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『箪笥』★★★☆
じんぼ 「箪笥」見ました。日本タイトルが「箪笥」ですが、英語では「姉妹物語」ですね。でもって、韓国語の原題は「薔花、紅蓮」。姉妹の名前がバラとハスなんだとか。

韓国では誰もが知っている古典の怪談「薔花紅蓮伝」っつうのがあるんですと。知らん。

映画の構図はこの「薔花紅蓮伝」が進行しているように見せておいて、実は・・・と。元ネタ知らんので、私といえば・・・。

怖くなかった。

やたらと意味深というか、怖いぞ〜という映像表現なので、どきどき期待してたわけです。ですが、はじまって15分ぐらいで、これは和ものの怖さじゃなくて、「シックスセンス」とか「アザーズ」とかのアレだと感じた。Mナイト・シャラマンとかそいういうの。

結局、霊とかのはなしじゃなくて、精神的なものから来るのと、罪がベースでしたね。なんか、拍子抜け。

自縛霊とか怨霊とか怨念とか、普通に受け入れられるので、そういうので攻めてくると期待したんですが、それが普通なのは日本人的なんでしょうか。 ハリウッド意識して、ああなったのかなあ。

古い家には普通にいますもんね。あと、開かずの扉とか、普通にあるでしょ。あ、私がガキの頃住んでた家は築250年ぐらいで、入っちゃいけない部屋とか、あったなあああ。

あ、でも、映像は美しかったし、しっかり「美少女ホラー」してました。

杏里 > 怖くなかった。

そうですか……まぁ、「怖さ」っていうのは人それぞれ感じ方が違いますからね。ぜひ、『4人の食卓』も観て下さい! ちなみに、私が今まで観た映画で一番怖かったっていうのは、日本映画の『マタンゴ』ですね! 子供の時ですが。しばらく、きのこが食べられなくなりました。洋画では、ポランスキーの『ローズマリーの赤ちゃん』でしょうか。『マタンゴ』と『ローズマリーの赤ちゃん』……全然違いますね(笑)!

> あ、でも、映像は美しかったし、しっかり「美少女ホラー」してました。

そうなんです! 韓国には「美少女ホラー」ものがあって、なかなか楽しませてくれるんです。有名なのは“女高怪談”シリーズね。で、ようやくその第三弾の『狐怪談』もDVDで観たんですが、映画の良し悪しはともかく、私はすっかりこの映画にはまってしまい、レンタル中に3回も観てしまいました! なぜかって? 観てもらえばわかりますって! 私の個人的なことですが……ソヒ役のパク・ハンビョルがねぇ……フフフッ! DVDについている主役の少女たちのコメンタリーも、むちゃくちゃおもしろいですよ! おいおい、そんなこといっていいのかよ、という裏話(ホントに怖い映画でこんなことまで、ばらしていいの? てなことまでいってるんです)、ていうか、普通の女の子たちの会話が!

『箪笥』の美少女の一人、ムン・グニョンちゃんについては下の方で書いてますが、もう一人のイム・スジョンちゃんが出ている『ピアノを弾く大統領』を、今日観て来ました! それについては、また!

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