藤井賢弥の鉄拳日記


1月30日 バトル普通の日々

1月30日 AM10:00

『どんなに疲れていたって、ぼろぎれ雑巾になったって、日記は書き続けるよ。』ウッキッキー!!うそ8000じゃーい。俺ゃーいいかげんにしなさい者なんじゃーい。

よっしゃ。いいわけ100烈拳じゃー!!なぁーお嫁さん、アチョ!

わしゃーずぅ〜と働きづめじゃ。俺ゃーもう限界なんじゃ。アタッ!足腰はフラフラだし、ほら見て見て。お目目は真っ赤な太陽、指はぶるぶる痙攣がとまらんし、首なんかびゅい〜ん360度まわりっぱなしじゃろう。ワッチョ!全身はシャッコンシャッコン、ダンシングサンタさんでしょ。鉛筆がもてんのよ。もったら大変、ほ〜ら鉛筆転がしだー。コロコロコロしてやるー!! 誰をですか?俺をですか。かんべんしてくださーい。この日記は投げやりで、ふじょうりで、いいかげんで、超格闘技じゃーい!! バババンバーン、おひさしぶりじゃーい!!!

とにかく今まであった事を書いてみるぜ。

仕事では、4mもあるジョーズ(鮫)を2体作って、赤坂プリンスホテルに納品しただ。パチンコ会社からの注文だったんだけど、こいつはすごかっただ。ド・迫力だ。納期に間に合わせるため、十蔵親分も俺も日夜がんばった。赤プリに、徹夜でしこんで寝ずに次の仕事。舞台装置の作り物にとりかかる。

俺この時、色塗りしてて筆もったまま寝ていた。そしたら十蔵親分に顔面をボコボコに殴られて、目が覚める。そして、気絶。この日また仕事がはいった。発砲スチロールで、ヤシの葉を170枚作ってくれとのこと。無理ですよねぇ〜って親分に甘えてみたら、十蔵親分に首の骨をへし折られて我に返る。そして気絶。俺は何度も気絶しながら楽しく仕事をこなしただ。

明け方ヘロヘロになって車で帰宅。やっと眠れる〜。そしたら婚約者の甘い囁き。『ねぇー会社までおくって〜ん』・・・『わかっただ〜』と優しい俺。無事送り届け帰宅。めんどくせーからマンションの前に車を止めて、布団にダイブ。気持ちよくおねむりしてる時、十蔵親分から電話。『おいラブレンジャー。車レッカーされてるぞー。目白警察行ってこい。』あわてて道路にでてみると車がない。空しくチョークで走り書きが残っていた。夜、婚約者に、レッカーされた事と、罰金35000円の報告をする。その瞬間、空手チョップが首にめり込む。俺、笑いながらくるくる回って死亡。

次の日、雪がつもる。車を運転しながら『わーい真っ白じゃーん』大喜びしてたら線路の真ん中で車が止まる。これマジで!!俺本当に死ぬかと思ったもん。タイヤが空回りしちゃってにっちもさっちもいかねぇんだよ。わー助けて〜!!ってマジで叫んだら、アパートから男の人が出てきて押してくれたよ。おかげで俺は助かった。本当にありがとーう!!

よっしゃ!俺は強運の持ち主じゃい!!今からはいい事ありまくりさと友達と酒を飲む。ベロベロになってゲロゲロやって婚約者との約束をすっぽかす。翌朝目を覚ますと『あきれました』の一言。・・・・やぁー俺もあきれました。でもさ、でもさ、心入れ替えてがんばるからさ。『お〜い戻って来てくれよ〜』


「強運」なら、最初っから踏み切りで立ち往生しないもんだ。そこなんだよなあ。賢弥のばあい、運がいいのか悪いのか、見当つかないんだもん。(小丸)
この日記は藤井賢弥よりFAXで送られたものを神保がそのまま再入力して掲載しています。基本的には校正してません。文字とか!の数とかそのまま。

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