歌声隊例会は7月6日(土)10時より、中野駅北口陸橋下で行います。12時ごろまで練習して、その後、移動します。
「さつみ」カレンダ — 5月2日「半ば気付いて」
プラカード男
King of Rockと呼ばれた忌野清志郎 (1951年4月2日、東京都中野区生まれ)は、2009年のこの日死去した。「♪電力は余ってる 原子力はいらねえ」と歌う「サマータイム・ブルース」を収録したアルバム『カバーズ』は所属レコード会社の東芝EMIから1988年8月6日に発売予定だったが中止された。結局、同月15日にキティレコードから発売された。中野区は、私たちが替え歌で原発に反対する拠点だが、なんと替え歌作りの大先輩の生誕地であった。
発売開始から22年半経った2011年3月の福島事故後、『カバーズ』は異例の売上となっている。逆に22年半さかのぼった1966年は、日本初の商用原発(東海村) が完成した年だ。図らずも「サマータイム・ブルース」は原子力発電所の歴史のちょうど半ばに位置することになった。
「♪原子力はいらねえ、危ねえ、欲しくない」ということに「気付く」「気付かない」のどちらかだとしたら、仮にN回の節目を考えると (N + 1)個に人々を分類できる。例えば、「東海村」「サマータイム・ブルース」「福島」と節目を3回考えると、「始めから気付いた人」「半ばで気付いた人」「(半ばで気付かず) 福島でやっと気付いた人」「未だに気付かない人」の4つに分類できる。
しかしどうだろう、「気付く」「気付かない」の二元論は乱暴で、「半ば気付く」中間状態も考えるべきではなかろうか。半ば気付いている人たちを、気付かない側に逃すことなく、気付いている側に引っ張り切る、それが脱原発の運動に肝心なのではないだろうか。
茶摘
作曲・作詞者不詳
一、
夏も近づく八十八夜、
野にも山にも若葉が茂る。
「あれに見えるは茶摘ぢやないか。
あかねだすきに菅の笠。」二、
日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ。
「摘めよ 摘め摘め摘まねばならぬ。
摘まにや日本の茶にならぬ。」さつみ —詐欺の罪—
プラカード男作詞
一、
半ば気付いて(※)五十と四基、
西も東も再稼働急ぐ。
「事故が起きれば破滅じゃないか。
急ぐ理由が成り立たぬ。」二、
地震続きの今日この国で、
心殺して国民(たみ)欺いて、
「罪よ罪、罪、騙さにゃならぬ。
騙さにゃ既得権益(りけん)が逃げてゆく。」※歌い出しは季節によって変わります。
4-6月—「夏も近づく」
5月2日前後—「半ば気付いて」
7・8月—「夏も盛りの」
9-3月—「夏を過ぎても」
12月16日前後—「詭弁弄して」
3.16歌声隊例会
次回歌声隊例会は、3月16日(土)午前10時~12時です。
会場は、カラオケ「ニューパラダイス」12号室 (「いけだ」で予約ずみ)
中野ふれあいロード (サンモールの一筋東の通り)、赤ひょうたんとなり
http://goo.gl/maps/dpMcX
参加費 一人800円 (30分あたり200円、学割は11:00から150円)
「たき火」
歌人・斉藤茂吉(1882-1953)は、彼岸花にことのほか思い入れがあったようです。1935年、東京日日新聞「新・秋の七草」の依頼に彼岸花を選び、また、この花を詠んだ歌を何首か残しています。そのうちの一つが、中野の新井薬師周辺の情景を詠ったものだと言われています。数十年前の新井薬師界隈は、彼岸花が自生する牧歌的なところだったのです。
戦前の一時期、その中野界隈に居住していた歌人がいます。巽聖歌(たつみ せいか)です。雑誌「赤い鳥」などで活躍した児童文学者でもあり、印象的な童謡をいくつか残しています。その童謡の中でも広く親しまれているのが「たき火」ではないでしょうか。
巽は中野区上高田に住んでいましたが、自宅近辺には「ケヤキ屋敷」といわれる垣根の家がありました。その家にはケヤキの他にもカシやムクノキなどがあり、たき火に使っていました。「ケヤキ屋敷」の付近を散歩していた巽は、その風景をもとに詞をつくり、それに作曲家・渡辺茂が曲をつけました。渡辺は詞にふれて「ほのぼのとした暖かい気持ちになった」と言います。(ウィキペディア等参考)
巽聖歌 作詞
渡辺茂 作曲
たき火
垣根の 垣根の 曲がり角
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ
北風 ぴいぷう吹いている
さざんか さざんか 咲いた道
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ
しもやけ お手てがもうかゆい
こがらし こがらし 寒い道
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ
相談しながらあるいてる
中野にゆかりの歌なので、「脱原発中野も」の歌につくり代えようと考えましたが、原発政策への批判とイロニーを込めたら「ほのぼのとした暖かい気持ちに」なる歌が、かなりブラックなものに様変わりしました。
ビクトル・ユーレイ 作詞
脱原発替え歌――― たき火
海辺の 海辺の 曲がり角
たき火だ たき火だ ウランだき
あたろうか 死んじゃうよ
放射能 いっぱい 出ているよ
原発 誘致で 出来た道
たき火だ たき火だ ウランだき
あたろうか 死んじゃうよ
かざした お手てがもう被曝
こがねを こがねを 撒いたまち
たき火だ たき火だ ウランだき
つくろうか つくろうよ
密談しながら 歩いてる
2.16歌声隊例会
歌を歌ってストレス発散しませんか!
脱原発中野も 歌声隊の練習打ち合わせが
2月16日(土) 10:00~
会場:高円寺 ライブカフェバー天
皆様ご参加ください 隊員以外の方も自由に参加できます
場所は高円寺駅から徒歩約5分 南口パル商店街ウィルコムの角右折
スーパー西友のとなり道を挟んで並びのビル 煉瓦の階段を下る
高円寺南3-46-3 五明堂ビルB1
ブログ 高円寺 ライブカフェバー天