■2004.01.19「奥さまは魔女」 TBSテレビ系金曜10時

第1回(全10回)1/16放送

[00548]初めてみました  【のび 】 01/19 00:11:13

昔の放送を知らないのですが、僕が覚えている限りでは、大場久美子さんの「コメットさん」タッチな印象です。NHK「武蔵」で脂の乗り切った米倉さんを起用と行きたかったTBSでしたが、大河ドラマ視聴率ワ−スト3を引っさげて登場。どうなる事かと思いましたが、私は意外に楽しめた口です。

懐かしい感じがしたのは、やはり昔の作品を。。。というのがあるからでしょうね。ただ、連続して見て行くにはちと辛いかな。しかし、キャストは好きな人が結構出ていて、青木さやかさんの起用は、凄く良いと思いました。私的には彼女は、「ひょうきん族」の邦ちゃんを彷佛させる身体表現をするので、かなり気に入っております。アニメ版?!のような吹き替えの笑いがなくてホッとしました。

[00549]ラブストーリーでもなく、コメディでもない  【Dr.エクアドル 】 01/19 00:23:59

元のアメリカ版みたいなバックに笑い声が入るホームドラマをシットコムすなわちシチュエーションコメディというらしいですね。演劇やっているとよく聞く言葉で、あらゆるコメディにシチュエーション(状況設定)はあるだろ?過酷で生々しいシチュエーションに凝るコメディのことか?すると、シチュエーションコメディとはゴキブリコンビナートのことか?

と、長いこと謎でしたが、やっとわかりました。何で「シチュエーション」なのかは今でもわかりませんが。

「アーノルド坊やは人気者」とかよく見てましたが、微妙なニュアンスのほころびを笑う日本人には到底ついていけないベッタベタな会話にこれでもかってぐらいサクラの爆笑がかぶさるああいうタイプですね。あまりにしょうもないのでつい見入ってしまいますが、体調の悪いときにははらわたが煮えくりかえります。

ちなみにこのドラマは、コメディとしては弱いですね。ギャグの数少ないし。恋愛物としても、お互いが好きになるまでの心の揺れ動きを追ってくみたいなこと一切してないし、情熱や感動が描かれているわけでもないです。

じゃあ、このドラマは何なのかというのが観てまず、疑問になったわけですが、調査の結果、「ブランド女米倉涼子のファッションカタログドラマ」であることが判明しました。

[00550]アメリカもの  【のび 】 01/19 00:41:09

「アーノルド坊や」ありましたね。あれも確かTBSでしたね。どうりで、あの雰囲気作りが出来る訳ですね。

私は今回、米倉さんを支える周りのキャストが、営業スマイルの似合う役者さんである事がポイントだと思ってます。先程の青木さんなんかデパ地下の試食売り場でバイトしてそうだし、マギー司朗はお年寄りに布団売ってそうだし、原田さんは自動車販売店に居てそうだし、夏木さんは化粧品を販売してそうな感じ。他は省略しますが、とにかくどんな状況においても打たれ強く、笑顔を嘘でもいいからつくれそうな人が集まっていると思います。そこに米倉さんをぶち込む。みごとなキャスティングです。

コメディーとしては弱いのは、僕も意外でした。ただ、富士さんのベタな驚き方は、お笑いの出川、稲川と対等に張り合える演技力で、それが1番アメリカンチックだなと思いました。

このキャストでテレビショッピングでもしたら面白いのではないでしょうか?

[00551]ブランド  【Dr.エクアドル 】 01/19 00:53:10

もともと50年代〜60年代のアメリカのドラマは上流家庭の豊かさを見せつけるタイプの物が多く、アメリカ版(オリジナル)ももちろん例に漏れず、主役のサマンサがグッチやらヴィトンやらを身につけまくるのが特徴です。

遅れてきたバブル女、今一番ブランド臭い女(つきあったら金がかかりそうな女アンケート堂々一位)の米倉涼子でドラマを一本作ろうとしたとき、こういうリメイクを企画として立ち上げるのはある意味自然の成り行きです。

米倉自身による今回のブランド作戦の記事を見つけたので転載します。

◇…「奥さまは魔女」というと、真っ先にサマンサの60年代ファッションを思い浮かべる人も少なくない。しかし、米倉は「あの時代のものをそのまま持ってくると浮いてしまうから」と、現在のファッションを中心に選んでいる。そこに、アンティークを部分的にプラスして個性を出すようにした。目指すは「みんなの手が届くような届かないような衣装」。ところが、思わぬことで服選びに苦心している。それは日本独特の住文化にある。「部屋の中で靴を履けないのは痛い。トータルコーディネートはとても大切。どんなに格好いいスーツを着ても、家の中でスリッパではきついです」と米倉。全身のバランスを考えるあたり、さすがモデル出身だ。

