「脱原発杉並宣言」集会の呼びかけ文

チラシから~

「原発はもうたくさんです!」杉並からの発信

3・11の福島の原発事故で、原発はひとたび事故がおきれば、取り返しのつかない結果をもたらすことを、私たちは思い知らされました。未だに原発は不安定な状況が続いており、放射能汚染は広がっています。私たちは、原発はもうたくさんです。これ以上の被曝者を増やすわけにはいきません。なによりも子どもたちの未来を脅かすことは許されません。世代も、仕事も、会社も、国籍も、組織も関係なく、ひとりひとりがつながりあい、原発のない社会をめざして、杉並から変えていくことを「宣言」する集会です。

主催:「杉並区住民による脱原発宣言」集会実行委員会

東京新聞が5月18日朝刊一面で「デモ割」を報道!

東京新聞が5月18日朝刊一面で伝えた「デモ割」。

東京新聞5月18日一面紙面

「デモ割」で乾杯 脱原発をアピール 商店街に経済効果

2012年5月18日07時00分

 デモの参加者はビールを半額-。飲食店などによるこんな試みが、東京都杉並区周辺で始まっている。名付けて「デモ割」。大勢が集まることで「騒がしい」と迷惑がられることもあるデモだが、経済効果としてとらえようと、デモと地元を愛する女性たちが、店に協力を呼び掛けて実現した。 (早川由紀美)

◆20店舗が参加

 主催者発表で延べ四千人が参加した五月六日の「脱原発杉並デモ」。高円寺、阿佐谷などの二十店がデモ割に参加した。飲食店では、「デモをした」と言う客に割引やお通し無料などの特典を用意した。ほかにコーヒー豆販売店、マッサージ店なども加わった。

 脱原発杉並は、インターネット上のツイッターなどでの呼び掛けに応じた人たちの集まり。準備の段階から誰でも参加でき、五月のデモは二月に続いて二度目。デモ割も、ツイッター上での会話などから生まれた。

三人 「地域で歓迎されるデモにしたかった」。脱原発杉並のデモ割担当の会社員中村みずきさん(35)は話す。震災前にも反戦デモなどに参加したが「沿道の人に受け入れられてない」と感じていた。一緒にデモ割を担当する著述業石原由美子さんは震災前、原発に関心はなかった。ツイッターで放射能などの情報を集める中で、デモにも参加するように。

 二人とも区内に住み、地元への思い入れは強い。中村さんは「デモを応援してくれる店と参加者をつなげることは、お金の流れを自分たちの手に取り戻すことにもつながる」と気付いたという。

◆祭りみたいに

 音楽を流しながらの今どきのデモに「迷惑に感じている住民もいるはず」(杉並区の男性)という批判の声も、本紙発言欄には寄せられている。二人はデモ割のような試みを通じ「お祭りのときのように、店がデモに合わせて屋台を出してくれるような関係になれれば」と願っている。

 デモ割でビールを半額にした高円寺のカフェ「ぽれやぁれ」店主の安彦隆さん(61)は学生運動世代。「ぼくらの時は打倒、反対ばかり。今のデモは何かをつくっていこうとしていて励まされる」と話す。

 次のデモの予定は決まっていないが、参加店の中にはワイン一杯無料の有効期限を「廃炉まで」としているところもある。

次は「脱原発盆踊り」なのか!? 第12回全体会議報告

第12回脱原発杉並全体会議がいつもの杉並区産業商工会館で開催された。5月25日(金)18時半~21時半
(このレポートはUSTREAMのLOFTch(18:50~21:30)を見た和泉在住Jが書きました。)

  • 子どもや赤ちゃんが雨に濡れた。雨対策をちゃんと重視したい。
  • 収支報告をホームページに掲載したい。
  • 学習会をやって勉強したい。
  • もっと期日を宣伝したい。今回は変更になったし。
  • 超党派である脱原発杉並ですから、常に全ての議員に声をかけていきたい。
  • 阿佐ヶ谷・高円寺の居酒屋へは脱原発杉並バッヂをつけて訪問したい。
  • 情況に応じたデモをやっていきたい。
  • 全体会議や脱原発杉並の告知をもっと広くやりたい。
  • 脱原発側だけでなく、いろんな立場の人と対話したい。
  • デモのルート上に休憩所を設けたい。
  • 住宅街では音をセーブしたデモをしたい。
  • 参加者を増やしたい。友人・知人を呼びたい。
  • 若い人にアピールできるイベントをしたいので、春が花見だったら、夏は盆踊りをやりたいよ。
  • 沿道のみなさんに支持されるデモをやりたい。
  • デモを継続してやっていきたい。
  • 脱原発グッズを作りたい。手ぬぐいとか。
  • 全体会議に多くの人を参加させたい。
  • デモ割班を進化させたいので、デモ割会議を開きます(5/27 9時)。UST中継します。
  • デモ割会議ではtwitterで意見を求めます。
  • 警察の感想を聞きたい。機動隊の弾圧的アクションに対して杉並署はどう思ったのかしら?
  • 地域の店として協力したい。地域密着の運動としていきたい。
  • 「デモ割店」の開店時刻をデモ終わりに合わせてもらいたい。
  • 全体会議も新しいやり方を考えていきたい。
  • チラシを早めに作ってまきまくりたい。
  • 逮捕者を出さないようにしたい。
  • 「脱原発中野も」へもお知恵をお借りしたい。(第2回集会は5/29 18時)
  • 杉並区の南の方(甲州街道)でもデモをやりたい。世田谷区とつながりたい。
  • 機動隊対策をしっかりしたい。弁護士を呼んでおきたい。
  • サウンドカーは続けていきたい。
  • 音を気にして企画を縮小するのは避けたい。
  • 次回全体会議は6月に。期日はHPで発表します。twitter(#脱原発杉並)でもツイします。


