ)
(2006.8.8)
(つづく)
中東で戦争やってるときに平和を考える8月。北朝鮮とチキンレースやってるときに平和を考える8月・・・食べきれないケーキに囲まれる夢を見てる人もいる・・・コドモかよ(じんぼ)