だそうです。番組HPのBBS見ましたが、

  • できればHPにはファッション紹介コーナーもほしいです!(26才OL)
  • いったいどこの服なんですか?私も欲しいィィ〜!!!!(28才 パート)
  • 次回はどんな衣装なのかワクワクです。(45才 主婦)
  • 60年代ファッションベースですっごい参考になる!!ぱっっと米倉サンが出したハンカチも芸が細かい!あこがれのプッチだったから思わず感動!!(19才 学生)
  • 1話で米倉涼子が着用していたニットパーカー(白×ピンク)のブランド、金額など是非教えて頂きたいのですが、宜しくお願い致します。(32才 歯科衛生士)
  • こちらで着ている上の服のフード付きニットはどちらの物ですか???(25才主婦)

ってな感じでレスの何と25パーセントが米倉の衣装に直接言及してます。他の意見も「米倉さんかわいい〜」とかそういうのばかりなので、まあ、企画としてはかなりうまくいっているということでしょうか。

高級ブランド、宝石、貴金属大好き女が観るドラマですね。

[00552]追加  【Dr.エクアドル 】 01/19 00:58:48

さらに、記者会見の模様も転載します。

1月16日スタートのTBS系ドラマ「奥さまは魔女」(金曜・後10時)の制作発表が18日、都内のホテルで行われ、主演の米倉涼子(28)はシースルー姿で報道陣を悩殺した(ヨミウリ)

女優の米倉涼子(28)主演で1月16日スタートのドラマ「奥さまは魔女」(毎日系、金曜後10・00)の制作発表会見が18日、都内で行われた。「魔女をイメージした」という米倉の全身黒のドレスは、胸元とへその部分を露出、足元がシースルーという超セクシーなもの。イブサンローランのドレスは100万円相当、カルティエのアクセサリーは総額3500万円というゴージャスな会見となった。(スポニチ)

[00553]アメリカ至高  【のび 】 01/19 01:19:46

ナル程、アメリカに対する日本人の憧れを利用して当時は視聴率を稼いでいた訳ですね。今、アメリカ、アメリカ、アメリカとアメリカに対する憧れを持っているのは、アメリカ軍事産業に興味深々の福田官房長官と、野球馬鹿のメジャー志望日本人と、借金で問題になった渡辺兼さんがアメリカンドリームで借金返済狙うくらいですもんね。

であれば、股がるホウキはメジャー使用のバットに、軍服を身に付けた米倉さんが出て来るのが今風な訳ですね。

しかし、ファッションって良く分からないんですが、いわゆるブランドってアメリカのブランドが有名なんすかね。ショップは多いとは思うのですが。。

しかし、記者会見に露出の多い服装ってのは、いかにもスケベ大国日本ですね。またまた、朝鮮半島をはじめとするアジア各国の方から日本人はスケベだと言われてもこれじゃ仕方ないよなぁ。

[00554]キャスティング  【Dr.エクアドル 】 01/19 01:37:30

>しかし、ファッションって良く分からないんですが、いわゆるブランドって
>アメリカのブランドが有名なんすかね。

アメリカ版のサマンサが身につけているグッチもヴィトンもアメリカじゃないです。ファッション界にアメリカの優位は別にないです。イタリアやフランスが強いんじゃないですか?

>ショップは多いとは思うのですが。。

アメリカでもフランスでもイタリアでもショップはいっぱいあります。客は日本人女性だらけらしいです。そういう女性が米倉涼子にあこがれるのでしょう。

>しかし、記者会見に露出の多い服装ってのは、いかにもスケベ大国日本ですね。

いえ、むしろアメリカ流です。賞のパーティーとかでハリウッドの女優が集まりますが、みんな乳首スケとかですごいみたいですよ。あくまでファッションでやってて、男へのサービス心ではないようです。プライド高いのでそんな意識ありません。

キャスティングについてもレスします。

まず、クライアントの女社長(?)役の石川亜沙美さん。なんと身長178cm。和田アキ子より4cmも高いです。でかいですね。この人もモデル出身です。

こうしてみると、モデルとコメディアンしか出てませんねこのドラマ。あと、手品師か。

そのなかで夏木マリは頑張ってますね。後には姉妹(やはり魔女)役で岸田今日子も出て、コンビ組みます。その辺はいいキャスティングですね。でも、私の世代としては、蘇我町子さんに出て欲しかった。私の世代で魔女といえば蘇我町子さんです。蘇我町子を語らずして魔女を語るなかれです。でも、もう芸能活動やってないみたいですね。残念です。

