6月 27

6月13日中野サンモールオキュパイレポート

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毎週水曜夜22時からが恒例になっている「中野サンモールオキュパイ」は、中野駅前のアーケード商店街である「中野サンモール」に勝手に座り込んで脱原発をアピールする試みだ。「脱原発中野も」のメンバーである森岡くんが始めたもの。前々回から中野ものメンバーが駆けつけるようになった。
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6月6日はメンバーができたばかりのチラシを道行く人に配った。夜の10時過ぎとは言え、中野駅前は人通りが多く、午前1時の終電の時刻までは人波が途絶えることがない。アーケードの入口には「この場所でのチラシ配り、客引き禁止」と表示されているので、恐縮しつつも、配りまくっていた。中野もから5人ほどが集り、3時ごろまでオキュパイしたのだった。(配っていた人の感想では、「けっこう受け取ってもらえて嬉しかった」というものだが、ハタで見てると、なかなかもらってもらえんもんだなあ、という印象)

さて、6月13日だ。森岡くんは22時から始めていたらしいが、私が23時すぎに着いたら、森岡くん一人だった。
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その後、日向さんが23時半ごろ登場。・・・日向さんがギターを持ってきた。おもむろにギターを出し、新しいチラシを地面に並べ・・・人通りの状況を見極め出した。まだけっこう人が多い。で、歌おうと思った曲の歌詞カードを忘れたとかで、ネットで調べ出した。何を歌おうと言うんだ!
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探していたのはコレだ。「原発やんなっちゃった節」。牧伸二のアレの替え歌だ。ギター弾いて人前で歌うのは『何年ぶりだろう』という日向さんが一曲目にコレを歌いだしたら・・・3人の男女が立ち止まった。聞き終わって拍手。・・・何事だろう!

その3人はその日神楽坂の劇場ディプラッツで15日から始まるライブパフォーマンス「Sakura-Station」の仕込みを手伝ってきたという劇団の方だった。でもって、この方々は、7月に中野の劇場MOMOで公演を行う予定でもあった。公演は7月18日から22日までで、ユニットの名前が・・・「なかのエンジョイ♪えんた~て~めんと」だ!
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いろいろと話し込んだ。「なかのエンジョイ♪えんた~て~めんと」は「お子様も、お子様だった方も、一緒にエンジョイできるエンターテイメント」を上演し、「中野から東京を、日本を元気にしていくプロジェクト」なのだそうだ。三人のうちの一人(女性)が「私、この公演の主役なんですぅ」と言う。別の男性はプロデューサーだった。

ということで、7.28パレードの前週に行われる公演にチラシを折り込ませてもらうことを快諾してもらった(800枚予定)。「一緒に中野を盛り上げましょう」と意気投合。所属している俳優さんは若い方が多く、ぜひ集会やパレードにも参加していただきたいものだ。日向さんの一発目で奇跡のような出会いが起きてしまった。楽しいなあ。

「なかのエンジョイ♪えんた~て~めんと」
第一回公演「天使のシケン」(作・演出の武田直樹さんのブログ)
プロダクションルートエフ(公演の主体)

ということで、ノリノリになった日向さんは、オリジナルの替え歌や高田渡の「東電に入ろう(倒電に廃炉)」や忌野清志郎の「ラブミーテンダー」などを次々と歌いまくっていった。曲が終わるのを待って話しに来る人が次々と現れた。すごいぞ。
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ふと思った。こういう「オキュパイ」という名の街宣を、区内複数の箇所でできたら楽しいだろうなあ、と。本来アーケード内でのこういう活動は禁止事項なので、あまり大きくはできない。だから、「小さなオキュパイ」を複数の箇所でやるしかないだろう。ただの「座り込み街宣」なんだけど、巷にくすぶっている「不満分子」に「脱原発中野も」を届けるためには、こんなやり方がありだと思う。次の集会で提案してみよう。

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