脱原発杉並全体会議(会場はすべて阿佐ヶ谷・産業商工会館)
1.1月9日(月・祝) 2月デモ日決定
2.1月19日(土)
3.1月29日(日)
4.2月10日(金)
(2.19脱原発杉並デモ開催)
5.2月26日(日) デモ反省会
6.3月15日(木) 花見をやろう!
7.3月30日(金) 花見日程決定!
8.4月8日(日) 花見会場決定!
(4.15脱原発花見「有象無象の宴」開催)
9.4月20日(金) 5月デモ日決定
10.4月25日(水) 5月デモ日変更、ルート決定
11.5月1日(火)
(5.6デモ「祝!原発ゼロ パレード」開催)
12.5月25日(金) デモ反省会

6.2住民による「脱原発杉並宣言」集会スタッフからのメッセージ

脱原発杉並のアクティブなスタッフとして、デモ申請班などで活躍している深野さんから、6月2日の住民による「脱原発杉並宣言」集会についてのメッセージが届いた。深野さんはこの集会のスタッフとして活動している。杉並区の市民が高らかに「脱原発宣言」を発することは、大きな意義を持つ。深野さんからの熱いメッセージに応えましょう。

6・2脱原発杉並宣言集会を成功させよう

 2・19、5・06と2つのデモが成功しました。この準備の過程から当日の行動まで力を発揮した若者の力に感動しています。私たち高齢集団は目を見張るばかりで、ついていくのがやっとという状態でしたが、こういう力が世の中を変えて行くのではないかと感じています。

 さて、この運動のなかで杉並の住民による「脱原発宣言」をしようという動きが出てきました。私も当初からこの趣旨に賛同し実行委員の一員として関わってきましたが、準備が進むにつれて有象無象のメンバーが集会の重要な役割を担うことになってきました。舞台に上がるのは、雨宮処凛さんと松本哉さんの対談などワクワクするようなメンバーです。脱原発についてしっかり勉強して、みんなで「宣言」を決め、この宣言を力に杉並区議会や区長に杉並区としても脱原発を表明することを要請して行くことがこれからの道筋です。杉並区がこうした方針を示すことは他の自治体にも大きな影響を与えると思います。

 会場は杉並公会堂で参加者1000人を目標にしています。今までの経験から杉並で1000人を集めることはなかなかたいへんです。しかも、会場費が高いことや宣伝費がかかることなどから参加費を1000円と高額にせざるをえませんでした。若者にとって1000円は痛い金額で、お願いするのはつらいのですが、趣旨を理解して多くの若者を誘って集会を成功させていただきたいのです。有象無象のみなさんの協力をぜひお願いします。 

スタッフ   深野 和之
チラシおもて
チラシうら

6.2住民による「脱原発杉並宣言」集会の詳細

6月2日(土)に杉並公会堂大ホール(1000人収容)で行われる「住民による『脱原発杉並宣言』集会」の詳細がわかった。

この集会の主催は「杉並区住民による脱原発宣言」集会実行委員会、というところ。会場にて、住民による「脱原発杉並宣言」を採択する。

呼びかけ人
井口佳子(中瀬幼稚園園長)・池田香代子(翻訳者・西荻)・勝部令子(医師・阿佐谷)・櫛田真澄(茨木大学名誉教授・本天沼)・熊谷博子(映像ジャーナリスト・天沼)・品川政治(経済同友会終身幹事・高井戸西)・高嶋伸欣(琉球大学名誉教授・松庵)・戸舘正憲(弁護士・荻窪)永田浩三(元NHKプロヂューサー・善福寺)・林 知子(郡馬大学名誉教授・下井草)林 昭男(滋賀県立大学名誉教授・下井草)・松本哉(素人の乱・高円寺)三上昭彦(明治大学教授・阿佐ヶ谷)・梁東準(神奈川大学客員教授・梅里)・安本ゆみ(前杉並区教育委員・永福)・山住美津子(医師・阿佐谷)

基調講演として鎌田慧さんによる「原発社会の犠牲者たち」があり、雨宮処凛さんと松本哉さんによる対談「未来を決めるバトル『原子力ムラV.S.有象無象』」を行い、その後で宣言の採択を行う。

さて、その「宣言」の内容だが・・・

1、原発の新規計画を全て中止して、現在の原発の計画的廃炉の速やかな実現を図ります。
2、現在稼動を中止している、すべての原発の再稼動に反対します。
3、電気エネルギーへの過度の依存の暮らしを見直し、再生可能エネルギーを重視し、エネルギー政策の抜本的な転換を求めます。

というもの(草案)。シンプルです。宣言していただきましょう。

会場・・・杉並公会堂大ホール(杉並区上荻1-23-15)荻窪駅北口徒歩7分
日時・・・6月2日(土)
開場・・・午後6時15分
開演・・・午後6時45分
参加費・・・1000円(高校生以下・介助者無料)

・基調講演「原発社会の犠牲者たち」●鎌田慧
・対談●未来を決めるバトル『原子力ムラV.S.有象無象』●雨宮処凛、松本哉
・住民による『脱原発杉並宣言』採択

鎌田慧
戦後日本の社会派ルポライターの代表的存在。著書に「六ヶ所村の記録」「日本の原発危険地帯」など多数。

雨宮処凛
作家。1975年北海道生まれ。

松本哉
杉並区高円寺リサイクルショップ「素人の乱」店主。1974年生まれ。

主催:「杉並区住民による脱原発宣言」集会実行委員会 090-4664-6105(深野)