初めにお断りしておくが、これは日記ではない。
私はインターネットは一年坊主で、まだ月光舎のホームページも出来てなくて、お気に入りのところには、演劇関係よりむしろ映画や韓国に関するサイトが多く、あ、もちろん週刊FSTAGEもあるけど、いろんなサイトを見回っていない。情事接続、いや、常時接続だからいつでもいろいろ際限なく見れるのだけど、のんびり見ている時間がないというのも、ある。それでも時々なぜか人様(まったく知らない真っ赤な垢の他人)の日記を公開しているサイトに出会ってしまい、興味本位もあって覗き見てしまうのだけど、はっきりいっておもしろかったイタメシはないぞ、こら! そりゃ、知ってる人のはおもろいでっせ。あいつ、こんなこと書いてやがる。なんだカッコつけて、嘘ばっか書いて。でも、人に見せることを前提に書いてるんだからいいか。まぁ、許してやろう。てな具合で、無駄な時間を楽しんだりしてます。だから、私は知らない人に見せる日記は書かない。
ん? でも、これから私のアジア征服への道を知りたいという危篤、おっと奇特な人もいるようなので、徒然なるままにキーボードを打ちましょう♪ で、文章だけじゃ私の本性をわかってもらえないと思うので、写真集(といっても写真がメインじゃないけど)も出しているこの私が、今週、いや先週か、の一枚という写真も添えちゃうぞ、どうだ、参ったか! といっても、今回は初回で間に合ってませんがね。次からお楽しみに。
と、ここまで来て、まだ自己紹介もしてなかったことに気が付いたので、って段取り通り、私を紹介します。私、小松杏里と申します。杏里といっても男ですし(いまだに会うと「女性だと思ってました」って驚いてくれる人がいて、うれしい、わけないだろ!)、あの歌手の杏里がデビューするよりずっと前から杏里でした。って年がわかってしまいますが、現在は神奈川で月光舎という演劇プロジェクトをやっておりまして、以前、いわゆる80年代という時代には、東京で演劇舎螳螂、とうろうと読みます劇団をやっておりました。その辺りは、このコーナーにもお誘いいただいた週刊FSTAGEの企画室の劇団取材シリーズの月光舎のところを参考になさって下さいませ。
で、今、月光舎では、三年前から着々と準備が進められていたアジア連続公演の第一弾として、今年の5月に韓国・ソウルで公演を打つことが決まり、私はその準備と諸々のことでクソ忙しい中、こういう機会を与えられ、とってもうれしいのです! で、かなり古いけど、ルンルン気分なので文章もヘンだけど許してチョンマゲ、ってウワーッ、ゾーッって感じ……いっておきますが、私はいわゆる戯曲賞とかにはほとんど興味はないので、文体に特に気は配っていませんです、はい。思えば螳螂時代からシッチャカメッチャカな芝居やってましたもんねぇ。完成度なんてクソ食らえ! 完成したらそこで終わり、イイ、加減が一番難しいんだぞって……。螳螂の歴史について知りたい人は、現在ようやく作成中の月光舎のホームページの「杏里宇宙」(おっとどこかの真似だな)のコーナーが出来たら見て下さいね。
というわけで、とりあえず第一回はこんなところでいいのかな、ジンボさん。ちなみに、ジンボさんと打ち合わせするのを、ジンボジウムという。ほんとは17日で終わった『横浜演劇計画』というすごいイベントのことも書きたかったんだけど、それはまた自戒、いや、次回に。では、股ね、って何が?
(2.18.2002)