いやぁ、暑い暑い! 30℃越えてるし、しかも梅雨入りしました、福岡は! 4月にこっちに来た時から雨が多いなぁ、とは思っていたんですが、もう梅雨入りです。ま、6月ですからね。
そういえば、福岡とは雨で縁があるんですよ。あまりいい縁じゃありませんが。5〜6年前だかに福岡に来た時、洪水で博多駅が水没し、地下にあった飲食店の従業員が亡くなるという悲惨な事件がありました(前に書いたかな)。福岡空港からタクシーで来る時も水浸しの道路を走ったりしましたからね。
雨って大したことないと思ってても、なかなか怖いですよね。ていうか、世間が雨を甘く見ているのか、対策がしっかり取れていないところが多いですよね。神奈川の家の近くの道も、横に流れている川がちょっと雨が多く降ると氾濫して、道路がすぐ通行止めになります。川の排水処理をちゃんとしていればそんなことにはならないのに、といつも思いつつ、もう何年も経っています。昔、月光舎が誕生した江ノ島の天文館というフリースペースの館長だった方の家も、善行というところにあったんですが、よく雨で家が浸水してました。ああいうのって、大雨の度に起きるんだけど、なんか抜本的な対策っていうのはないんですかね。日本中でよくありますよね。日本人て「喉元過ぎれば熱さを忘れる」が多過ぎるんじゃないでしょうかね。私は、どうでもいいことはすぐ忘れちゃうんですが(だから楽天的っていわれるんですが)、大事なことは決して忘れません! つまり、二度と同じ過ちを繰り返さないということが大切だと思うんですよ。月光舎や代アニでも、同じダメ出しを受けるなっていってます。人間だったら一度聞いたことはわかるはずなんで、改善するのは当たり前のことだと思うんですけどね。しかし、そういうことって、世間にいっぱいありますよね。だいたい、反省のない人間が多いんですよ! なんなんですかね、あれは! いや、誰のことっていうわけじゃありませんが。
さて、先週もまだまだ体調は完全に戻らず、どっかに出掛けるということもないまま、ほとんど家と学校の往復だけでした。学校まではチャリで10分ぐらいなんですが、その途中に住吉亭というラーメン屋があって、前々から気にはなってたんですが、この前、初めて行ってみました。いゃあ、びっくりです! その店の近くをチャリで通ると、もう50メートル四方に近づくと豚骨の臭いが漂ってくるんで、かなり濃いトンコツスープなんだろうなと思ってたんですが、実にアッサリ! 私がトンコツラーメンに抱いていた、というより、これまでのトンコツラーメンに対する常識を、見事に打ち砕いてくれました! そして、刻みネギがこれでもかというほどのっていて、いやぁ、食べる前から「これはおいしい!」とわかりましたね。残念ながら写真は愛用のデジカメをたまたま持参してなかったんで撮れなかったんですが、インターネットのサイトではいろいろ紹介されているようです。で、私は、この味は何かに似ているなとふと気づいたのですが、そう、韓国(ソウル)に行くと必ず最初の日と最後の日に立ち寄る、シンソンソルロンタンのソルロンタンに似ているんです。もちろん、ソルロンタンは牛の骨や肉を煮込んだスープで、住吉亭のはトンコツなので豚のスープですが、その味加減はそっくり! 塩やタレを入れて自分の好みに味付けするところも同じで(両方とも味付けしないとアッサリ過ぎて物足りません)、迷わず私は御飯を注文し、麺を食べた後、残ったスープにドサッと御飯を入れました。もう、これが絶品! 御飯もお椀に山盛りというより、ソフトクリームのような盛り方で、ラーメンが600円、御飯が100円の計700円で満腹満腹! もちろん、ただの満腹じゃなくて、満足腹です!
なんか福岡はおいしいものがいっぱいといわれて、喜び勇んで来た割には、忙しくてなかなかおいしいものを食べに行く時間もないんですが、こういう近くに、チープでおいしいものがあったっていうのは嬉しいですねぇ。多分、一週間に一回は行くようになるでしょうね。東京にいると、新宿や渋谷や横浜では三回に一回は寄る桂花ラーメンみたいなもんですかね。クセになりそうな味です。あと、この店にはおでんもあるんですよ。九州のおでんてまだ食べたことないんですが、それで一杯飲んで、仕上げにラーメンていうのもいいんでしょうねぇ。いずれ私もやります。 てなところで、おいしいラーメン食って、少しは元気になってきたようだし、今週は完全復活したいですね。そうそう、今週末にはまたまた広島行きだぁ!
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(2003.6.10)