大体魔界とかいって何で日本人が日本語しゃべってるんでしょうか?日本支部なんでしょうか?日本に魔女なんていません。ついでに言うとサンタもいません。

日本にいるのは鬼、なまはげ、河童、座敷わらしです。

[00555]魔女  【のび 】 01/19 01:54:50

魔女から思い浮かべる人といえば、デヴィ夫人かサッチ−です。しかし、蘇我町子!!!!を持って来る辺りは凄いですね。あまりに久し振りに聞いた名前なんで、すぐに思い出せませんでした。

石川さんって、そんなに背が高い方だとは思いませんでした。和田アキコさんって、自分が大きい事を凄く誇りに思っている方だから、「4cmも背が高いでーす」なんて言ったら芸能界から消されてしまいますね。

和田アキコさんでも魔女に出来るかな?デヴィ夫人とかサッチ−とか厚かましい系の魔女であれば、ドラマ自体ももっとコミカルさが出て良いかも知れませんね。

そろそろ時間なんで次回テーマをお願い致します。

[00556]最後に  【Dr.エクアドル 】 01/19 02:05:30

あ、蘇我町子って野平さんの世代でも通用するんですね。若いからちょっと違うかなって思ったんですが。

最後に2つ。

●演出で吉田秋生ってクレジットされてますが、吉田秋生って「別冊少女コミック」で「バナナフィッシュ」や「吉祥天女」描いてた人ですね。少女マンガなのに男の友情みたいなのばかり描いてる変な漫画家として有名です(やおいの元祖?)。少女マンガ描いたり、ドラマ演出したり信じられないぐらい多才な方ですね。

●アメリカ版で、サマンサが旦那を「ダーリン」って呼ぶので、とってつけたように 米倉が原田たいぞうを「ダーリン」って呼んでますが、オリジナル版の「ダーリン」は「ダーリン」って名前です。上司からも「ダーリン」って呼ばれてます。なんか間違えてますね。

さて、次回ですが、今放映中で一番私が注目している「牡丹と薔薇」にしようと思います。正月に一回見たんですが、面白くなりそうでしたので。でも、面白くなってないかも。毎日やるので予約大変ですが、頑張りましょう。北原佐和子(元パンジー)とか川上麻衣子とか出てます。昼ドラのキャスティングって凄いですね。

次回はとりあえず、また日曜深夜にしておきましょう。変更の可能性もありますが、追って通知します。

[00557]了解です  【のび 】 01/19 02:13:33

昼なんで特に注意して録画致します。てっきり「エースをねらえ!」でくるのかと思ってました。「エースをねらえ!」が、かなり面白かったので、暇でしたら見てみて下さい。

*「牡丹と薔薇」、1回休日の時に見ました。引っ掛かるところが多かったのですが、昼なんでどうかと思ってました。来週楽しみにしてます。

変更があれば、書き込んで頂ければと思います。

それでは薬を飲んで寝ます。遅くまで有難うございました。

[00558]Re:最後に  【管理人 】 01/20 12:11:01

> ●演出で吉田秋生ってクレジットされてますが

TBSドラマの演出家・吉田秋生(よしだあきお)と漫画家の吉田秋生(よしだあきみ)は別人です。

TBSの吉田秋生さんは男性で、初期は学園ものの演出が多かったですね。好きな演出家です。

http://www.tvdrama-db.com/akio_yos.htm

漫画家の吉田秋生さんは女性で、初期の傑作「カリフォルニア物語」で注目され、「バナナフィッシュ」や最近の傑作「YASHA」もあるけど、「河よりも長くゆるやかに」や「ラヴァーズ・キス」がいい。私、吉田秋生のマンガはほとんど持ってる。

[00559]ご指摘有り難うございます。  【Dr.エクアドル 】 01/21 07:02:44

普通に考えて別人だろうなあとは思ってましたが、そうそうありふれた名前でもないのに一致してるのが面白いと思ってわざと書きました。

妹が買っている少女マンガ雑誌を何気なく手に取ったとき「吉祥天女」が載っていて 主役のこわい顔の女の人が、「女は血なんかこわくないのよ。だって毎月流してるんですものオホホホホホ」とか言ってるのに衝撃を受けましたが、ほんとうなんでしょうか?

女性の皆さん、教えてください。

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