2006年7月第2週


「東京原子核クラブ」六本木・俳優座劇場にて絶賛上演中!

現在、La compagnie Anはワークショップ以外はそれぞれの生活をしていて、「一丸」感が薄れている。メンバーは私の本番中を気遣ってくれるのだが、私は淋しくてしょうがない。

本番中こそ次の事考えて、現実の中に碇を下ろしていないと、終わったときにどこまでも打ちあがってしまい、心も体調もバランスを崩してしまう。しかし、本番はどんどん進む。毎回沢山のお客様。暖かすぎる拍手。キラ星のようなゲストとの飲み会。

毎回、私なりに、宿題を決めてる。今回は、どれだけ安定して公演中を駆け抜けられるか。体力のペース配分と、みんなと調和して芝居の一部になりきること。楽しむこと。

しかし、やはりラストシーンは心乱れ、毎回新鮮すぎる。プロデューサーのキャスティング、宮田慶子のチーム作りも効を奏した。柔軟で若々しいリーダー坂口さんと、寡黙に支える山本龍二。檀君、千葉君の頼もしいお兄ちゃんたちに支えられて、若い俳優たちが輝いている。

のびのびと笑い、すすり泣く観客席とも調和して、とてもいい舞台になったなと自画自賛。

☆今週のびっくりニュース
孫正義が実家も近所で同級生だった!

☆明樹由佳的抵抗☆

明樹由佳

水木さんが出ている「東京原子核クラブ」を見に行く。人間の探求心や知性が人間に仇なす皮肉よ。やっぱり戦争は絶対いやだ!

戦争が出来る、巻き込まれる準備が着々と進む日本。やれる事はやって抗うぞ。

8月14日、スペース・ゼロで非戦を選ぶ演劇人の会主催のピースリーディング。
8月30日、アン主催のピースリーディング。やります。(由佳)

☆立花あかね的会話術☆

立花あかね

先週の“テレビでやっていた「仕事の効率を上げるには」について”の続きなのだけど、私は本当に会話術がない。言いたいことを要領よくまとめられないのだ。日常生活で「今言ったことがよくわからなかったから、もう一度言ってくれ」と言われることが結構ある。

先週、アンメンバーの由佳さんと清木場ちゃんとミーティングしている時、改めてそのことを実感。由佳さんと清木場ちゃんは自分の提案した議題について、ちゃっちゃと意見を出し、話終えて、2人は雑談に突入している。私は口を挟む間もなく、むなしく口をパクパクさせるだけであった。

とにかく、言いたいことを少しでも頭の中で整理してから話そうと思い、一生懸命頭を働かせ、話を組み立てる努力をする。が………頭の中で、言いたいことを組み立て終わる頃には、その話題は終わっているのである…

ま、考えたとしても、言いたいことは要領よくまとめられているわけでもないんだけどさ。仕事がデキる人は、用件を簡潔に分かりやすく伝えることができる。デキるヤツになりたいものです!(あかね)

☆清木場直子的その気になって☆

清木場直子

映画は、映画館で本当は観たいけど・・・。最近は、DVDで。1本でも多くの作品を!と、いうことで21時からなるべく映画の時間をつくる。1本観ると、自分も映画の中の人達と一緒に生きたような気になるんだもの。

夢を売る商売なんだなぁ。

あ、昔、「極道の妻たち」がテレビでやっていて、つい、自分も岩下志麻のように強くなった気がした。ので、見終わった直後、母にしかられ(なんで怒られたか覚えてない)普段は絶対口ごたえしないのに、言い返してしまって、さらに母を激怒させ、「しまった!!」と、焦ったことがある。

あぁ、アンの舞台を観たお客さんがなにか゛その気゛になって余韻を楽しんでくれたらいいなぁ。そんな舞台を作っていきたい。(きよこば)

・*・*・*・*・

(2006.7.13)
(つづく)

以前、ガジラの舞台に水木さんが合うだろうと、ずっと思ってた。というか、ガジラの野郎どもと対峙できる文月さんレベルの女優は、そうそういないと思ってた。今回、千葉さんや壇さんとどう絡んでいるのか、見ものだよなあ。そこがメインの芝居じゃないんだろうけどさ。 (じんぼ)

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